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【出版】📚詩集『この歪な世界の最果てに』刊行!!

悠冴紀著の詩集『この歪な世界の最果てに』チラシ

お待たせしました🙇‍♀️
10月中に刊行予定、と言っていた私の詩集『このいびつな世界の最果てに』が、諸事情により一月遅れでようやく刊行されました📚💦

詩作品自体は、前々からこのnote上でパラパラと不定期に投稿し、少しずつ小出しにして無料公開してきましたが、その他の記事の間あいだに埋もれて取っ散らかっているのが実態なので、詩作品だけ(note未公開の作品を含む)をまとめて一気に読みたい、という方は、この機に是非ご覧ください。

ちなみにnoteでは、作品のあとに裏話的な背景事情や誕生秘話、詩作にお題を得たエッセイのような文章等を、解説文という名目で長々と添えることが多いのですが、文芸・文学好きの人たちの中には、そういうことを好しとしない人も少なからずいますので、ラフなSNSの記事とは違い正式な書籍として出す本書では、なるべく純粋に作品だけをご覧いただけるよう、余計な背景事情などは極力添えずに仕上げています。

(💡物理学用語や神話の中の名称等──たとえば「宇宙ひも」や「ラグナロク」や「グリュプス」など──予備知識を要する言葉に対してのみ、用語解説の範囲内で注釈をつけていますが、絞りに絞って必要最小限に留めています☝️)

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表紙デザイン

表紙デザインもまた、私自身によるものです。表👆も裏👇も、ちゃっかりリコリスの花が登場しています💐 裏表紙は、見ようによっては心理テスト(性格診断)用のロールシャッハ画像みたいですね💧

これ、元はブルーではなく、うちのバルコニーで撮影した黄色のリコリス(の一部)だったのですが、色反転させて鏡のように同じ画像を繋ぎ合わせたら、結果的にこんな装いになりました。ピタリと左右対称の形状なのは、そのせいです。

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バーコードが付く前の裏表紙デザイン

【内容紹介文】


言葉は清流、ときに疾風。言葉は羊水、ときに刃物。
社会派ミステリー小説PHASEシリーズの著者、作家の悠冴紀が幼少期から書き溜めてきた詩作品の数々を、2022年11月時点で編纂した詩集。

時間、宇宙、芸術、哲学、自然、動物、人間、人生、生と死、愛、友情、社会、国家、戦争など、様々なテーマを掘り下げた魂の暴露で、読み手を究極のカタルシスへといざなう。

Amazon掲載ページより

公式HP上にもこの詩集の専用ページを作成しておきましたので、よろしければご覧ください▼

詩集|この歪な世界の最果てに|小説家|悠冴紀 (saekiharuka.com)

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📚紙の本のご購入はこちらから▼

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実物画像(表)


⚠️本書に関しましては、無料キャンペーンや kindle unlimited (定額読み放題)への参加等、不特定多数の読者に広く読まれるためのサービスは一切実施致しません。

noteやブログで一部コンテンツを無料公開しているとは言え、単体で小出しにして読んでいただくのと、まとめて一気に本としてご覧いただくのとでは、かなり印象が違ってくると思います。よりわかりやすく言えば、伝わるパンチの強さや重みが違う。

本書の制作に当たり、私が何よりこだわったのは、作品の順序・並べ方(小説でいうところの構成)です。「自分(つまり作者本人)」が一切登場してこないフィクション作品である小説とは違い、メタファーの多用により一見幻想的に見える作品でさえ、端から端まですべてが完全なノンフィクション路線である詩作品というのは、作者の価値観の変化・変遷や成長過程などを軸に、ある程度の順序を意識して一続きの流れを持たせると、自伝に近いニュアンスを帯びてきます。幼少期から書き続けてきたからこそ、私の場合はそうなります。

それはつまり、誰にでも気軽に「見て見て」とオススメできるようなものではない、非常にプライベートな作品であるということです。当の私の感覚では、「明日何かのきっかけで突然絶命しても悔いのないように」という遺書代わりのようなニュアンスすらある、思いきった出版です。

目次の一部

そんなわけで、それなりに覚悟のある人だけが手に取って読んでくれればいい、と思っています。厭世えんせい的で泥臭い価値観や、時にショッキングなほどシビアな内容(←前半はそうでもないが後半はかなり💧)に触れても大丈夫な人、まさにそういうものこそ読みたいという人、作り話よりも他人のリアル(といっても大半が心象風景を通しての現実・実体験の描写や真情吐露ですが)を見たい人、自分のリアルや身近な事柄と結びつけてイメージできるような生々しい言葉に触れたい人、あるいは詩という形式でさえあれば何でも好し、というつわ・・もの・・は、是非この機に本書をご購入ください A^_^;)

実物画像(裏)

※参考までに、これまでにnote上で公開した私の詩作品をご覧いただけるマガジンのリンクを貼っておきます▼

📓詩集C(30代以降の比較的新しい作品群)
📓 詩集B(20代の頃の作品群)
📓 詩集A(10代の頃の拙い作品群)

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