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四歳男児の子育てをしながら薬局に勤めている薬剤師です。気付けば何人もの学生さんや新人さ…

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四歳男児の子育てをしながら薬局に勤めている薬剤師です。気付けば何人もの学生さんや新人さんが巣だって行き、せっかくならもっと多くの人に関われたらとnoteを始めました。

最近の記事

私の朝のルーティーン

7時に起床 朝ご飯とコーヒーを飲みながら検温 着替えと、お昼のごはんとおかず、水筒を準備 7時半 子供が起きてくるように寝室のカーテンをあける。テーブルに子供の朝ご飯とお茶をセット 起きてくるまでに自分の洗顔やごみだし、子供と自分の荷物をまとめ 起きてこなければ寝たままの子供の着替えを行い 起きてくればタブレットでユーチューブを見せながら着替えと食事 8時過ぎに遅刻すると子供の背中を押しながら自転車で保育園へ 駅で自転車を乗換えチャリ通で職場へ ギリギリ到着 掃除などスタート

    • 社会にとって大切なお会計について意識できるようになろう 新人薬局薬剤師さんへ

      社会に出るということは、世の中の役に立ち、その対価としてお金を受け取るということです。 薬剤師というのは専門職で、薬剤師法第一条にあるように「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。」というのが役割です。これは大いに世の中の役に立つことでしょう。 ではその対価についてきちんと理解できているでしょうか。 個人として言えば、会社からもらうお給料こそが受け取る対価かもしれませんが

      • 社会に出たら国試対策本より実習資料を手元に置こう

        今日は国家試験の合格発表だったらしいですね。 これまでは青本やオレンジブック、虹本など国家試験対策用のテキストや問題集を手元に置いて生活していたと思います。 私も社会に出たときは青本の薬理位は使うかなと引っ越し先にも持って行ってましたが、後から思えば全然使いませんでした。 社外で薬理が不要と言うわけではないんです。 ただ、国家試験に合格できる程度に頭のなかに薬理が入っていれば、社会に出てからは教科書ではなく、添付文書や今日の治療薬などを参照して実務上の問題は解決できてしまうの

        • 温故知新

          古きを訪ねて新しきを知る 年を取ったからそう思うのかも知れませんが、私は本を読んだり、人の話を聞く耳学問が好きなので、余計にそう思うのか、歴史について知ることは、今とこれからを知ることに繋がると思っています。 春から薬局薬剤師となられる方には是非今この形の薬局薬剤師業務がある歴史について興味を持って頂きたいです。 なぜこのような形があったのか。を歴史の視点から。 また併せて国内外の比較から見れると非常にトレンドとこれから求められる役割について理解できると思います。 ご自身や先

        私の朝のルーティーン

          薬剤師は薬を出すのではなく止める仕事です

          はれて国家試験に合格し春から現場で力を発揮する薬剤師の皆さんへ 皆さんのお仕事は処方箋通りにお薬を取り揃え、説明をしたり病状を聞いてお薬を交付することではありません。 お薬手帳や初回アンケートの内容を見て、処方内容がこの患者さんにとって適切かを確認し、必要に応じ患者さんやドクターに話を聞きお薬を止めたり変更したりすることがお仕事です。 副作用歴や重複、相互作用、生活習慣にマッチしていない用法、既往歴、年齢や腎機能に応じた用量などについて処方せん毎に確認、判断しお渡ししているわ

          薬剤師は薬を出すのではなく止める仕事です

          患者さんからの素朴な疑問に答えられるように想像力を日々働かせよう 新人薬局薬剤師さんへ

          薬局で働いていると、お薬を使っている患者さんだからこそ出てくる疑問に出くわすことがあります。 それらについて薬のプロとして答えられるようにしておきましょう。 もちろん先輩たちのやり取りもいいとこ取りで盗みながら、アレンジしていきましょう。 例えば お薬手帳ってなんの役に立つの?お金はかかるの? キャッシュレス決済の丸々ペイは使える?ポイントは貯まる? 一日一回の薬なら朝でも夜でもいいのよね? 朝のんびり起きるから朝ご飯とお昼ご飯は一緒になってしまい、1日三回毎食後の薬は二回し

          患者さんからの素朴な疑問に答えられるように想像力を日々働かせよう 新人薬局薬剤師さんへ

          患者さんとのコミュニケーションの取り方 新人薬局薬剤師さんへ

          まずは先輩たちのやり取りを真似しましょう。 薬学部で習ってきた薬理作用を患者さんに説明すれば良いわけではないことが分かるでしょう。 患者さんが薬物治療を行うために必要な手伝いをするための情報を伝えることと、安全な服薬のために必要な情報をヒアリングするといった感じです。 じぶんのおやよりも年上の人を相手にすることのほうが多いかもしれませんが、徐々に慣れることで、角がとれてスムーズなやり取りが出来るようになるでしょう。 お薬毎に分かりやすい説明を日々考えるのも習慣にできるといいで

          患者さんとのコミュニケーションの取り方 新人薬局薬剤師さんへ

          休日の過ごし方 新人薬局薬剤師さんへ

          社会人なりたての頃は休日は日々の仕事のための準備の日と考えるといいと思います。 つまり休息とリフレッシュ、その他平日に出来ない買い物や身だしなみなどのために使いましょう。 社会人成り立ての時は、自覚の有無(関わらず大きなストレスを感じています。 休みの日も仕事のために過ごすかよと思わず、長い道のりの一歩ですから、慎重に行きましょう。慣れてくれば余裕も出てきますし、早くそういう状態になれれば、同級生たちと再開したときも晴れやかな気持ちで楽しめますよ。

          休日の過ごし方 新人薬局薬剤師さんへ

          新人薬局薬剤師さんへ 資格編

          薬剤師になったらあの勉強をして、活躍するんだ!と熱き想いを持って社会へ出てくる新人さんもいるかもしれませんが、個人的に薬局薬剤師として働いていてマストなのはかかりつけを取るための研修認定薬剤師だけだとおもってます。 その他の資格はベターでありマストではないかなと 次に実務で求められやすいのは、実務実習を受け入れるための指導薬剤師資格でしょうか その月にケアマネやスポーツファーマシスト、糖尿病療養指導師?でしょうか 薬局で活用することを抜きにして、本人の人生に役立てることを考え

          新人薬局薬剤師さんへ 資格編

          新人薬局薬剤師さんへ 読書編

          体系だって学んだり、先人が見つけた最適解を学んだり、大人としての考え方を学ぶのに読書はとても効率的で、自分でたどり着くことを思えばコスパ良しな方法と思います。 職場によって経験できることにも偏りがあるはずですので、そういった意味でもいいと思います。 是非とも大型書店へ足を運び、薬学のコーナーで多岐に渡る本を見てみると、どんなところに着眼点を置かれているかで世の中というものがおぼろげながら見えてくると思います。 最初のうちは病気や薬、臓器などに行かず、どこの職場でも普遍的に使う

          新人薬局薬剤師さんへ 読書編

          新人薬局薬剤師さんへ 仕事を通して学ぶ 真似る

          新人さんがOJTというか、実務を通して学ぶには先輩たちのやり方のいいとこ取りをするのが手っ取り早いと思います。 守破離という言葉がありますが、まずは先輩や業界のやり方を守る、出来るようになったら、こうした方がいいんじゃないかという部分が見えてくるので、アレンジしていく。そのためには素直に見よう見まねでいいのでやってみて、その後で意味や理由を理解し吸収して行くことで、初めて出会う事象においても、類推して対応していくことができる。それが社会人の成長だと思います。 アウトプット出来

          新人薬局薬剤師さんへ 仕事を通して学ぶ 真似る

          新人さんの社内コミュニケーション

          これについては自分も相当苦労しまして、自分が悪いのかな、病気かなとか悩みました。 けど、それはコミュニケーションが上手くいってなかったからだったと、今では思います。 それを踏まえて考えても、今もう一度あの環境に身をおいても、いいコミュニケーションがとれるとは思えません。 自分で出来ることと出来ないことがあること。 チームにマッチ出来るかどうか、相性の問題だと思います。 ほかのチームでは普通に出来てるので、もしかしたら普通よりは上手く出来ているかもしれません。 なので、コミュニ

          新人さんの社内コミュニケーション

          新人さん 話の聞き方

          新入社員はとにかく沢山のことを4月から学ぶことになると思います 多くは先輩から口頭で教えてもらうと思います。 その際のポイントはまずメモを取ること。 あとで見返せるように。次に一人でやることになったとき出来るような自分向けのマニュアルみたいなものです。 自分が業務手順を分かれば汚い文字でも、略字でもOKです。 話を聞きながらなぜ?と疑問を持ちましょう。理由についても質問したりして確認しましょう。目的が分かると、類似した他の事象にも対応出来るようになります。 そして感じたことも

          新人さん 話の聞き方

          新卒で調剤薬局へ入社する学生さんへ 学生と社会人に求められる違い

          学生さんはお金を払ってお客さんとして答えのある教科書ベースで教わります。 体系的に学べ基本があってその上に応用を学びます。 社会人はお金をもらって経験を積みます。 人によってはその経験から何かを学びます。 臨床とよんだり、事例とよんだり呼び方は様々ですが、一つ一つ同じ条件ということはなく、正解はなく、そのケース毎にその都度最適解を見いださなければなりません。 また最適解と思われるものもひとつではありません。 良さそう、ダメそう、どちらでもなさそう、答えは受け手次第でもあり、

          新卒で調剤薬局へ入社する学生さんへ 学生と社会人に求められる違い

          新卒薬局薬剤師さんへ お金編

          薬学部は必修授業がほとんどで、バイト代は一桁、それが社会人になったら地元の友達より給料いいはず! 奨学金はあるけど、それでもバイトと比べたら自由になるお金多いし、あれもこれも趣味に新生活にお金使っちゃおー! と思っていませんか? 場合によると4月はバイトより給料ないかもしれませんよ? というのも、勤怠の締め日と給料日と言うのが、会社によってことなるからです。 例えば、十日締めの25日払いだったら4/10までの勤務日の日割り計算が4月の給料として4/25に支払われます。そのため

          新卒薬局薬剤師さんへ お金編

          新人薬局薬剤師準備 社会人スキル編

          春から社会人になる薬剤師さんへ 国家試験合格のため6年間専門知識を勉強してきましたが、これから2週間は専門知識の勉強は後回しでいいので、社会人としてのコモンセンス?周りの大人たちの大半から変な顔されない程度には知識をつけておくべきだと思います。 具体的には薬局の場合、 笑顔、自分からの挨拶、約束を守る 電話対応 言葉使い 社内、取引先、患者さんに対して 報連相 健康管理 きちんと休む 身も心も 充分な睡眠 バランスよい食事 ストレス解消 真似ぶ(学ぶ)姿勢 ミスしたら再発防止

          新人薬局薬剤師準備 社会人スキル編