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【毎日投稿#189】名作映画「ハリーポッターと賢者の石」を見た。異能学園モノの執筆の参考にするぜ!

異能学園モノのライトノベルを書く際に。

もし参考用のひな形となる映画を探して選ぶなら、それはどの映画にするか?

私なら、「ハリーポッター」を選びますね。一説によると「魔法科高校の劣等生」もひな形はポッターなんだとか。

というか異能と学園を組み合わせた超がつくほどの名作映画なんて、ハリーポッター以外に思い浮かばない!


どうも、田村サブロウです。

今日は連続11日目の映画観賞。一区切りをつける、連続の最終地点。

私が今回見た映画は、「ハリー・ポッターと賢者の石」です。

ホグワーツ魔法魔術学校に入学した11歳の少年、ハリー・ポッターの魔法界での活劇を描いたファンタジー作品です。

Save the Catの法則」では、こういう「超常的な力の扱いを学ぶ学園でのスクールライフ」の話を分類していません。

ハリポタは私個人の創作の参考にするために買いました。

今までと違って、「Save the Catの法則」は関係ありまッッッせん!!!

近い将来、私は異能学園モノのライトノベルを書きたいので、そのひな形になり得ることを期待して買いました。


ずいぶん昔に見たきり、ながらく見ていなかったのですが。創作の研究題材として見た際の発見を列挙していきます。


まず、冒頭の導入が上手い。

序盤の、ダンブルドア校長がマクゴナガル先生と一緒に、赤ん坊のハリーを親戚に預けに行く場面。

ここで映画開始から1分も経たないうちに、ダンブルドアが魔法を使っちゃうんです!

街路灯の明かりを奪うだけのシンプルな魔法ですが、作品的には効果抜群。

なにせこれで、「あ、これは魔法が絡む作品なんだな」と視聴者に一発でわからせるメッセージになるから。

またダンブルドア校長とマクゴナガル先生は会話を通じてこれからハリーの身に起きることを説明するのですが。

この点では、重役に設定を説明させているのが上手いと感じました。

偉い人なら普通の人では知り得ない情報に手が届くので、ダンブルドア校長がハリーのことを詳しく知っているのに違和感が無いのです。


他にも、あえて親戚をイジワルな人たちにすることで視聴者をハリーに同情させて共感を生んだり。

ヒーローは苦悩を描いてこそ共感される、というのは昨日も書きましたね。👇


親戚が説明しなかったがゆえに、主人公が魔法界について詳しく知らないという点も良い。

視聴者だって知らないから、主人公が事情を知りたがることに共感できるし、主人公と共通点を見出すことでより視聴者は共感できる。


「魔法使いにも家柄があんだぜ~! 上流と下流じゃ格が違うぜ~!」

って良いことばかりじゃない魔法界の悪い側面を、ヘイト集中役のマルフォイに説明させたのもナイス。

味方ではなく敵側に視聴者のヘイトを稼がせる工夫が垣間見えます。


とまぁこんな具合に、現代の創作物でもよく使われているテクニックやその応用が、ハリポタには散りばめられていたわけです。

まだ私が子供のころにハリポタを見ていたときは気づきませんでしたが、改めて研究題材として観ると、ホントすごい。

視聴者を楽しませる歯車的小宇宙が展開されているのが伝わってきます。


というわけで、「ハリー・ポッターと賢者の石」、観賞完了。

今日で連日の映画観賞はいったん終わります。

明日からはまだ読みかけの「Save the Catの法則」の続きを読むか、もしくは新人賞のラノベを読むか、短編を書く修行の一環のエロ小説を書くか。

なにかと時間が足りなく感じる今日このごろです。


本日はここまで。
これにて御免!

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