合格した社会保険労務士試験当日の話③
北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。
私は、令和3年度(第53回)の社会保険労務士試験に合格しました。
令和2年度の試験を受験したのが初めてだったので、2回目での合格でした。
今回は、令和3年度の社労士試験の本試験当日の話(つづき)について書き留めたいと思います。
(1)本試験終了後
午後の択一式の途中から、頭がボーっとしてあまり記憶がない状態で、
マークミスがないかのチェックはしたような気はしました。
終了後は、とにかく疲れてしまい、時々現れる偏頭痛がする状態で
本試験会場を後にしました。
(2)本試験会場からの帰り道
本試験会場から最寄りのJR駅までは徒歩で5分もかからない場所でした。
どこかでお茶でも飲んで休むという考えはみじんもなく、とにかく帰って休もうと思いました。
なので、すぐにJR駅に向かい、一番早く出発する快速列車に乗りました。
(3)帰りの電車内
快速列車に乗ると、自宅の最寄り駅までは約25分。
その時点(17時過ぎ)で、午前実施の選択式の解答速報が出ていました。
元々、帰宅後に自己採点をするつもりだったのですが、電車内でなんとなく、自己採点をし始めました。
選択式の問題紙の最初、労働基準法・労働安全衛生法から、問題紙にメモしてあった自分の解答と解答速報を見比べます。
労働基準法・労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法と自己採点していくと、中々いいペース。
足切りも全く問題ありません。
そして4科目めの「労務管理その他の労働に関する一般常識」、いわゆる「労一」の自己採点。
結果は、凍り付きました。愕然としました。
5点中1点でした。。
この時点で、「終わった」と思い、そっと問題紙を閉じ、リュックにしまいました。
(4)帰宅後
自己採点を途中でやめ、渡辺美里の「My Revolution」を聴きながら、「わかりはじめたMy Revolution 明日を乱すことさ」「自分だけの生き方誰にも決められない」など、試験勉強中の心境を思い出しつつ、泣きそうになりながら自宅へとぼとぼ歩きました。
帰宅後は晩御飯を食べ、すぐに入浴。
その後何も考えずボーっとテレビを見ていました。
(5)自己採点
21時ころになり、気持ちの整理をつけるために自己採点しようと思いました。
ある通信講座の社労士講座の2年目無料コースの受講1年目だったので、2年目の教材が10月上旬から送付されるスケジュールでした。
なので、再スタートを切るなら早い方が良いし、勉強の習慣があるうちにそれを継続するほうが良いと思いました。
改めて、ネットで各資格予備校などの解答速報を見てみると、各社の解答が出揃っており、模試を受講したある資格予備校の解答速報で、選択式の途中から自己採点を再開しました。
労一の1点以外は、雇用保険法が3点、厚生年金保険法が4点で、それ以外は5点でした。
自己採点による選択式の合計点は33点。
令和3年度本試験の合格基準の総得点24点は余裕でクリアしてましたが、この時点で、労一1点で足切りという、社労士試験ではよくある不合格の王道パターンがはっきり見えました。
セーフティコース2年目突入だな。2年目は無料で良かったな。
と無理やりのポジティブシンキングで、1,2週間休んだ後は試験勉強を開始しようと決意しました。
一応、気持ちにケジメをつけるため、択一式も自己採点しまして、
労基・安衛 7点
労災 8点
雇用保険 7点
労一社一 7点
健康保険 8点
厚生年金 7点
国民年金 8点
総得点 52点
という、模試でも取ったことのない高得点。
あの本試験の途中から頭がボーっとした状態がゾーンに入っていたんだなぁと思いました。
令和3年度の択一式の合格基準(総得点)は45点以上だったので、こちらも総得点は余裕でクリア。
巷でよく言われる、社労士試験の厳しさにどっぷりはまったというのが自己採点を終えての正直な感想でした。
(6)再スタートの決意
翌日は、普通に仕事だったので、4時半起きは一旦やめて少しゆっくり起きようと思いましたが、5時くらいには目が覚めました。
このとき、早寝早起きの習慣は続けようと決意。
まずは2週間ほどは試験勉強中にやりたかったことをやり、そのあとは令和4年度試験に向けて再スタートしようと思いました。
ちなみに、この年の9月上旬(9/11)から登山を開始し、現在も週一ペースでどこかの山に登っております。
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