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お弁当

子供が中学生の頃からだから…10年くらいか。
毎朝お弁当を作っている。

現在では、ゆっちと自分、そして母が家で食べる用のを。

早起きは苦手だけど、夜から作っておく派ではない。
だから所要時間は長くて35分〜40分が勝負だ。
時々いや、度々寝坊して、15分クオリティの時もある。

ゆっちは宇宙人ウインナーを作ってあげても軽く流してくるので、余計なことはしない。(ゴマで目を作るのに一番時間かかったのに)
しかも、今日のお弁当の中身が何だったのかも覚えていないようだ。

だから、お腹さえ膨れればよい。とおもっているのだが、時々ほめてくれる時があるのだ。
「今日のお弁当美味しかった!」

………それはセブンに言ってくれ


そう、それはあの金のシリーズだ。

私は週に2回、夜間の契約で仕事をしている。(もうかれこれ15年ほどつづけている)

夜間の仕事と言っても、昼の仕事と同じくアパレルの企画です。
友人の会社なので、夜間の方がおちついて打ち合わせ出来るから。
その友人の体力が凄すぎて、遅い時は夜中の2時を過ぎることもある。
でも、お互いに歳のせいか、さすがにこの頃は12時が限度になって来た。
(この時間になると紺色と黒色とグレーの見境がつかなくなって来る)

昼の仕事から帰り、晩御飯を食べてから出かける。
帰りはフラフラだ。
なので、帰り道にセブンイレブンに車を停め、弁当用のおかずを買うので、次の日は ほぼほぼコンビニ弁当みたいになる。

中学生の時も、次々と帰ってくる子供達が、「お弁当美味しかった」と褒めてくれた。

心の中で「礼ならセブンにいってくれ!」と、つぶやく私。

ミニバスケットをしていた小学生の頃もそう。
夏場の試合では、何時に食べられるか分からない昼食なので、おにぎりオンリーの弁当になる。

その時も、母が握ったおにぎりよりも、セブン様の塩握りが子供達の好物だ。

「こんなに愛情こめて握ってるのに!」と、おにぎりをギュッギュッとにぎる身振りをするお母さん達。
…それがあかんねんやろな。

あの緩く崩れそうな握り(機械やろうけど)具合と、塩加減が絶妙なのだろう。

愛情より配合かよ。

だけどこれからもお世話になりますセブンさま。

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