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2024

今年はどんな一年にしましょうか。

そんなことを考えられるのは元日の特権ですね。
私は誕生日が元日なので、

「どんな2024年にしよう」「どんな22歳にしよう」

とダブルで考えてしまいます。

でもこれが私にとっての一月一日というものです。


今日は初詣に出かけました。
昼時に出かけたのですが神社には人が多く
神様も大忙しなのか境内も心なしか慌ただしく感じました。

お札を燃やす煙
アルバイトの巫女
神社に支援をしている数多くの会社の名前が書かれた提灯
砂利を踏む音
遠くから聞こえてくる鈴の音

カランコロン

その鈴まで長蛇の列ができていました。
15分ほど待ち、お賽銭箱の前に立ちます。
ギターのピックを持つ時の癖が出てしまって
百円玉を人差し指と親指で挟みます。
なんとなくタイミングを狙って投げ込みます。

落ちてゆく音

コツン

二拝、二拍手、一拝。

願い事を心の中で唱えます。

「2023年は少し苦労したので、2024年は幸せになりますように」

唱え終わった時に
「『2023年は少し苦労したので』の部分は要らなかったのでは」
という考えが頭を通り過ぎて行きましたが
新年の私は気にしません。
ただ願うことは、穏やかな幸せです。

もうひとつ、御神籤をしました。

「大吉」

その文字が目に入ります。
どんな内容だったかは秘密です。
ですが一年が楽しみになるくらいには
いいことが書かれていました。

私は普段あまり信心深くないのですが、
今日という日だけは端から端まで信じてみようと、
信じてやろうと思えました。
そんな内容でした。

辛気臭くならない様に
心が落ち込まない様に
俯きがちにならない様に
太陽に雲がかからない様に
夜、悪魔にうなされない様に

笑っていられる様に。

楽しいことをひとつひとつ見つけていきたいですね。
小さな幸せを大切にしたいですね。

自分だけではなく
自分が好きな人、関わる人、目に映る人の全てが
辛気臭くならないようにいてほしいと
透き通る素直さで以って
思うことができます。


私の周り、半径5メートルの世界へ。

マイペースに生きることが今年の抱負の私ですが
2024年もよろしくお願いします。

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