世之忠信

水泳コーチ カヤック乗り サップ初級者  水泳 カヤック サップ ジャズ 本 などにつ…

世之忠信

水泳コーチ カヤック乗り サップ初級者  水泳 カヤック サップ ジャズ 本 などについて掘り下げるエッセイのような 論文のような 日記のようなもの カヤック サップ などのバトルスポーツ 時にはジャズ(笑)の視点などからも 水泳を深堀りしたいと思います

最近の記事

水民マガジン 夜郎自大サップ  めざせユーチューバー

最近 サップの動画を編集して YouTubeに投稿すべく がんばっている サップのテクニックを解説するという サップ歴4年 アラ還 右手握力16 格安オールラウンド仕様のボードを使用 という低スペックで サップのテクニックを 語るというのは おこがましいのだが 脳内達人師匠の教えに従い 細々とがんばっていきたいと思う

    • 水民マガジン 『楽に泳ぐということ』 けのび

      近代クロールの基礎を作ったのは ハワイのカハナモクだと言われている カハナモクは サーフィンでもレジェンドなので サーフボードの上で腹ばいになりパドリングをする というサーフィンのテクニックが クロールのヒントになったことは想像に難くない(逆かも知れないけど) サーフィンと水泳との違いは サーフィンはボードとパドルがセパレートなのに対して 水泳はボード(胴体) パドル(手・腕)が一体であるというところだ サーフィンに限らず カヤックなど ボード・ボートとパドルがセパレートの

      • 水民マガジン 『楽に泳ぐということ』 序章

        水泳に関する文章を書いているうちに 『理屈の袋小路』に入ってしまい 先が続けられなくなる事が多く 下書きが水泳記事の墓場と化しつつある 『楽に泳ぐということ』をテーマに もう少しかみ砕いた説明ができれば と思ぅ そもそも 楽に泳ぐとは どういうことだろうか? 泳ぐ ということを 『水面 もしくは水中を移動する行為』と定義すると もっとも楽に泳げるのは けのび(蹴伸び)だと言える けのびがキツくて息があがってしまった というのは あまり聞いたことがない(息を我慢しすぎないよう

        • ZAREUTA GiGi 中学部活動「ヒップホップ禁止令」生徒ら泣いて抗議

          泣いて抗議は ヒップホップじゃない YО〜 生徒 抗議するなら 先生囲んで ラップのライムで 吊し上げろ ヒップなダンスで しばき倒せ YО〜 先生 ヒップホップは 表現の自由 学校は 民主主義を 教えないのか 表現の自由は 民主主義の根幹 あんたら教師は それに鈍感 かくいうわしは すでにアラ還 とはいえ勘で こういう観察 表現の自由は ヒップホップで守れ 泣くよりラップで 吊し上げろ 泣くよりダンスで しばき倒せ

        水民マガジン 夜郎自大サップ  めざせユーチューバー

          水民マガジン 夜郎自大サップ ステップ

          今日は良い天気 朝 うちから歩いて3分のところにある歯医者に行く途中の公園が やたらときれいに感じて 1枚撮る 歩きながら 木立ちの向こうに見える遠くの山々を眺めると 映画の1シーンのように思える 軽く食事して 30分ほど仮眠して川に向かう 車で20分ほどで奥多摩のカヌー・クラブ ここはもう 国定公園だ いつものルーティン コーヒーを飲んでサップに空気を入れる 年寄りは焦らない よっこらしょっとスイッチを入れてから サップを漕ぎはじめる テーマは 後ろから前から(おいおい)

          水民マガジン 夜郎自大サップ ステップ

          水民マガジン 夜郎自大サップ ステップと先行動作

          わたしが使っているのは オールラウンドタイプの格安サップで コンパクトなリバー・サップと違い長いので センター・ループをまたいでパラレル・スタンスで立つと ピボット・ターンをするのに 後ろに2歩下がらないと テールを沈めるポイントに達しない これはかなりのロスだが こうしたロスを最小限にするため 工夫を凝らすのも 技を練習する醍醐味である 例えば わたしはサップの右側を漕ぐのがレギュラーだ(本当は両側均等に漕げた方が良い) 右漕ぎの場合 足を平行に並べて立っている(パラレル・

          水民マガジン 夜郎自大サップ ステップと先行動作

          水民マガジン 夜郎自大サップ 今日は朝ップ

          今日は朝ップ 柔らかい日が降り注ぎ 鳥がさえずり 水は冷たい いつものフィールドだが 朝 というだけで いつもとは違う ひとつのスキルを身につける場合 反復練習が必要だ それは ダイナミック・ステレオタイプ化(動作の自動化)するプロセスである ディテールを考え抜きながら 慎重に動作するプロセスから 何も考えなくても 身体が自然に動くプロセスへと昇華していく 人間は あらゆる動作を そうした過程を経て身につけてきただろうから それを意識化する それだけの話なのだが 落ちると水

          水民マガジン 夜郎自大サップ 今日は朝ップ

          水民マガジン『スイムの仕組み』 5 交互スイム 同時スイム

          ここでは交互スイム(クロール・背泳ぎ) 同時スイム(平泳ぎ・バタフライ)という用語を用いたい 交互スイムは 左右の手足を かわりべんたんに動かす  同時スイムは 左右を同時かつシンメトリーに動かす 交互スイムのメリットは 推進局面に切れ目がないところだ  とはいえ クロールと背泳ぎとは 速度差がある これは何に由来するものかには ふたつ考えられる ひとつは 意識の焦点 人は 視線の先に意識を置くと 集中しやすい 従って 進みたい方向に視線を向けると その方向への集中力が高ま

          水民マガジン『スイムの仕組み』 5 交互スイム 同時スイム

          水民マガジン 夜郎自大サップ 地味なんです〜

          サップをやっている自分の動画を見て思う 地味だなあ 身体があまり 動いているようには見えない youtubeを見ていると ボードの上で回転したり 三点倒立したり(意味あるんか?)サップ乗り やりたい放題である 見ている分には 楽しいのだが しかし しかしである わたしなんか思うに ボードが動いてなんぼやないんか? と思うのだ 「もっとボード いのかさんかいっ われ〜」 と つい叫んでしまう ボードを 効率よく動かすためには 体幹の筋肉を使う そうすると 手足を大きく動かして

          水民マガジン 夜郎自大サップ 地味なんです〜

          水民マガジン たんぽぽ

          先日 学童教室のお迎えで 近所の小学校に行って 1年生を3人 スイミングの学童教室まで連れて帰るのだが 小学校の周りの歩道を3人連れて歩いていると パキパキのワカメちゃんみたいな刈り上げの女の子がいて フェンスの中の小学校の敷地の一角に たんぽぽが群生しているのを指しながら ここは 綿毛のたんぽぽや 毛のとんだたんぽぽや 花のたんぽぽなど 色々なプロセスにあるたんぽぽが共生している すごい一角だ といった意味のこと(たぶん)を もっと子どもの言葉で わかりやすく解説してくれる

          水民マガジン たんぽぽ

          水民マガジン 夜郎自大サップ 曇りだが蒸暑い

          『今日は暑いねえ』 サップをしに川に行くと そう声をかけられ そういえば 最近は曇ると涼しいのに 今日は纏わりつくような暑さがある どこかが梅雨入りと聞いた 梅雨が近づいてきている ということは 夏も近づき それ自体は歓迎すべきだ 落ちることが 苦ではなく逆に快感になると 流れに出て 大胆に漕いでみようと思うだろう アラ還には そんな身体への配慮が必要になってくる さて 練習だが 相変わらずバカバカ落ちるのは何とかせねばと思う 落ちてもさほど負担がないフィールドで練習している

          水民マガジン 夜郎自大サップ 曇りだが蒸暑い

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 4 板キックについて

          プールに子どもを連れて来るお父さんの多くは まだ全く泳げない子どもに ビート板を使って泳がせようとする これは 無理だし 危険ですらある ビート板をなめてはいけない ビート板は 不安定な浮き具である 別に わたしは ビート板からいじわるをされたわけでもないし 若い頃は ビート板を50枚重ねてプールサイドを半周したりしていたので ビート板自体を毛嫌いしているわけではない 実際 通常の練習では ビート板も使っているし しかし使い方によっては何の意味もなく 時には害悪ですらあるのが

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 4 板キックについて

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 3  体幹と四肢

          クロール(背泳ぎも)を 四肢(手足)から仕上げるのと 体幹(胴体)から仕上げるのとでは 仕上がりがかなり違ってくる  四肢の動きは 見た目にわかりやすいので 導入はしやすい 四肢から仕上げても 最終的には 訓練によって体幹の使い方を習得できれば良いのだが 多くの場合 様々な齟齬が生じる 四肢主体の動きと 体幹から発動する四肢の動きとは 身体の使い方が まったく違うからだ ここでいう 体幹の使い方とは ローリングをする ということだが ローリングというと 回転運動というイメージ

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 3  体幹と四肢

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 2 呼吸

          水泳で呼吸練習をする時 よく「ん―」と言いながら 鼻から息を吐き「パッ」と言いながら 息を吸う  という説明をするが 以前から気になったのが パッは吐き出す動作なので パッでは 息が吸えないということだ しかしながら パッと息を吐き出す動作を入れるのと 入れないのとでは その後の息の吸いやすさが違う パッと息を吐き出すと 無意識的に息が吸えるのだ これは 膝をゆっくり曲げてジャンプをする という動きの時に より深く曲げて素早くジャンプしたほうが高く飛べる 伸張反射的な現象だと

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 2 呼吸

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 

          この仕事(水泳指導)をはじめた頃 職人みたいなコーチになりたい と曖昧に思っていた 結果 40年以上 水泳を教え続けてきた マネージメントというポジションに あまり興味はなかったが お呼びもかからなかった 水泳を教える というスキルは還暦を超えた今の方が 格段上がっている このまま 70代 80代になると どれだけ多くの発見があるのだろうか? ま 死んでるだろうけど 最近 今まで身につけたスキルや発見や知識を 言葉に表したい という欲求が強くなってきた 水泳の指導の大部分は

          水民マガジン 『スイムの仕組み』 

          水民マガジン 夜郎自大サップ 麦茶が美味い季節

          緑の陰影が 濃くなってきた サップは 短パン 半袖でやっているが 水は冷たく まだ 落ちるとつらい 最近は ターンからスピン ステップを重点的に練習している 脳内師匠のおかげで 身体の使い方は かなり良くなってきたと思うのだが 例えば 流れに出たときに どれだけ実践的に使えるのか を考えると まだまだである リバー用の短いサップだと もっと上手く出来そうだが 与えられた道具の可能性を追求する という事を考えると オールラウンド・サップをいかに使いこなすか はひとつの課題であ

          水民マガジン 夜郎自大サップ 麦茶が美味い季節