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【書籍:NO RULES】NETFLIXに学ぶ、 人の意見に耳を傾ける姿勢

本の紹介

NO RULESという、
Netflix共同創業者・会長兼CEOのリード・ヘイスティングス氏らによる本です。
詳しくは下記サイトをご覧ください。↓
https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/32367


きっかけ

NETFLIXのヘビーユーザーである私ですが、
NETFLIXは企業としても面白いということをメディアで知りました。
面白いオリジナルコンテンツを多く作っているNETFLIXは、
他の企業と何が異なるのかを知りたくなり、読むことにしました。

私の学び

読了してみて、この本からたくさんの刺激を受けました。
日常生活に活かせることは、私も早速実践しています。
今回は、その中でも一番自分に活かしたいと思ったことについて書きます。

フィードバックをする意味

この本の中に、以下のような内容が出てきます。

フィードバックのガイドライン(4つのA+1つのA)
1 相手を助けようという気持ちで(AIM TO ASSIST)
フィードバックは前向きな意図をもって行う。
自分のイライラを吐き出すため、意図的に相手を傷つけるため、あるいは自分の立場を強くするためにフィードバックをすることは許されない。
ある行動を変えることがあなたではなく、相手自身あるいは会社にとってどのように役立つのか、明確に説明しよう。
2 行動変化を促す (ACTIONABLE)
フィードバックはそれを受けた相手が行動をどう変えるべきかにフォーカスすべきだ。
3 感謝する (APPRECIATE)
批判されると、誰だって自己弁護や言い訳をしたくなる。
反射的に自尊心や自分の評価を守ろうとする。
フィードバックをもらったら、この自然な反応に抗い、自問し、あらがおう。
「このフィードバックに感謝を示し、真摯に耳を傾け、とらわれない心で相手のメッセージを 検討し、自己弁護をしたり腹を立てたりしないためにはどうふるまったらいいのか」と。
4 取捨選択 (ACCEPT OR DISCARD)
ネットフリックスで働いていると、たくさんの人からたくさんのフィードバックを受ける。
そのすべてに耳を傾け、検討しなければならない。
しかし常にそれに従う必要はない。
心から「ありがとう」と言ったら、受け入れるかどうかは本人次第だ。
それはフィードバックを与える人、受ける人の双方が理解しておかなければならない。
+
5 適応させる(ADAPT)
望ましい結果を得るために、フィードバックの伝え方や受け取り方を相手の文化に適応させる。

NO RULES

ハッとしました。
私は今まで、
言われたことを真に受けたり、反対に聞く耳を持たなかったり、
聞くという行為をする時点でその意見を受け入れるか否かを判断していました。

でも、この本を読み、
人の意見を聞いたうえで自己判断するほうが自分にとって有益である、
という当たり前の事実に気づきました。
一度意見を受け入れる→取捨選択する
それでいいのだと。
そして、それを可能にするためには、
自分自身の考えも持っておく必要があることも同時に感じました。
NETFLIXは、これを組織で意識的に行っているからこそ、
クリエイティブな作品を生み出せているのかなと思いました。

最後に

職場内(家庭内)でのフィードバックが上手くいくためには、
互いを尊重する気持ちを持っていることが必要です。
フィードバックを通して、一人一人への信頼度が高まります。
そのため自由度が高いと同時に、一人一人の責任も大きいです。

「自由を手にしたい」
そう思うのなら、まず始めに聞くという当たり前の行為から実践してみると良いのかな、なんて思いました。

1冊読み終わるころには、NETFLIXへの愛も深まります(笑)
是非。

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では。


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