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雲の上の夢

そこは真っ白で何もない空間
空気も色も花もない
私は無から生まれる

ならばどうしようか
何を選び、何を作り
私を作っていけばいいのだろうか

私は安心が欲しい
今日の事も忘れてしまえるくらい
私は私のままでいいんだって
そう、安心させてほしい

だから私は、大きなテディベアを
無の空間に、ぽつんと置きたい。
彼はいつも優しくて話を聞いてくれて、
私を安心させてくれるから。
寝るときは抱き着いて寝たい。

次に、大きな木を一本。
そこにはたくさんの鳥や動物がやってきて、
美しい歌を聞かせてくれる。
私はその歌を聴いて、
微笑みながら、ゆっくりと眠りに落ちる。

寝る場所は雲の上がいいな。
ふわふわの雲なら、
すぐにでも眠れるはず。
暗いのは嫌いだから、
星々が私の回りを飛び回って
「ずっと一緒だよ、一人じゃないよ」って。
優しく囁いてほしい

そうすれば、私はきっと安心して
眠ることができる。
私は一人じゃないって。
子供のように眠る


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