さえ_日本のリーダーシップの総量を増やす

労働組合専従であり、みんなの応援団。社内で小さくまとまってしまう。本当は社内でやってみ…

さえ_日本のリーダーシップの総量を増やす

労働組合専従であり、みんなの応援団。社内で小さくまとまってしまう。本当は社内でやってみたいことがあるけど、自分がやっていいのか?と尻込みしている人達を挑戦に駆り立てるため、小さなリーダーシップを発揮してもらう講座"Lead the self"を開発。2023年も提供中。

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小さなリーダーシップを発揮しよう

日本の停滞、政治家が悪い、社会が悪い、環境問題。 世の中は悪い方向に動いていると感じていれば、その原因をつくっているのは他人でも政府でも企業でもなく、自分自身なのだということをまず認識しなくてはなりません。厳しいですが。 もっと小さい単位で見てみたいと思います。自分の職場は雰囲気が悪い。上司がリーダーシップを発揮していない。これも同じです。その原因をつくっているのは他人でも上司でもない。自分自身です。やっぱり耳が痛い話ですね。 でも、もしあなたが変われば、周りは変わり始

    • Drastically change in response to the impression of labor union activity (0/16)

      I was appointed as the secretary general of a labor union branch located in a factory district of a major manufacturing company in Japan, where I am responsible for managing union activities for over 700 union members. Although there is a b

      • 労組満足度向上術 (16/16)職場自治活動(④上司攻略法編)

        労組満足度向上術の13〜16は職場自治活動について触れていくうちの今回は四回目。最終回。④上司攻略法。 職場自治活動は前回説明しているのでここではかんたんに。従業員自身が自分たちの職場における問題や課題を議論し、解決するために行う活動のことを指します。そのファシリテーターを誰が担うかというと、組合の委員が中心になります。 ちなみに前回はこちら↓ 職場自治活動を通じて、職場はもっとこうしたほうが良くなるというアイデアが出たとしましょう。じゃあ実行に移そうとしたとき、勝手に

        • 労組満足度向上術 (15/16)職場自治活動(③継続的なフォロー体制編)

          労組満足度向上術の13〜16は職場自治活動について触れていくうちの今回は三回目。③継続的なフォロー体制。 職場自治活動は前回説明しているのでここではかんたんに。従業員自身が自分たちの職場における問題や課題を議論し、解決するために行う活動のことを指します。そのファシリテーターを誰が担うかというと、組合の委員が中心になります。 ちなみに前回はこちら↓ 労組満足度向上術 (13/16)職場自治活動(①委員垂直立ち上げ編)|さえ_日本のリーダーシップの総量を増やす|note

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        • 労働組合の満足度を高めてもらうためにやった16のこと
          12本

        記事

          労組満足度向上術 (14/16)職場自治活動(②議論の種をまく編)

          労組満足度向上術の13〜16は職場自治活動について触れていくうちの今回は二回目。②議論の種をまく。 職場自治活動は前回説明しているのでここではかんたんに。従業員自身が自分たちの職場における問題や課題を議論し、解決するために行う活動のことを指します。そのファシリテーターを誰が担うかというと、組合の委員が中心になります。 ちなみに前回はこちら↓ 労組満足度向上術 (13/16)職場自治活動(①委員垂直立ち上げ編)|さえ_日本のリーダーシップの総量を増やす|note 文字で

          労組満足度向上術 (14/16)職場自治活動(②議論の種をまく編)

          労組満足度向上術 (13/16)職場自治活動(①委員垂直立ち上げ編)

          労組満足度向上術の13〜16は職場自治活動について触れていきたいと思います。 職場自治活動とは、従業員自身が自分たちの職場における問題や課題を議論し、解決するために行う活動のことを指します。従業員たちは、自分たちが働く職場において、より良い労働環境を求めるために、自己管理や自己責任の原則に基づいて、自主的に活動を行っていきます。自主的にといっても、職場のルールを変えるとなると、結果的には上司と話し合い、交渉していく必要があります。 職場自治活動は、従業員たちが自分たちで主

          労組満足度向上術 (13/16)職場自治活動(①委員垂直立ち上げ編)

          労組満足度向上術 (12/16)書記局は共通性の高い部分をしっかり請け負う

          書記長になり、なぜ1年で組合員の満足を向上させることができたのか?今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。全部で16個のポイントに絞って全16回にわたってご紹介したいと思います。 後半戦のスタートはレク活動の見直しから ポイントその9〜12はレク活動をどのように見直してきたか? ポイントその13〜16は職場改善をどのように見直してきたか?をシェアしていきます。 ポイント12 書記局は共通性の高い部分をしっかり請け負う執行委員や代表委員に仕事を任せて、どれ

          労組満足度向上術 (12/16)書記局は共通性の高い部分をしっかり請け負う

          労組満足度向上術 (11/16)外部のリソースを有効活用する

          書記長になり、なぜ1年で組合員の満足を向上させることができたのか?今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。全部で16個のポイントに絞って全16回にわたってご紹介したいと思います。 後半戦のスタートはレク活動の見直しから ポイントその9〜12はレク活動をどのように見直してきたか? ポイントその13〜16は職場改善をどのように見直してきたか?をシェアしていきます。 ポイント11 外部のリソースを有効活用する労働組合が組合員の幸せに寄与するためにできることは何

          労組満足度向上術 (11/16)外部のリソースを有効活用する

          労組満足度向上術 (10/16)レク活動の前後を整える

          書記長になり、なぜ1年で組合員の満足を向上させることができたのか?今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。全部で16個のポイントに絞って全16回にわたってご紹介したいと思います。 後半戦のスタートはレク活動の見直しから ポイントその9〜12はレク活動をどのように見直してきたか? ポイントその13〜16は職場改善をどのように見直してきたか?をシェアしていきます。 ポイント10 レク活動の前後を整えるポイントその7でお伝えした「組合員体験サイクル」はレク活動

          労組満足度向上術 (10/16)レク活動の前後を整える

          労組満足度向上術 (9/16)ニーズ起点の活動計画立案

          書記長になり、なぜ1年で組合員の満足を向上させることができたのか?今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。全部で16個のポイントに絞って全16回にわたってご紹介したいと思います。 後半戦のスタートはレク活動の見直しから ポイントその9〜12はレク活動をどのように見直してきたか? ポイントその13〜16は職場改善をどのように見直してきたか?をシェアしていきます。 ポイントその9 ニーズ起点の活動計画立案また取り組み始めたのは、ニーズ起点での活動計画です。

          労組満足度向上術 (9/16)ニーズ起点の活動計画立案

          労働組合の美意識

          労働組合の歴史と意義日本では労働組合は戦後に企業別組合として、急速に組織化してきたが、昨今組織率に低下が指摘されて久しい。労働組合なんてもはや意味がない、入る必要性があるのかという声も聞こえるが、さりながら未だになくならずいる点に、何らかの価値があると考えるのが普通だろう。惰性だけで残るには困難である。 賃金交渉であるベースアップはニュースになるが、かつてほどの勢いはない。戦後はインフレが激しく、賃上げが至上命題であった。ベースアップという生活に直結する問題で、団結してきた

          組合専従がいい社会勉強である理由

          よく組合の専従になるときには、「組合なんかやめとけ!」と同じくらい、「いい社会勉強になるから行ってこい!」というセリフが飛び交います。 それにしても、組合の専従って何をやっているかわからないし、そんなこと言われても、「いい社会勉強」という言葉もなんとも抽象的で、そのために「そうですね!がんばります!」とも言いにくいところ・・・。 今日はそんな労働組合が「いい社会勉強である」といえる理由を幾分労働組合専従をやってきた私が、具体的にわかりやすくお伝えして行こうと思います。そし

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          小さな変革者が続々登場。小さな変化が起き始めた。

          前の記事を見ていただいているでしょうか? "小さな変革者"開催中|さえ_日本のリーダーシップの総量を増やす|note どれだけ風通しのいい会社でも、「実は、こんなことが問題だと思っているんです」って言いにくい。変化に踏み出せない人が多い。そんな空気を変えたくて、「小さな変革者」というプログラムを今社内で実践しています。計4回、計約6時間の私との対話、参加者でのグループ対話を通して、自分の強みを知り、自分のワクワクを知り、自分のできることを知る。 それによって、①普段から

          小さな変革者が続々登場。小さな変化が起き始めた。

          "小さな変革者"開催中

          会社や部署に対して、課題意識を持っていても人は動けないことが多い。 自分にはできないんじゃないかと。 もしかすると失敗して恥ずかしい思いをするんじゃないかと。 どれだけ風通しのいい会社でも、そんな人、山ほどいるんです。 ちょっと話をしてみると「実は、こんなことが問題だと思っているんです」って必ず出てきます。 ものすごくもったいないですよね。 そんな空気を変えたくて、「小さな変革者」というプログラムを今社内で実践しています。計4回、計約6時間の私との対話、参加者での

          労働災害と動的安全性

          労働災害は、メーカーを中心とした産業の労働組合としては関心事である。死亡に至るような労働災害は減ってきているものの、その労働災害が近年なかなか減少していない。 何かをすれば、災害が起きる確率は上がる。高所に行けば、墜落する可能性が上がる。薬品を取り扱えば、薬傷する可能性は上がる。 一番安全なのは、何も使わない、高いところに行かないことだ。危険源をなくすことは本質安全と言われ、落下防止柵を設けてそもそも落ちなくしたり、安全な薬品に変えたりするなどするが、それができないケースが

          人間は微分で感じる

          人間って、変化がないと「つまらない」ってなります。 あー。なんかいいことないかなぁって。 これは人間の仕組みとしてそうなんです。 人間って、変化に対して感度があるんです。嗅覚も最初は敏感に感じても、なれてしまいますよね。これは嗅覚に刺激があったときに、電気が流れるからです。 実は人間が充実していると感じるのもだいたい変化があるときです。 成長していると感じたとき、新しいものを知ったとき、感情が動いたとき。へぇーって思ったとき。 成長ってまさに変化ですよね。新しいものを