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多事争論

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自転車旅行と家庭農園”以外”に関するオピニオンです。学童保育や活動資金調達に関することはここに投稿します。
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#市民活動

市民活動 変化に対応する危機管理

市民活動 変化に対応する危機管理

以下に取り上げるこんなニュースがあります。何度見たことだろうとは思いますが、動物保護団体が経営破綻したり、アニマルホルダーと化したりして途方にくれてしまう事態です。個人で活動して多頭飼育崩壊を招く事例も頻繁ではありませんが幾度となく見聞します。

普通の企業や活動団体であれば新聞報道沙汰が発生した場合、他山の石とせず同様の事例がないか点検するものです。結果に応じて必要とする対策を講じます。いわゆる

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市民活動 会計担当者の実務は肝心要

市民活動 会計担当者の実務は肝心要

東京都が支出したある団体への補助金について、支出が適正であったかという議論が起こっています。内容の是非はさておき、市民活動をするにあたって会計を明確化し、関係する証憑を全て保管しておくことは会計担当者として基本中の基本であります。ただし、会計業務はかなりの負担になります。事務処理能力がないとおざなりになってしまい、いざ会計監査で不備を指摘される団体もすくなくありません。指摘を受けることは信頼をなく

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複業時代のサラリーマン市民活動論

複業時代のサラリーマン市民活動論

市民活動のイメージには様々あると思いますが、地域に根差すものと特定の課題を解決するものと別れるかと思います。
・地域活動→地域のおまつり、町内会、商工会。サラリーマン家庭はお客様
・特定課題→NPO法人、市民活動センター。関心がないとなじみが薄い
いずれにしても強い興味を示さないと入って活動を行うには障壁があると思います。

この投稿はこれまで市民活動に関する記事をいくつか投稿してきましたが、それ

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活動論 理念と行動指針を考える

活動論 理念と行動指針を考える

これまでに青年会議所活動や学童保育など様々な市民活動を経験してきました。これまでの経験を通じて感じたこととして、活動に必要な理念や行動指針について私見を書いていきます。

(定義の説明)

団体として活動する場合は活動に対する理念があります。青年会議所では『明るい豊かな社会』の理想を実現することです。私が活動していた当時はJC宣言や綱領でそのことを謳っていました。
学童保育でも児童福祉法第6条の3

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活動論 繋がりをつくり想いを実現する

活動論 繋がりをつくり想いを実現する

市民活動団体がイベントを行う際には自団体だけでなく、他団体とコラボしたり、協力を依頼したり、実行委員会を立ち上げたりすることがあります。

自分が実現したいことがある場合は周りをうまく巻き込んでいくしかありません。ここでは過去に青年会議所や本業で取り組んだ事例2つを紹介します。

2013年8月富士登山

青年会議所時代に夏休みこども企画として富士登山を行いました。この手のイベントは子どもたちに人

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活動論 老後に活きるスキルを考える

活動論 老後に活きるスキルを考える

一般に老後問題というと2019年に金融庁が発表した報告に基づく「老後2000万円問題」が真っ先に挙げられますが、老後に考えなければいけない問題には老後の”居場所”もあるでしょう。

人生で培ってきたスキルを活かして、次の活躍の場をどう生きるか。寿命が延びリタイヤからの時間が長くなるほど生き方が問われてきます。

リタイヤとなれば生活における仕事の割合は減少します。子どもは独立しているでしょうし、家

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