時間の使い方【できることからはじめてみよう】
忙しくてなかなかできない…
日々様々なことに追われて、時間が足りないと感じる人は多いのではないでしょうか。
私もその1人です。
私の場合は時間が足りないと主張して忙しいフリをしているだけかもしれませんが笑
先日、仕事でお会いした方がとても勉強になる【自分に合った時間の使い方】をされていたのでご紹介します。
仕事にしてもプライベートにしても、時間の使い方は非常に大切ですよね。
とはいえ、
与えられた仕事や日々やらなければならないルーティンに追われてしまい、結局今日も時間がなかったという方は多いのではないでしょうか。
この"結局出来なかった"を繰り返すと、出来ないことが当たり前になってしまい、出来ることでさえもいつの間にかしなくなってしまうんです。
気持ちに余裕もなくなり、出来ないことがクセづくというような状態です。
こうなると【時間がない】や【今でさえ忙しいのにとても手を出せない】と消極的になってしまい、どんどん自分の範囲が狭まっていってしまうんです。その結果、何をするのにも億劫になってしまい、スムーズに行動に移せずに時間ばかりがかかるようになってしまうんです。
まずはできることから
先日、時間の使い方について教えてくださった方は【まずは自分ができることからしたらいい。〇〇が出来なかったということが積みあがっていくから時間がないように思える。まずは〇〇は出来たに変えるんです】と笑顔で教えてくださいました。
とても簡潔に伝えてもらいましたが、この言葉には仕事への取り組み方だけでなく、時間をうまく効率的に使うたくさんのヒントが隠れていました。
順番通りにこだわらない
できることからはじめることは生真面目に順番通りに仕事を行うこととは異なります。もちろん、仕事の優先順位を決めることは重要ですが、行う仕事の順番を決めたときにその通りにしようとし過ぎるとかえって効率が悪くなることってありますよね。
10の仕事が溜まっていたとして、はじめに依頼された仕事が優先だと判断して取り掛かると1つ目の仕事が終わらなければ2つ目3つ目ととりかかることはできなくなります。
仮に1つ目の仕事が3日間かかるような内容であれば、残りの9つの仕事は最短でも3日以降かかってしまう…
しかし、出来ることから始めた場合、3日間で出来る仕事はより多くなる可能性が出てきます。
この"出来た"の数が増えれば増えるほど、消化できる仕事も多くなり、気持ちに余裕が生まれると同時に次への意欲が高まっていくんです。
与えられた仕事を単純に順番として行うのではなく、できることから行なっていくことで、効率化が図れると同時に時間と気持ちにも余裕が生まれるなどのメリットがあります。
自分自身の能力を把握する
出来ることからはじめると自分自身の能力【何がすぐに出来て、何がすぐにできないのか】が把握できるようになります。
実際に取り組むと【出来ると思っていたのに…】という内容もあったり、逆に出来ないと感じていて時間がかかると思っていたことが【意外とすぐに出来た!】なんてこともあります。
自分の能力を見誤っていると、予想と実際にズレが生じてしまい、結果的に時間管理ができなくなってしまいます。
時間の使い方が上手くない人は自分の能力を把握出来ていない人が多いんです。
自分の能力を把握するためには【まずはやってみること】が大切です。やってみるからこそ実際がわかり、どれくらいのエネルギーと時間が必要なのかがわかってくるんです。
場数を踏んで理論と感覚をつかむ
出来ることからはじめると、取り組む量もこなせる量も自然とあがります。まずは取り組んでみることで場数が増えて経験値があがるんです。この経験値が成長スピードを高め、結果的に取り組む仕事の短縮につながっていきます。
人は何かに取り組むと徐々に自分なりのやり方を見つけていきますよね。
この自分なりの感覚が養われていくと、多少のイレギュラーな内容や新しいタスクにも自分の今までの経験を活かして創意工夫しながら対処しようとします。
経験を積んでいるからこそ、様々な自分の引き出しを持っており、自然と効率的な方法や自分にあった方法を見つけることがスムーズになり、結果的に仕事をこなす時間の短縮に繋がっていくんです。
できることからはじめると…
今回は時間の使い方につながる「できることからはじめる」という内容をご紹介しました。
日本人は生真面目に何かをしなければならない状況の時に、上から下(言われた順番)に沿って進めていく人が多いそうです。
この方法で壁にぶつからずに仕事を進めていける人は心と時間に余裕が生まれ、時間が足りないという感覚にはなりにくいのかもしれませんが、大半の人はそうではありません。
様々なことをこなしていかなければならないからこそ、順番にこだわらずにできることから取り組み、できることからこなしていってタスクの量を単純に減らしていくことも方法の一つです。
また、できることからはじめることで自分自身の今の能力を見極めることにつながります。この自分自身の能力を把握することができるからこそ、自分のスケジューリングが立てられたり、タイムマネジメントができるようになります。
また、場数を踏んで自分なりの方法や、自分なりの理論と感覚をつかむことで柔軟性をもって様々なことに取り組めるようになり、結果的に仕事の時間の使い方がスムーズになっていくということをご紹介しました。
現代社会は情報の量も増え、情報のスピードも速く、仕事を行うなかでも多くのことを求められるようになっています。
このような現代だからこそ、時間の使い方につながる効率的な方法を知ることは重要なのではないかと思います。
貴重なお時間を割いて最後までご覧いただきありがとうございました。
この投稿を見てくださった一人でも多くの方の何かになれたら幸いです。
sabukurochaの記事では「自分を知る」や「自分を把握する」ということを隠れたキーワードとして多くの記事の文章中に載せています。
これはクリエイター”ふたば”さんの記事に深く共感し、自分を知る、自分を受け入れることの重要性を改めて感じたからです。
クリエイター”ふたば”さんの記事はどの記事も生きる糧をいただける内容が詰まっております。海外在住のおすすめのクリエイターさんなので、この記事を読んでいただけた方に是非ともふたばさんの記事を読んでいただけたらと思います。
sabukurocha(サブクロチャー)
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