Maker Faire Tokyo 2022に行ってきた
3年ぶりのリアル開催となったMaker Faire Tokyo 2022に行ってきた。Maker Faireとはものづくりの祭典である。日本中のクレイジーなエンジニアやアーティストが自分の制作物を公開し合う場である。
本展示の分野は極めて多岐にわたる。ロボット、アート、宇宙開発などの目的、コンデンサ、3Dプリンタ、マイコンのような素材、ベンチャーの種から完全な趣味まで幅広い。こんな発想はなかったという驚きの連続だった。
訪れる人も老若男女様々であった。アート分野もあるので、意外に女性も多かった。何よりも子供が多かった。こんなマニアックな世界に若くして入り、立派なオタクになるのは、最高の英才教育である。
個人的にはコンデンサーのデコレーションを見て、「コンデンサーって可愛い」と言っていた女性の発言が、本展示会最大の驚きだった。
また九州の大学生が芸術学部と工学部が協力して作品を作るにあたって、芸術学部の人たちは無理難題ばかり言うと愚痴っていた。それと同じことが、将来技術職になったとき、営業や経営者から言われるのだと思った。
今回の展示は東京ビックサイトの西ホールだけだったが、正直それだけのスペースでよかった。この区間を回るだけで2時間かかってしまった。もしもっと広大なスペースだったら、私の鈍った足は耐えられなかった。来年はもっと大規模になるかもしれないので、足を鍛えておく。
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