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台南、G祭り

3月に台南に行った時のこと。

娘が取ってくれたホテルは、まあまあ小綺麗なホテルでした。

私と娘、母と私の妹、同室でそれぞれキングサイズのベッドで眠っていました。

母、私、妹は、旅に出るとさっさと眠りたいので、母に睡眠剤をもらって眠ります。


その日も


旅の疲れと睡眠剤でぐっっっすり眠っていると

娘が「お母さん」と、起こして来ました。暗闇の中、私の横に正座している。
時計を見ると夜中の1時半。
「なにぃ〜?」私は半分以上夢の中です。


娘「トイレにゴ○○○おる」

私「それは、編めないなぁ」←(今、編み物にハマっている)
完全に寝ぼけている

娘「2匹もおるねんで」

私「そうなんや」まだ眠い、どうでもいい

娘「お母さんはそれでもいいん?」

私「あかんなぁ」まだ眠い、本当はどうでもいい

娘「こっちに来て耳の中とか、口の中に入ってもいいん?」

私「いやや〜」 けど眠い。

娘「私がコンビニ行って殺虫剤買ってくるから、お母さんはこっちに来ないように見張ってて!」

私「わかった〜」寝ててやろう

しばらくして娘が帰って来た。

仕方なくトイレへ

…もうゴ○○○さんはいなかった

「この時間はゴ○○○のパーティの時間やから仕方ない、朝になったら撤退するやろ」変な理屈で娘を説得。

娘、仕方なく就寝。


そして翌朝、チェックアウト

ホテルの人「もう少ししてから出た方がいいですよ。」


「?」


外を見ると、上からポトリと何か落ちて来ていた。
歩道を見ると…

無数の瀕死のゴ○○○がうごめいてうごめいて うごめいている


道路には瀕死のまま車やバイクに轢かれた残骸が…


悪夢でした。


これは、定期的に政府が撒く殺虫剤だそうです。

昨日、トイレにいた子達も、最後のパーティーだったのだろう。
と思うと、可哀想に  

は、

ならん!


トラウマになりそうな、台南G祭りのお話でした。

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