旅する飲んべえ·さちこ

東京、椎名町のお宿、シーナと一平の(女将)です。お酒をこよなく愛し、世界中の美味しい酒…

旅する飲んべえ·さちこ

東京、椎名町のお宿、シーナと一平の(女将)です。お酒をこよなく愛し、世界中の美味しい酒を飲みに行くためだけに旅に行く 《旅する飲んべえ》 コロナ禍でゲストハウスが1年休業したことをきっかけに始めたnoteです。よろしくね。 http://sheenaandippei.com/

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最近の記事

熊でなくても、鹿でなくても、人間でなくても、親でなくても

前回の記事はこちらからどうぞ↓ 日本のあちらこちらで、熊が出没しているとかで、 襲われたりする痛ましい被害も出ているようです。 特にヒグマは、小熊を守るために、人間を襲うこともあるんだとか。 子グマがいたら、近くに親熊がいるということなんですね。 最近、NHKの《燕は戻ってこない》の放映を観て、桐野夏生さんの原作も読み終えました。生きものは母親(父親もですが)本能で、子どもを守るものなんですね。自然界のルールが何かで崩れると不具合があちこちで起きてくる、、、、 人間の生き

    • オールインクルーシブの宿(KIKI知床)食事編

      前回の記事はこちらからどうぞ↓ 今思い返すと、このKI KI 知床ナチュラルリゾートホテルに2泊すれば良かったな?と後悔しています。 何より、バイキングのお食事がとても種類も多く、美味しかったのです。それに加えて、お酒も飲み放題とあれば、いうことなし!です。 生ビール、ハイボール、ワイン、日本酒と種類もたくさんなで、飲み過ぎますね。笑 北海道のサッポロクラッシックと、スーパードライの2種類のビールマシンが用意されていました。家にも欲しいです。 斜里産人参と、甘海老冷製

      • 知床オールインクルーシブ宿

        前回の記事はこちらからどうぞ↓ 今回、北海道 4泊旅では1泊づつ全部違う宿に宿泊しました。 1泊目は釧路のビジネスホテル 2泊目は羅臼のお料理自慢の旅館 3泊目は知床ウトロのオールインクルーシブのリゾートホテル 4泊目は北見の温泉ホテル 羅臼から知床横断道路を通り、世界遺産(知床)の町ウトロにある「KIKI知床ナチュラルリゾート」が今日の宿泊先です。 このホテルは、全プランオールインクルーシブで、ラウンジでのドリンク、夕食時ではアルコール飲み放題です。 今回の旅では

        • ヒグマの高密度生息地へ

          前回の記事は良かったら、こちらからどうぞ↑ 私は、若いときに旅をしてこなかったので、この年になって、無性に旅したい欲求が高まってます。 海外でも、国内でも、やはり学生の時に、日本一周したり、そういう体験って、その後の人生にも影響するのでは?と思います。 若者たちよ、 旅に出てください。 私はそれこそ高校卒業後、ずっと働いてしまって子育てに突入したので、なかなか旅に出ることが不可能でした。 旅ばっかりしていると思われがちですが、ここ10年くらいなんですよ。旅歴。 今回北

        熊でなくても、鹿でなくても、人間でなくても、親でなくても

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        • 青春18きっぱー!どこへ行く
          30本
        • マラソン大会に出るぞ
          7本
        • カーニバルに行こう!(ブラジルのサルヴァドール旅)
          5本
        • 神の島久高島に呼ばれました
          5本
        • オラ!さちこメキシコへ行く
          7本
        • ポルトガル熟年夫婦旅
          11本

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          還暦と古希と結婚35年②

          前回の記事はこちらからどうぞ↓ 35年前、、あ、もっと前かな? 私は好きなことをやるために鹿児島から上京しました。今の子達が羨ましいなぁと思うのは、たいていの親が(子供のやりたいことを応援してくれること) 好きなことをやりなさい。 好きなことを見つけなさい。 そのためには、できる限りのことをしてあげます。 なんて、今の親だって、全部が全部ではないと思いますが、私が20歳くらいの頃は、 「好きなことを自由にやるんだったら、自分でやりなさい」でした。 それでも、やりたいこと

          還暦と古希と結婚35年②

          還暦と古希と結婚35年①

          前回の記事はこちらからどうぞ↓ 今回の旅なんですが、私が今年60歳還暦、夫は古希、そしてちょうど結婚35周年ということで、新婚旅行(笑)で訪れた北海道に旅することになったわけなんです。 でも、なんだか、富良野や、美瑛や、道南ではなく ちょっと寂しげな北東が、今のわたしたちにはお似合いかもで、しかも夫が50年前に訪れて、お世話になった羅臼昆布の番屋があるところに行きたいというので、釧路から厚岸→羅臼へと向かう旅となりました。 人生って、 不思議なもので過去を振り返りたくなる

          還暦と古希と結婚35年①

          ピン!とくる旅

          いったい? ピンとくるとは、何なのでしょう?? いまだに、謎なんですが、夫はピンとくるなんて、こじつけで、その人が勝手に後付けしたものだと言います。 直感を信じる私とは、まるで反対です。 そんなふたりが、4泊5日の旅へ出ました。計画をするにあたり、すり合わせが必要で(ふたりとも一人旅が慣れているため)行きたいところを挙げてみることにしました。 私の要望 ①食べ物と酒が美味しいところ ②過去に知床に天候不良で行けなかったのでリベンジしたい。 ③自分にとっての休暇であるため

          酒飲みは、タイパとは正反対のところにいる

          最近は、「タイパ」という言葉をよく聞きます。 タイ料理のパーティなのか?と、思っていたら、 タイムパフォーマンスの略で、 「タイパが良い」ということは、短い時間で大きな満足を得られた場合を指し、逆に「タイパが悪い」ということは、費やした時間に対して小さな満足しか得られなかった場合を意味するらしいです。 極端に言うと、無駄な時間は《悪》、、ってことなんでしょうね。 そんなに効率的に生きることが良いことなんでしょうかなぇ。? ぼーーっとしていて、1日が過ぎてしまったなんてことが

          酒飲みは、タイパとは正反対のところにいる

          猫派?犬派?

          先日、渋谷区広尾にある山種美術館で、開催された 「犬派?猫派?」の展覧会へ行ってきました。 私は完全に犬派です。 40年前、実家に居たときは、「ランス」という雑種犬を飼っていて15歳まで生きました。 今は、家を留守することが多いので、犬を迎え入れる覚悟がありません。 動物は人間と違ってじっと動かずというわけにはいかないでしょうけど、どの絵も躍動感あふれていて、ワンチャン、ネコチャンに癒されました。 藤田嗣治さんの作品、「Y夫人の肖像」は、猫とくつろぐ婦人の絵画で特に印

          東京の格差としあわせ

          ふと半日時間が出来たので、 お得意のGoogleで 「東京」、「花」、「薔薇」、「紫陽花」と検索したら、 ここが出まして、、 「鳩山会館」 まったく知らなかったのですが、あの、 内閣総理大臣を務めた鳩山一郎氏の私邸で、民主党から内閣総理大臣となった、鳩山由紀夫氏が館長となり、一般公開しているとのことです。 政治的な意図はまったくないのですが、 お天気もよく、お散歩がてらに伺うことにしました。 6月初旬、紫陽花も、あちこちで咲いていました。 鳩山会館、最寄りの駅は、東京メ

          東京の格差としあわせ

          ANA修行旅の過去

          今は風間俊介さんが、 「沸騰ワード」という番組で、航空会社のステータス修行がTVでもメジャーになっていますが、 私が2014年に、ステータス修行した頃は、まだ何それ?という時代でした。 ちょっと、あなた?どうかしてるんじゃない?という感じで、沖縄、那覇を往復したり、シンガポールタッチといって、シンガポールを弾丸で旅してたりしました。(けっこう体力的には苦痛な旅です。) 私が飛行機修行をすることになったきっかけは、こちらからどうぞ。↑ ANAの最上級会員は(ダイヤモンド)

          なめられキャラは、おしまい@伊良部島

          前回の記事はこちらからどうぞ↓ わたしは、たまにWin-Winという言葉に違和感を感じることがあるんです。、、、、 どちらとも得する! まー、そういうこともあるだろう。特にビジネスではそうなのでしょうけど、、 ただ、 人と人の関係において、 Win-Winを意識しすぎと、何か計算高いというか、 (気持ち)というものが、すっ飛んでいるような気もします。 負けても勝っても、損しても、損しなくても、どちらでもいいじゃん? そういう意味だと、 今回の伊良部島旅は、 私にとっ

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          天国へ続く階段「シンビジ」と風にあおられて落ちたら終わりの「サバウツガー」

          前回の記事はこちらからどうぞ↓↓ 前日の大冒険で、私の探検欲に火がつきまして、 よっしゃーー! 伊良部島の秘境に行ってやろうじゃあないか! とあちこち調べ始めました。前日、洞穴で何かが見えそうで怖くて先まで行けなかったクセに、何かが私を揺り動かします。これは!!もしかしたら伊良部島の神が私を呼んでいるのかも。呼ばれ好き。 さー!何処へ? 「シンビジ」というところへ行ってみます。 木が生い茂っていて不安になりすぎます。 車がかろうじて停められる場所へとたどり着きまし

          天国へ続く階段「シンビジ」と風にあおられて落ちたら終わりの「サバウツガー」

          雨の伊良部島での大冒険

          あれやこれやと、宿が繁忙期なので、 忙しい毎日を送っていました。シーナと一平は小さい宿なので、チェックインチェックアウトは、もちろん、館内掃除、お部屋のセッティング、予約管理、備品の補充、お客様とのメール対応など、ほとんど一人でやります。 いまのところ、お休みは希望で取らさせていただいていますが、ゲストハウスという場所は、たくさんのお客様を迎える喜びの反面、自分自身はあまり旅に出掛けられないというジレンマもあります。 私のバカンス 南の島《伊良部島》での2日目は朝から雨でし

          雨の伊良部島での大冒険

          伊良部島、最初の夜は夕食難民

          わたくし、白髪がすごいので、5年くらい前までは、白髪染めをしていました。1か月くらいすると、白髪が根元から出てくるので、しょっちゅう染めなくてはならず追いつきません。 美容院代もなかなかバカにならず、 コロナ時代に、すっかり白髪染めをやめてみました。 かなり、おばあさんぽくなりましたが、もうそろそろ、老いを受けとめていかなければなぁなんて思っています。 そんな思いの人が多いのでしょうか?最近は白髪ぼかしといって、白髪を染めずに、なるべく白髪を生かした髪型になるようなデザイン

          伊良部島、最初の夜は夕食難民

          うすむらさきのランドセルと藤の花

          藤の花に憧れるのです。 というのも、薄紫色や、藤色というのは大人の色って、感じじゃあ、ないですか? 25年ほど前、二女が小学校入学するときに、 薄紫色のランドセルがいいと言っていて、探したのですが、紫色はなく、濃いピンクがあるくらいでした。 まだ、赤が主流でピンクがちらほら出てきた時代でした。 今は、薄紫色のランドセルどころか!24色から選べたり、たくさんあってビックリします。お値段も目が飛び出るほどお高いものも多いようなので、2年後の孫の入学はびくびくしてます。(孫は

          うすむらさきのランドセルと藤の花