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キリスト教およびキリスト教徒

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古今東西の文明を包み込む京都「祇園祭」──禁教時代に「聖書物語」を飾った函谷鉾(「神社新報」2002年1月14日)

古今東西の文明を包み込む京都「祇園祭」──禁教時代に「聖書物語」を飾った函谷鉾(「神社新報」2002年1月14日)

 日本三大祭りのひとつ、京都・八坂神社の祇園祭について書こうと思います。

 昨年(平成13年)9月11日のアメリカでの同時多発テロ事件に端を発するアフガニスタン戦争はすでに最終局面を迎え、今度は他のイスラム諸国を標的とする第二段階に進みそうな気配です。「文明の衝突」という表現を否定する人は多いのですが、そうした側面は否定しても否定し切れないようにも思います。

 テロ事件の容疑者にはアフガン人は

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「宗教学校にはあらず」。75年前の今日、朝日新聞に載った上智大学の「謹告」(平成19年10月21日日曜日)

「宗教学校にはあらず」。75年前の今日、朝日新聞に載った上智大学の「謹告」(平成19年10月21日日曜日)

(画像は靖国神社)

 75年前の今日、つまり昭和7年10月21日の「東京朝日新聞」朝刊の7面記事下広告に混じって、人目をひく上智大学の「謹告」が載っています。

「本大学は大学令により、国家に須要なる学術の蘊奥を考究する学府にして、宗教学校には御座なく、過般来、本大学に対し、新聞紙上において云々せられたる報道には幾多の事実に相反し候点これあり候。仍て本大学に対し、つねにご好意を辱うせる諸彦に右ご

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宗派超え鎮魂の祈り。天草市で殉教祭──10月19日づけ「くまにちコム」(平成19年10月22日月曜日)

宗派超え鎮魂の祈り。天草市で殉教祭──10月19日づけ「くまにちコム」(平成19年10月22日月曜日)

(画像は島原城)

「くまにちコム」が天草市での殉教祭について伝えています。
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071021200018&cid=main

島原の乱の犠牲者を追悼する、昭和31年から続く催しだそうです。

 ところで、島原の乱はしばしばキリシタン一揆と考えられていますが、そうではないという見方があります。

 以前、

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バチカン大使が司教の政治的暴走を支持?(平成19年10月24日)

バチカン大使が司教の政治的暴走を支持?(平成19年10月24日)

(画像はカステッロ大司教。カトリック中央協議会HPから拝借しました。ありがとうございます)

「政治に直接介入することは聖職者ではなく、信徒の役目である」

 とするカトリック教会の教義(カテキズム)に反して、日本の教会指導者である司教たちが反天皇、反ヤスクニ、改憲反対など政治活動を展開していることについては、「正論」その他の拙文で問題提起してきましたが、ここへきて新たな展開が生まれています。

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ローマ法王、ブルー・モスクの祈り──宗教対立を超える第一歩に!?(2006年12月01日)

ローマ法王、ブルー・モスクの祈り──宗教対立を超える第一歩に!?(2006年12月01日)

(画像はブルーモスク。同寺院HPから拝借しました)

 内外の報道によるとトルコを訪問したローマ法王ベネディクト16世は、昨晩(平成18年11月30日)、イスタンブールのスルタン・アフメット寺院、通称「ブルー・モスク」にもうで、イスラム聖職者とともに祈りを捧げました。

 ローマ法王のモスク訪問は、ヨハネ・パウロ2世に次いで二人目ですが、今回の表敬は、イスラム世界との関係回復の試みとして注目されま

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中国との関係正常化に向かうバチカン──「台湾との断交やむなし」と語ったベネディクト16世(平成19年1月23日火曜日)

中国との関係正常化に向かうバチカン──「台湾との断交やむなし」と語ったベネディクト16世(平成19年1月23日火曜日)

◇1 新中国建国後に関係断絶

 バチカン(ローマ法王庁)が中国・北京政府との関係正常化を目指し、そのための専門委員会を設置するようです。近く中国国内の1000〜2000万人といわれるカトリック信徒向けに親書を発表すると伝えられます。

 中華人民共和国の建国は1949年、バチカンとはその二年後に外交関係が途絶えました。

 新中国成立間もないころのカトリック新聞には、毛沢東暗殺陰謀事件に関連して

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影をひそめた「国家神道」批判──「終戦記念日」カトリック大司教談話を読んで(平成22年8月29日)

影をひそめた「国家神道」批判──「終戦記念日」カトリック大司教談話を読んで(平成22年8月29日)

 日本のカトリック教会(司教団)は、過去30年間にわたり、広島の原爆記念日から終戦記念日までを、平和のための祈りと行動の期間と位置づける「平和旬間」と定め、平和アピールを続けてきました。

 今年は司教協議会会長の池長潤大司教名で談話が発表されました。その内容は、これまでと同様、カトリック2000年の歴史を偽るかのような観念的で危険な平和主義ですが、「国家神道」批判が影をひそめたのは目新しい傾向で

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身もだえる多神教文明の今後──続・空知太神社訴訟最高裁判決が意味すること(2010年04月19日)

身もだえる多神教文明の今後──続・空知太神社訴訟最高裁判決が意味すること(2010年04月19日)

 当メルマガはこのところ毎週末、畏友・佐藤雉鳴さんの「『教育勅語』異聞──放置されてきた解釈の誤り」をお届けしています。

 教育勅語は、冒頭、「朕(ちん)惟(おも)ふに、我が皇祖皇宗国を肇(はじ)むること宏遠に、徳を樹(た)つること深厚なり」で始まりますが、佐藤さんの指摘によれば、驚くべきことに、この解釈が当初から一貫して誤ってきたというのです。

 つまり、「徳を樹つる」の「徳」とは、天皇統治

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日本の聖地から特定宗教に成り下がった神社──空知太神社訴訟判決が意味すること(2010年4月5日)

日本の聖地から特定宗教に成り下がった神社──空知太神社訴訟判決が意味すること(2010年4月5日)

 お知らせです。

 4月17日(土)午後2時から、日本武道館で「外国人地方参政権に反対する1万名大会」が開かれますので、ご参加ください。

 前に書いたように、民主党の小沢幹事長は、永住外国人に地方参政権が与えられれば、日韓併合の歴史に起因するわだかまりも解け、帰化も促進され、共生の道が開かれる、と主張しています。しかし、話はまったく逆であって、以前から帰化は促進されています。法案は「わだかまり

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空知太神社訴訟は裁判のやり直しを──天皇学への課題 その3(2010年03月16日)

空知太神社訴訟は裁判のやり直しを──天皇学への課題 その3(2010年03月16日)

▽1 多数意見による「違憲」判断

 結論からいえば、空知太神社訴訟は裁判のやり直しをすべきだと私は考えます。合憲か違憲かを判断する以前の問題として、事実認識において、神社関係者も見落としている重要なポイントがあると思うからです。

 空知太神社訴訟は一審の札幌地裁、二審の札幌高裁とも「違憲」でした。いずれの判決も目的効果基準に立ち、公機関と宗教との関わりが全面禁止されているわけではないと断りなが

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市有地内神社訴訟で最高裁が憲法判断か?(2009年9月17日)

市有地内神社訴訟で最高裁が憲法判断か?(2009年9月17日)

 最高裁大法廷がどうやら来春にも、政教分離問題に関する重要な憲法判断を示すことになりそうです。

 このメルマガの読者ならご存じのように、日本の政教分離政策は異様なダブル・スタンダードが続いています。つまり、こと神道に関しては完全分離主義、厳格主義が押しつけられ、それ以外の宗教については、ゆるやかな分離主義、限定分離主義に任されています。

 たとえば、憲法89条は、宗教団体のために公金を支出した

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空知太神社訴訟で市長に上告しないよう要求したキリスト者(平成19年7月9日月曜日)

空知太神社訴訟で市長に上告しないよう要求したキリスト者(平成19年7月9日月曜日)

 クリスチャン・トゥデイによると、北海道砂川市の市有地にある神社が憲法の政教分離原則に違反するかどうかが争われている裁判で、日本キリスト教協議会(NCC)靖国問題委員会は先日、砂川市長が上告しないよう声明を発表しました。

 声明文の全文はNCCのホームページに載っています。

http://ncc-j.org/diarypro/archives/224.html

◇1 砂川市発祥の地に鎮まる最

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孔子廟「違憲」判決を批判する「反靖国」キリスト者の薄っぺら声明(令和3年4月2日、金曜日)

孔子廟「違憲」判決を批判する「反靖国」キリスト者の薄っぺら声明(令和3年4月2日、金曜日)

すでに書いたように、2月24日、最高裁大法廷は、沖縄・那覇市が所有する公園内に立地する孔子廟(設置者は一般社団法人久米崇聖会)について、市が土地使用料を免除していたのは、憲法の政教分離原則に違反するなどとの重要な判断を示した。それから半月後、「信教の自由」「政教分離」にとりわけ敏感なキリスト者が厳格主義に立つ声明文を発表した。今日はそれをご紹介したい。

すなわち、先月11日に発表された、日本バプ

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御代替わりを攻撃する日本キリスト教協議会リポートの不信仰(令和3年2月28日、日曜日)

御代替わりを攻撃する日本キリスト教協議会リポートの不信仰(令和3年2月28日、日曜日)

▽1 聖書は「王」への敬意を要求している

日本のプロテスタント教会・教団・関係団体で組織される日本キリスト教協議会(NCC。東京・新宿区)が今月23日、令和の御代替わりについて「総括」する文書を発表した。

取りまとめたのは靖国神社問題委員会(委員長=星出卓也・長老教会牧師)で、いわゆる靖国問題をテーマとする特別委員会によるリポートであるところに、すべてが言い尽くされている。端的にいって、本来の

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