【毎日投稿#181】名作映画「失われた週末」を見た。依存症に苦しむキャラを出すときの参考にしよう。
私は酒を飲みません。
成人してから一滴も呑んだことがありません。
料理に使う料理酒をのぞき、酔いを楽しむ意味での酒は一滴たりとも呑んだことがありません。
なぜって?
酔っ払いたくないからです!
あと、少しでも呑んだらあっという間に依存しそうで怖いから。
どうも、田村サブロウです。
おととい・きのうに引き続き、今日も物語の勉強のために映画視聴。
今日見た映画は、アカデミー賞第18回作品賞受賞作!
その名も、「失われた週末」です!
いえーい、どんどんぱふぱふ~!🎉
……。
「Save the Catの法則」では、この「失われた週末」のように人生の節目で訪れる辛い経験、なにをやっても上手くいかない厄日じみた出来事を描いた作品群を「人生の節目」と分類しているそうです。
……。
……。
……。
この映画を見た感想を、オブラートに包んでやんわりと申し上げますと。
つまらなかったです!!
(私には相性が悪いみたいで、ちょっと合わなかったです)
うぉい。
本音と心の声が逆転してるがな!
けど本当に申し訳ありませんが、まったく主人公に共感できない。
大学時代は天才だった小説家の主人公が、世間では通用せず酒浸りになって、アルコール依存症になって。
自分がダメになっていると自覚していながらそれでもなお、酒をやめることがまったくできなくて。
兄にも恋人にも行きつけのバーのおっちゃんにも、ドン引きするほど迷惑をかけまくる、そんなお話の。
いったいどこに共感すればいいのか、さっぱりわからない!
たぶんこれ、私が酒をまったく呑まないからでしょう。
この映画はアルコール依存症が具体的にどういうものかを、えげつなく再現した作品です。
ゆえに酒飲みはこれを見て、「心当たりがありすぎる……お酒はほどほどにしよう」と感想を抱くのかもしれませんが。
元から酒をいっさい呑まない私は主人公になにひとつ共感する要素を見いだせず、映画を観ているのがつらかったです。
エンターテイメントというより芸術品を見せられたような気分ですね。
面白さでいうなら間違いなく私にはあわない作品でしたが、アルコール依存症で苦しむ男の描写は妙な迫力がありました。
仮にもアカデミー賞に受賞する作品なだけはあるのか、見る人を画面から離さないだけの魔力は持っていると思います。
その魔力とやらがなんなのか、と聞かれたら説明に困りますが。
あと、この映画を私の創作にどう役立てるかを考えたところ。
アルコールに限らずとも、薬物とか、なんらかの依存症に苦しむキャラを出すならこの映画で観たことが参考になると思います。
繰り返しますが、依存症で苦しむ描写については迫力があったので。
それこそ、観ていてつらくなるほどに。
というわけで。
名作映画「失われた週末」、観賞完了。
残念ながら私とは相性が悪かったですが、それでもこの映画を観た経験はいつか必ず役立つことでしょう。
というか、役立てたい。
本日はここまで。
これにて御免!
もしサポートして頂けるなら思いっきり喜びます。頂いたサポートは主に小説を書く際の資料購入などに当てさせていただきます。