メロン色のはなうた

雨の日は苦手
曇天が重く心を覆うようで
つい雨を避けるように
小さな雨宿りを求めてしまう

だからメロンの甘い色の傘を買ってみた
柔らかな緑の色が心を少しでも軽くしてくれる気がして
喫茶店の窓際に座り、静かな時間を過ごす

店内のコーヒーの香りに包まれながら
窓の外を眺めていると
小さな女の子とお母さんが歩いてくるのが見えた

その女の子は、私と同じメロン色の傘を差し
雨粒が跳ねるたびに、笑顔が弾けている
お母さんの傍で、楽しそうにスキップしている

彼女の鼻歌が聞こえてきそうなくらい
その笑顔が雨音を超えて、私の心に響いてきた

その光景を見て、思わず気分が晴れて
店を出るときには、私も同じメロン色の傘を
笑顔で広げた

雨の日の憂鬱が消え、足取りも軽く
まるで、私も彼女と一緒にスキップするかのように
るんるんで雨の中を歩き出した

あとがき
喫茶店で偶然同じ色の傘を差した少女を見かけ、その笑顔と鼻歌に心が温まり、憂鬱な気分が晴れる瞬間を描いています。この詩は、偶然の出会いがもたらす小さな喜びと、日常に潜む希望を伝えています。

娘にメロンクリームソーダの傘を買ったのですが、恥ずかしくて差せないって(；ﾟДﾟ)紺色がいいって。世間の色に染まってしまったな(笑)
ほんのりパステルカラーの紫買いましたｗ

毎回、これ差すの？と笑って学校行ってます（中学一年生）ｗ

私は基本車移動なので、走るか潔く濡れるかの二択！！
みんなどんな傘を差すのかなー
都会の人はビニール傘なのかな？？？