社会に出たら国試対策本より実習資料を手元に置こう

今日は国家試験の合格発表だったらしいですね。
これまでは青本やオレンジブック、虹本など国家試験対策用のテキストや問題集を手元に置いて生活していたと思います。
私も社会に出たときは青本の薬理位は使うかなと引っ越し先にも持って行ってましたが、後から思えば全然使いませんでした。
社外で薬理が不要と言うわけではないんです。
ただ、国家試験に合格できる程度に頭のなかに薬理が入っていれば、社会に出てからは教科書ではなく、添付文書や今日の治療薬などを参照して実務上の問題は解決できてしまうのです。受容体のサブタイプとかあまり関係しないんです。
それよりも、実務実習でもらった資料とか、コアカリのテキストとかそういうもののほうが役に立ちます。
特に会社の研修が網羅的でないと、薬剤師なら知っておくべき事だけど、知らなくてもトラブルになることは稀みたいなことってあるんです。
知らないまま過ぎてしまうと、現場の人たちは常識だから問題になるまで話題にもしないんです。
社会は学校とは違うので知ろうと思って自分から情報を取りに行かないと、誰も教えてはくれませんし、教えてもらってないから出来ないとは、社内では文句を言えても、患者さんには言えませんよね?
患者さんにとっては国家資格を持っている薬剤師さんとして映るわけですから。
そのてん、実習の教科書などは体系的に具体的なことも含め書かれており、全てが現場で目の当たりにしないとは思いますが、漏れなくカバーしてくれると思います。
おすすめです!もう捨ててしまっていたら仕方ないですが、まだあるようならいつでも調べられるように近くに置いておきましょう。

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