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波兎を追いかけて/竹生島
滋賀での滞在制作も終盤。
江ノ島、宮島は何度も訪れましたが、竹生島は未経験だったと思い、この機会に行ってみることにしました。
元々竹生島にはじめに興味を持ったのは、 謡曲(能) 『竹生島』 (ちくぶしま) の一節からです。
『 緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり
月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や 』
島の木々の影が湖畔に映り、まるで魚たちが木を登っているように見え
樹齢400年の大杉の、湿気をとる/ショート動画
雨で濡れた樹皮に和紙を当てる。
このかっこいい撮影/編集は、昨日のnoteで触れた、地元在住の作家仲間がしてくれました。自分1人で制作している作家は、それを写す別の人がいないと、記録は”結果としての作品”というその物体しか残りません。
どこからともなくポンと目の前に現れた作品、にも勿論魅力を感じるものは沢山あります。一方で、その周辺も含まれたアメーバ状のものもやはり作品なのだ、と感じていま
樹齢400年の大きな杉に会いにいく。
AIR中、元浜町から少し離れ、彦根へ。この町には知り合いの作家が住んでいます。
この町には樹齢400年の大杉があると知り、車を出してもらうことに。
私は各地で展覧会を開催する合間に、その土地の大木、古木のドローイングをしています。基本は徒歩です。今回はありがたいことに現地に知り合いがいた為、割と足を伸ばせました。
まず一度、フロッタージュをしてみました。結果、紙の裏に雨上がりの樹皮の湿
滋賀でアーティストインレジデンス/元浜町
和乃リトリートひといき さんでのアーティストインレジデンス(AIR)。まずはAIR主催のオーナーと専門スタッフの付き添いで、長浜の宿周辺の町を散歩がてら案内してもらいました。その場所のお話も伺えます。
午前中は何も描かず、町をうろついたり紹介された方とご挨拶して過ごしました。見知らぬ町に来ると常に好奇心が刺激され、ずっと飽きません。
続く