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【サービス論】お冷くださーいに対して

昨夜、スタッフと仕事終わりにいつもの焼き鳥屋で飲んだ。
僕は朝が早かったので、ノンアルコール。
ひたすらウーロン茶。
彼らは、アルコールも入って、途中から仕事の話で熱く語り合う。
僕も途中からノンアルコールでも熱くなった。
朝の目覚めもよかったし、たまには、ノンアルコールで飲み会を楽しむのもいいもんやなぁ。

さて、どんな議論が行われたか?
ここで一部披露させてもらいます。

自分たちは、接客にこだわってるでぇという、居酒屋スタッフの生の議論(笑)。

僕にとっては、アウトプットにいい練習。

これを見る方々にも、「お冷くださーい」だけで、盛り上がれるんやなぁ、と笑ってもらえれば、幸いです。

ではでは、本題。
昨日の議題の一つ。

<議題>
お客さんからの「お冷くださーい」に対して、「氷を入れるか入れないか?」を聞くかどうかという話で盛り上がった。
細か~い話やけどね、、、。正解は無いけどね、、、。
色々な意見が出ました。

〈Aさん〉
お客さんが食事を楽しむためにお冷を提供するときは、大きいジョッキに氷あり。
酔っぱらったお客さんが、酔い覚ましに、お冷を欲するときには、氷無しとしている。

〈Bさん〉
前にあったけど、自分もそういう判断で、氷無しで持っていったら、氷を入れてきてほしいと言われた。
ピークの時間だったので、氷を入れにかえる数秒さえも勿体ない。
それなら、最初から「氷いるか、いらないか?」確認することをマニュアル化すればいい。数秒の無駄が省ける。

〈Aさん〉
「氷いるか、いらないか?」を必ず聞くと徹底した場合、お客さん同士で議論が白熱していたり、カップルで話し込んだりしている時に、割って入ってまで「氷の有無」確認をすることはナンセンス。
お客さんの状況をよく見ていたら、「お冷くださーい」に対して「氷の有無」を自分で判断して提供できるはず。
それこそが、ええ接客。マニュアルで縛る必要はない。

〈Cさん〉
仮に、お客さんが、実は氷を欲しかった人が、氷無しのお水を提供された時に、「なんやこの店。氷の有り無しと確認せんと、勝手に氷無しの水をもってきやがる。二度とこえへん」とはならない、優先度の低い事項。
マニュアル化したから安心というのでは、満太郎の接客ではない。
常にお客さんの顔を見て自分で判断する。そして、たまには失敗して悔しい思いをする。これこそが、作業にならずにレベルアップできる近道や。

こんな話を朝まで延々と・・・(笑)
仕事に興味をもって、作業にならずに、色々疑問をもってくれることはすごく良いこと。経営者としては、喜ばしい限りです。

ほんで結論はどないなってん!?と気になる方は、実際に満太郎にご来店していただき、お冷を頼んでみてください♪

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