見出し画像

労組満足度向上術 (16/16)職場自治活動(④上司攻略法編)

労組満足度向上術の13〜16は職場自治活動について触れていくうちの今回は四回目。最終回。④上司攻略法。

職場自治活動は前回説明しているのでここではかんたんに。従業員自身が自分たちの職場における問題や課題を議論し、解決するために行う活動のことを指します。そのファシリテーターを誰が担うかというと、組合の委員が中心になります。

ちなみに前回はこちら↓

職場自治活動を通じて、職場はもっとこうしたほうが良くなるというアイデアが出たとしましょう。じゃあ実行に移そうとしたとき、勝手にはもちろん進められません。上司やその部の部長が運営については決定権を持っているからです。

組合からできることはあくまで提案までです。これはとにかく大前提で、ここを変に勘違いして、提案をぶつけると痛い目を見ます。

管理職の方々は日々悩みながら、会社全体とのバランスなども考慮しながら部や課の運営をしています。その中で合理的なものを選びとっているわけです。組合から見た姿はあくまでも一側面であるという点は必ず心得ておくべきことです。

しかしながら、組合側から提案する意味はあります。それは経営側にも認識のないことを伝えられることもあるからです。なので言い方・伝え方は気をつけましょうということをお伝えしています。あくまで、現在の運営・部長や課長の日々のマネジメントに対しては一定の合理性があることをリスペクトした上で、「我々から見ていると、このように変えたほうがベターだと思います」というスタンスで伝えることが大事です。

職場自治が目的であり、日々のマネジメントに対して文句を言ったり、対立を深めることが目的ではありません。いかによりよい職場にするかがポイントです。

もし、議論が平行線であれば、またの機会でもいいのです。議論を続けて行くことで、お互いの考えをすり合わせていく。それぐらいの余裕が必要です。そのため、提案のときに合意に至らなくてもいい。「またこのことについて議論する機会を別途設けましょう。」という着地でも、それは大きな一歩です。

職場自治活動が目的化しない。変に経営管理職に勝とうとしない。これが職場自治における”上司攻略法”です。

これまでのTipsを元に皆さんの職場がより良くなりますように。
そして労働組合の価値が見直され、よりよい職場・活気ある職場・積極的に仕事を楽しめる職場が増えていきますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?