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聖書や日本書紀、平家物語などを読みながら、「日本」について外国人に説明するにはどうしたらいいかとか、農村部の論理と都会人の論理がどう違うかと言ったことについてのヒントを考えていま…
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2023年5月の記事一覧
「同時季出現性雑草」と言う考え方、上代の歌と野菜や農具のこと他
「鉄の古代史(奥野正男)」には、遺跡から出土した木器の話も出てきます。菜畑遺跡から出土した諸手鍬は平鍬、片刃鍬は三角鍬に形が似ています。
「九州北部の木製農具は、板付遺跡、菜畑遺跡例などにより縄文時代晩期~弥生時代前期末に、諸手鍬による耕起、又鍬による砕工、エブリによるかき鳴らしと言う三段階に必要な農耕具が揃う」
と書かれています。
ここで思い出すのは、日本書紀に仁徳天皇の歌として出てくる「
算数をなぜ学ぶ必要があるか?について、改めて
このところ、算数教育や不登校の問題をめぐり、いくつかの出会いがありました。
改めて、なぜ、(算数を)学ぶのか?みたいな事を考えさせられています。
だいぶ以前に、ある自治体の環境総合計画を作るのに関わった事があります。
当時、環境基本法が制定されたばかりで、国は自治体が環境総合計画を作るなら、補助を出すと言っていました。
ただ、自治体側の「自己負担」もあり、なぜ、そういう事に予算を使わねばな
「ハキダメキク」は抜くべきか?他
「鉄の古代史(奥野正男)」に岡山県の雄町遺跡から出土した食用植物種子のリストが載っています。
炭化籾、マクワウリ、スイカ等とならんで、エノコログサ、タデ、タカサブロウ、ハコベ、カタバミ、カナムグラなどの雑草種子も書かれています。
え?、タカサブロウ?、カナムグラ?、食用種子?
そんなものを貯蔵していたの?、カナムグラの種子をわざわざ?、一瞬目を疑いました。
よく読むと溝遺構出土とありました