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Not 頑張る But 夢中になる

最近、生活の全てにおいて、頑張ろうっていうマインドではなく、夢中になる感覚でどうやって行動する量を増やしていけるか探っている。

二年間大学院の生活の中でずっと頑張り続けてきて、一時的にすごく頑張る時間は必要だとひしひし感じたものの、朝から晩まで狂気じみた具合に作り続けていたので(最後の方は1日15時間稼働してた)、相当疲れ切っていたし、体調も食生活もぐちゃぐちゃになってしまった。

その生活を終えてからこの2ヶ月、とりあえず運動量をもとに戻して体力をつけて、食生活を改善しながら体重をもとに戻す習慣を作って、これからの制作のために少しずつ自主制作を毎日続けて、滞っていたSNSもプラットフォームごとに目的を整理して、投稿頻度・投稿内容をスケジューリングしてその通りに動き、、理想的な生活のリズムがやっと整って体力気力が落ち着いたところで、あらためて、この整った生活の中で、卒業前のがむしゃらに夢中になって作ってた感じをマージするにはどうしたらいいんだろうな〜というのを考え始めた。

今の自分が意識を向けている対象は、大きく分けると5つ、食生活の習慣改善、運動、デザイン、読書、SNS運用になるわけだけど、デザインに100使っていた今までの自分の意識の容量を5等分しているような感覚に陥って、なんとなく、「デザイン…最近がんばれていない気がする…」とどうしても考えてしまう。そして焦る。

どうして卒業して早々にそんなに焦る必要があるのかというと、まずは何より外国人としてイギリスに住むには永住権を取るまでつねにビザの問題がつきまとうこと。ひとつのビザが取れた瞬間から2年後のキャリアに向けた準備もスタートする、というかたちで動いて来たので、2年後別の国に移動するかもしれないけど、とりあえずは一旦GTVに向けて動き始めなくてはという思いに駆られていることです。(この少し先の未来に向けた目標から逆算して動く生活スタイルは、サボり癖のある私にとっていいスパイスになるので結構気に入ってたりします)

あとは、ロンドンでデザインをしていると、あまりにも実力のある人たちが多くて、自分がものすごくちっぽけな存在に思えてしまうこと。刺激的な分、常に多くの才能が競争し合っている環境に、これ以上長く乗り続けるには、「頑張ろう」だけじゃ絶対に夢中になっている人たちに勝てないな、と思いました。

夢中になっている、と、頑張っている、って、多分側からみたら行動は同じになると思うのですが、本人の消耗具合は全く違うんですよね。実際、卒業前の半年くらいは、(ちょっとやりすぎではあったけど)、頑張ってたんじゃなくて、完全に作ることに夢中になってました。

ひとつのことに夢中になる経験は幼いころから今まで、定期的に訪れていたけど、意図的に夢中モードの自分になれるように、脳を操ることが出来たら人生の景色すっごく面白くなるだろうな、そのためにどうしたら良いだろう、っていうのを最近ずっと考えています。

なんとなくだけど、ロンドンに住んでいると、好きなことに夢中になるのが上手な人がたくさんいて、ストイックな人が多いけれど彼らが全然げっそりはしていないのは、好き・楽しいの気持ちをエネルギーに変えているからなんだろうな〜と観察しています。

私はまだまだ「やらなきゃ」マインドが抜けないことも多いけれど、少しずつ、行動がポジティブな気持ちと直通している生活にシフトしていけるように、少しずつ生活の中の工夫を重ねていこうと思います ;)

半年後くらいに、こんなふうにしたよ!という後日談が書けたらいいな。

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