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Vol.3洋画「ゴットファザーⅠ・Ⅱ・Ⅲ」~観るべき映画BEST5とかは好きではありません!ひねくれ者の映画好き~

いつもお世話になっております。
するめでございます。

映画紹介と言いながらも、全然紹介せずに思いのたけを伝えるだけの記事ではございます。
名作はどんなに時代がたっても面白いのでございますよ。

最近、映画のことをコンテンツと言いますよね。
あの言葉にひねくれ者のするめにはビンビンとくるわけです。

作品を消費しないで頂きたい!!

強めな主張でございますが、映画などは作品なんでございます。
流行りにのって必ず観ないといけないものではないんです。
人生を豊かに、感情を豊かにするものなんでございます。

コンテンツと聞くたびに
はぁー!はっ!!と
変な呼吸になってしまうのでございます。
そんなひねくれ者のはなしはここまでにして

前回に引き続き、名作も名作!!
”ゴットファザー”です。

お気づきの通り、するめはフランシスコ・コッポラが好きなんでございますよ。

コッポラが好きなのでゴットファザーもと思い観ました。
ゴットファザーⅠ、Ⅱ、Ⅲを続けてみました。
1つの作品が3時間なのですが
一瞬だったようにもめちゃくちゃ長くも感じられました。
ぐったりしてしまいましたが、アルパチーノの顔がかっこいいこと!
もうだめ!ルッキズムが叫ばれている世の中に映像作品みると
すぐにかっこいいとか言っちゃうダメなするめでございます。

あらすじとしては、
イタリアのシチリア島からアメリカのニューヨークへ移住してきたゴットファザーことドン・コルレオーネが一代でマフィアの5大ファミリーまでに
築き上げのでございます。
そのドン・コルレオーネが代を変わり、息子の時代になった時にマフィアがどう変わっていくのか・・というざっくりな説明にはなりますが

ゴットファザーⅠの見どころは、
ドキドキ感がたまらないです!
アルパチーノのことマイケルが敵対しているマフィアとの和解の食事会へ
行くのです。
ですが、コルレオーネファミリーは敵対しているマフィアを銃で殺害する計画を立てるのですが、アルパチーノの表情がいい!
観ているこちらまで緊張してしまいます。
表情で内面を表すことが出来る俳優は、あまりいないように感じますが
日本だと役所広司さんとかもそうですよね。

ラストもたまらない。
マイケルはマフィアの仕事をしたくなくて、海軍へ入るのに結局はマフィアのドンになってしまうのです!そんな夫を見たケイトは問いただすのですが、マイケルが嘘をつき、ケイトは安心してお酒を渡そうとすると
マイケルはファミリーがいる部屋に向かっていてドン・コルレオーネになっている姿をみて嘘をつかれたと分かるのです。

コッポラのシーンの撮り方が上手すぎる!
人の感情を動かされるし、どのシリーズもスタートシーンとラストシーンが素晴らしすぎる。

ゴットファザーⅡは
マイケルの父ドン・コルレオーネことヴィトーが何故、イタリアのシチリア島からアメリカへのニューヨークに移住したのかが歴史に基づいて、描かれていてシチリア島に興味が沸いてくるんですよね。
それに、ヴィトーがニューヨークに来てどうやってマフィアになっていくのか、マイケルもまたどうやってドン・コルレオーネになっていくのかが分かる作品なんです。

Ⅱもなかなかの面白さです。
歴史観が分かって、シチリア島とは?ニューヨークに行く移民とは?
マフィアとは?と興味が沸いてくる作品です。

ゴットファザーⅢは、
するめはこの作品はとても好きです。
カルマといいますか、現世版の因果応報といいますか
キチンと落とし前がつけられているんですよね。

どうやって衰退していくのか、衰退する理由はなんだったのか?
考えさせられる作品なんですよね。
何となく、イカロスのような感じだなっとするめは思うのですよね。

なんでもそうなんだと思うのですが、繁栄するのは、自分だけの力だけでは無理なんでございますよ。
その時代、タイミングなどの運も重なりあう訳で。

映画などの作品を見る人は、多くの人が繁栄していく様は好きなんでございますが、衰退する様を観るは嫌いなようで。

全裸監督もシーズン1は楽しく見れましが、シーズン2は衰退していく様なのであまり好きではない人が多いですよね。
ですが、衰退していく様に何か心に引っかかるものがあるとするめは思うんでございますよ。

ゴットファザーは、歴史、繁栄と衰退、人生を学べるとても勉強になり深く、深く考えさせられる作品です。

ほんだらまた!


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