のらりんくららん

21年前、36歳で3つ子を出産した。 女の子が2人と男の子が1人。 命懸けだった出産、…

のらりんくららん

21年前、36歳で3つ子を出産した。 女の子が2人と男の子が1人。 命懸けだった出産、海外生活、長男の難聴判明、離婚、帰国、子育て、仕事と、盛り沢山な日々を老後の楽しみにと書き留めてきましたが、当時書いていたイラストと共に、そろそろまとめていきたいと思います。

最近の記事

サプライズ60

30歳代で離婚してから、脇目も振らずに子育て、浮いた話の一つも無かった私に、サプライズを仕掛けてくれる人なんて居ませんでした。 ところが、還暦を迎えて昨日子供達にiPhoneをプレゼントしてもらったり、お手紙をもらって喜んでいた。 ら 今日は中国から仕入れ先の人が来て、さて何をご馳走しようかと社長と話していると、社長がソーキそばを食べたいと言う。 それなら、と私の姉が勤めている 沖縄料理店に決定し、姉に予約をお願いした。 商談が終わり、姉の店へ。 すると、姪の子供が

    • 台南の手芸店

      台湾はファンシーヤーン(意匠撚糸)で有名。 3月の台湾旅行では、ぜひ糸屋さんに行きたかった私。 台北では大きな手芸店もあるみたいだったけど日程的な余裕がなく、台南でののるんに調べてもらって行きました。 私は小学校の頃から手芸店が好きで、夏休みの自由課題のために、よく通ったものでした。 たくさんの糸や手芸キット。 おばちゃん達がおしゃべりしながら編み物をしている。 そんな地域の手芸屋さんが、今ではほとんどなくなってしまいました。 (なんでもネットで買えるもんなー) 台

      • 還暦祝い 感動編

        今月、めでたく60歳を迎える私。 (めでたいか?) 子供達が祝ってくれた。 割烹のコースを予約してくれ、家族5人で頂いた。 事前にケーキも用意してくれ、お手紙をもらった。 そして、プレゼントまでもらっちゃいました! 欲しかったイエロー! これで画面割れの携帯からおさらば そして何よりも、3人の子供達がそれぞれ元気で、頑張って生きてくれていることが一番のプレゼントだと実感した。 いつもおばあちゃんをいたわってくれる2人、お父さんが居なくても何とかここまでやって来れ

        • どんどん編み編みせっせっせ

          ひつこく続けている編み物、可愛いのが出来たので載せちゃいます。 どうしてもコマ編み、どうしてもおにぎり型からは離れられないのですが、残糸が少なくなったことで、新しい持ち手が誕生しました。(大袈裟〜) しかし、どんどん増えて行くバック達をいったいどうすればいいんだろう。 母も心配している。 次は何を編もうかな。

          遺伝

          遺伝、大抵は悪い事を遺伝のせいにする。 あまりいい事でそれを重く感じる事はないような気がする。 お母さんに似て美人だね。 背が高い家系だね。 お父さんに似て賢いね。 おじいちゃんに似て絵が上手いね。 こんぐらいかな?  いい事。 しかし、悪いことは逃れられないほどに絡みついてくる(大袈裟) 体質となれば、なおさらだ。 長男ゆっちは、尿酸値が高い。 それも半端なく。 大学生の時のある日、アレルギーかなんかで血液検査をして、結果を持って帰ってきた。 「ここ、高いみたい

          韓国出張 還暦編

          コロナ後、2回目の韓国出張。 今年還暦の社長と私。 (東京支店の店長は、ワクチンを打っていないので連行せず) 私達は、小さなアパレルをしている。 コロナ前は、年に最低でも3回出張していた。 メーカーさんに行く時もあったが、ほとんどはサンプル収集。 市場や路面のブティックでサンプルを購入する。 一番多い時で40万円ほど購入し、社長と東京支店のひとのトランクはパンパンになったものだ。 ところが年々物価が上がり、今ではよほど参考になる物しか買えない。 (以前は安いのでちょっと

          韓国出張 還暦編

          昭和のええとこ

          私は昭和38年生まれ。 小学校の低学年のころだから… 昭和45年くらいまでかな、大阪の南河内と呼ばれるところに住んでいた。 ホルモン焼きの匂いが漂い、「おんどりゃ〜」とか、のぶちゃんのお父さんが折り箱を作りながら(家業)怒鳴っている。 ケーキはバタークリームで、モコモコアイスが販売された時は、家族で買いに行った。 トイレだって汲み取り式、洗濯機は二層でローラーが付いていたように思う。 お向かいの毛糸屋さんにはコトちゃんって言う小型犬がいて、子供がいないそのおばちゃんの

          昭和のええとこ

          台南、G祭り

          3月に台南に行った時のこと。 娘が取ってくれたホテルは、まあまあ小綺麗なホテルでした。 私と娘、母と私の妹、同室でそれぞれキングサイズのベッドで眠っていました。 母、私、妹は、旅に出るとさっさと眠りたいので、母に睡眠剤をもらって眠ります。 その日も 旅の疲れと睡眠剤でぐっっっすり眠っていると 娘が「お母さん」と、起こして来ました。暗闇の中、私の横に正座している。 時計を見ると夜中の1時半。 「なにぃ〜?」私は半分以上夢の中です。 娘「トイレにゴ○○○おる」 私

          編み編みせっせな毎日

          まだ続いている編み物。 それも同じ型。 それでもやっぱり、なかなか納得がいかない。 なぜなのか それは、編み図も作らずその時々の気分で編んでいるからなのか。 大きさもまちまちだ。 気に入らない所を、次こそはと編み続ける毎日。 そのうち家中がこのバッグで埋まるかも。(大袈裟) ひたすらかぎ針でコマ編み。 コマ編み専門だ。 編みながら、揃った編み目を見ていると、なんだか整う。 サウナに行って「整う」のと同じなのか? だから今日も、早く帰って編み編みしたくなる

          編み編みせっせな毎日

          ゆっちの暴言

          ゆっちは時々、私にひどいことを言う。 本人には全く悪気がないのですが、それがかえってわたしに突き刺さるのでした。 まず 職場の同僚に、「お母さんぐらいのお婆さんがいる。」 は?お婆さん?(この時はまだ五十代) お母さんぐらいのお婆さん。 これはしょっちゅういわれます。 20歳そこそこの子には、五十代はお婆さんに見えるのかなぁ〜 ショック そして、 ゆっちは自分の着る服に無頓着なので、私が時々買って帰ります。 (もち、集金はします) その時 「ありがとう。いつも

          台南へお礼の旅

          ののるんが昨年、台南の成功大学を卒業した。 卒業時にお世話になった教授や親日家の方々にお礼に行く予定だったが、コロナのため卒業式にも行けずに終わっていた。 就職が今年の4月からなので、今しかない!と、おばあちゃんや叔母も連れて台南へ。 台北にしか飛行機が飛んでいないので、新幹線で台南まで。 だだっ広い大学の中を散歩したり、教授にあったり、お世話になった方に挨拶をして回りました。 これでスッキリ! 次に台南から北上して、行きたかった蜂蜜屋さんへ。 ハチミツを買いすぎた

          台南へお礼の旅

          お弁当

          子供が中学生の頃からだから…10年くらいか。 毎朝お弁当を作っている。 現在では、ゆっちと自分、そして母が家で食べる用のを。 早起きは苦手だけど、夜から作っておく派ではない。 だから所要時間は長くて35分〜40分が勝負だ。 時々いや、度々寝坊して、15分クオリティの時もある。 ゆっちは宇宙人ウインナーを作ってあげても軽く流してくるので、余計なことはしない。(ゴマで目を作るのに一番時間かかったのに) しかも、今日のお弁当の中身が何だったのかも覚えていないようだ。 だから

          子供の巣立ち

          それは突然やって来る。 そしてそんなふうには想像していなかった気がする。 まず長女。 小さい時からおしゃべり。 運動が苦手で部活は吹部。 ドがつく真面目な学生だった。 高校は私学で、私の勧めで看護専門学校へ。 実習などで大変な時は、お弁当を作り往復1時間かけて送った。 私はそれから出勤だ。 そして専門学校を卒業後、看護師として就職したと思った途端1年もしないうちに一人暮らしを始めた。 脱いだら脱ぎっぱなし、すぐにその辺で寝てしまい起こすのは至難の業。朝起こすのも大変だった

          老後の趣味

          子供から手が離れたら、何かしなければ。 そう思っている人は多いと思う。 私の場合、仕事はしている。定年はないのでずっとこのまま勤めるだろう。 でも、もともとぐうたらな性格な故、仕事以外はダラダラ韓ドラを見るぐらいの毎日。 友人と会うのも、約束の日が近づいてくると面倒になる。 行けば楽しいのだが。 昔、よくスノーボードに行っていた。 ボードの師匠や友人と約束をする。 それなりに楽しく予定を立てるのだ。 が その日が近づいてくると面倒くさい。出来れば仮病でも使おうか。

          腹痛の原因

          4年以上前から、左側のお腹が痛かった。 寝込むくらいのときもあれば、少しマシな時もある。 マシでもお腹の不快はある。 そんな感じで過ごしてきた。 かかりつけ医に行くと、空気を飲み込む呑気性(どんきしょう)じゃ無いかと言われ、何となく気にしながら(すする系の食べ物を避けるなど)生活していた。 甘いものも少しだけ控えた。 でも治らない。 こりゃ大腸かな? と、大腸の内視鏡にトライした。 辛かった そしてポリープが3個ほど見つかりその場で切除。 しかし生検の結果は異常なし

          22歳の息子を愛しいと思った日

          先日 姪の好意で、スイスホテルでのディナーショーに行った。 私の姉(姪の母親)と私達家族5人がワンテーブルで15万円という太っ腹な姪だ。 知り合いのディナーショーなので、本人が行くつもりだったらしいが、エグザエルのコンサートチケットが当選し、そっちを選んだらしい。 決してメジャーではないがそこそこ有名で、ゲイバーを経営されている方なので 観客は300人ほど居た。 しかし、60歳は超えているその人の歌う歌は、完全なる昭和歌謡だ。 (歌はとてもうまい!ディナーショーするくらいだ

          22歳の息子を愛しいと思った日