ushiro_isuma

右代いすまです。好きなものや嫌いなもの、感じたことや見つけられなかったものを書いていき…

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右代いすまです。好きなものや嫌いなもの、感じたことや見つけられなかったものを書いていきます。

記事一覧

2024

今年はどんな一年にしましょうか。 そんなことを考えられるのは元日の特権ですね。 私は誕生日が元日なので、 「どんな2024年にしよう」「どんな22歳にしよう」 とダブ…

ushiro_isuma
7か月前

31文字ずつ吐き出していく気持ちよさと心地よさとむず痒さ

 最近、と言ってもほんの一週間前から始めたことですが、1日に1つ短歌を詠んでみています。どうして始めてみたくなったのかを、一週間前のことなのに覚えていないくらい曖…

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7か月前
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どうでもいいこと

 私の心の中にはどうでもいいことばかり考える悪魔がいる。その悪魔は普段滅多に顔を出さないくせに、頃合いを見計らってちょうど必要のない時に私の目ん玉からにゅにゅに…

ushiro_isuma
10か月前

ナナメに生きる

私は今までまっすぐに生きることしか知りませんでした。 いや、まっすぐ生きているなんて感覚すらなかったのかもしれません。 ただ、息苦しいなとだけ思いながら学生時代を…

ushiro_isuma
1年前

徹夜したらその日は終わり。

私は時々眠れなくて、朝を迎えてしまうと言うことがよくある。朝の気分はというと、頭に密度のつまった何かがのしかかっているようで、ふわふわと言うより、どっしりとして…

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1年前
1

夢の世界(ショートショート)

 私は夜の街を歩いていた。月明かりはなく、車も通っていない。ただ、道路に沿って等間隔に並べられた街灯だけが誰もいない街を照らしていた。風もなかった。むしろその方…

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1年前
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2024

2024

今年はどんな一年にしましょうか。

そんなことを考えられるのは元日の特権ですね。
私は誕生日が元日なので、

「どんな2024年にしよう」「どんな22歳にしよう」

とダブルで考えてしまいます。

でもこれが私にとっての一月一日というものです。

今日は初詣に出かけました。
昼時に出かけたのですが神社には人が多く
神様も大忙しなのか境内も心なしか慌ただしく感じました。

お札を燃やす煙
アルバイト

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31文字ずつ吐き出していく気持ちよさと心地よさとむず痒さ

31文字ずつ吐き出していく気持ちよさと心地よさとむず痒さ

 最近、と言ってもほんの一週間前から始めたことですが、1日に1つ短歌を詠んでみています。どうして始めてみたくなったのかを、一週間前のことなのに覚えていないくらい曖昧な理由から「よし、詠んでみよう」となりました。まず初めに投稿したのはこの31文字。

朝起きていもむし昼寝してさなぎ
はねを広げて夜更かし夜更かし

朝が苦手だけど夜更かしは大好きな私にぴったりな短歌を詠んでみました。
 それから、2つ

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どうでもいいこと

どうでもいいこと

 私の心の中にはどうでもいいことばかり考える悪魔がいる。その悪魔は普段滅多に顔を出さないくせに、頃合いを見計らってちょうど必要のない時に私の目ん玉からにゅにゅにゅと飛び出してくる。そして、私の目の前に腕を組んでどっしりと構えてこう言う。

あいつの考えていること本当にどうでもいいな。なんだ、ガハハと笑いやがって。つまらないやつだからつまらない笑い方になるんだよ。なあつまらなくないか。おい。お前だよ

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ナナメに生きる

ナナメに生きる

私は今までまっすぐに生きることしか知りませんでした。
いや、まっすぐ生きているなんて感覚すらなかったのかもしれません。
ただ、息苦しいなとだけ思いながら学生時代を過ごしていた記憶があります。

どうしてあの人は真面目に生きないのだろう、
どうしてあの人は私と相容れないのだろう、
──きっと心から話し合えば分かり合えるはずなのに。

理解ができない人に出会うとそんなことが頭を巡り、
「じゃあこちらが

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徹夜したらその日は終わり。

私は時々眠れなくて、朝を迎えてしまうと言うことがよくある。朝の気分はというと、頭に密度のつまった何かがのしかかっているようで、ふわふわと言うより、どっしりとしている。そして、大抵お腹が空いている。それもそのはずで、夜ご飯を食べてから9時間は経過しているのだからお腹が空いていて当たり前である。夜は自分が思っているよりも時が経っているということがよくある。昼間の12時から夕方の6時までの6時間と、夜9

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夢の世界(ショートショート)

 私は夜の街を歩いていた。月明かりはなく、車も通っていない。ただ、道路に沿って等間隔に並べられた街灯だけが誰もいない街を照らしていた。風もなかった。むしろその方が心地よかった。生ぬるい風を受けるくらいなら、このまま暑さを我慢した方がいいと思った。時折酒に酔った若者とすれ違った。ちらりとこちらを見ては、また楽しそうに会話に戻っていくのである。その光景だけは昼であっても夜であっても変わらないようだった

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