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芸術は人の心を癒すちからがある



もちろんタイトルは私が考えた言葉ではありません。バルセロナにある「サンパウ病院」はいたるところにステンドグラスやタイル、彫刻などの装飾があしらわれていて、この「芸術には人を癒す力がある」というドメネクという人の信念のもと、建てられました。
昔の建物は、修復工事中ですが、病院は今も現役です。


このドメネクさんは、カタルーニャ音楽堂も建設。

スペインは美術館天国。バルセロナにはピカソ美術館があります。なんと!日曜日の3時~が無料だったので行ってきました。2時半に行ったら長蛇の列。
(通常11ユーロです)ここは日本語のイヤホンガイドを3ユーロで利用できます。※2014年時

ピカソって顔が左右非対称な独特な絵が有名ですが、それは晩年のことで、それ以前はかなりまっとうな、きちっとした絵を描いています。ここは、特に日本語の説明がきちっとされていて、とてもよかったです。


思わず、ピカソの絵を買ってしまいそうになりました。!!

ピカソは晩年こう言っていたそうです。ガイドで聞いてうろ覚えですが、

「常に新しいものに挑戦したり、努力したりしない人に、まったく興味がない。」と、、、、
ほんと、うろ覚えなので、完全な記憶ではないですが、時代とともに変化していったピカソの生き方そして、常に挑戦し続けた人柄にホレました。かなりモテる方だったようで何回も結婚されて愛人もいらっしゃいましたが、人生を自由に生きなければ、あのような枠を超えたたくさんの作品は作れなかったでしょう。

ヨーロッパはオペラ、バレエ、オーケストラなど、文化、芸術に国からたくさんの補助金が出ていて、国民はとても安く文化を楽しめることが可能です。日常にいつも芸術があふれています。

こんなコロナ禍の世の中で、癒しになるのは、音楽だったり、映画だったり、絵画鑑賞だったり、私も自粛期間中はこういうものに救われました。

日本の美術館や、博物館もこの時代だからこそ、国が援助して無料で解放されたりすればいいのになぁ。お芝居(ミュージカル)などはやはり、生で観るのが良しと思うので、せめてこういう機会に、心の栄養を得たいと思うのです。

すっかりピカソに魅了された私でしたが、さらに!さらに!もう一人の建築家にも惚れ込むことになります。
その名はアントニ ガウディ
                   つづく。

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