やこ

4人の母 勤務先(デイサービス)での出来事をつづります 介護福祉士の資格はあるけど実務…

やこ

4人の母 勤務先(デイサービス)での出来事をつづります 介護福祉士の資格はあるけど実務経験3年(在宅介護1.5年デイサービス1.5年)ブランク6年、家庭と仕事の両立もままならない未熟者です

最近の記事

認定調査

母が入院中に要介護4になり、半年前から要支援2になった。 母と暮らしてもうすぐ1年。車イス生活から歩行器になり調子が良いときは杖歩行もできる。 ただ、右手の軽い麻痺は残ってるし、丸椅子には怖くて座れない。 家の中でも杖で歩けないし、私と暮らしてから4回は転倒してる。 認知症はまったくなく、お金の管理は自分でし、お酒をよく飲む。 全て正直に認定調査員や掛かり付け医に話をして出た介護度が要支援2!!! 要介護2の間違いかと思った。 それが約半年前の認定調査結果。 1月にま

    • アレクサと母

      85才の母が子供の真似をしてアレクサにテレビをつけてもらおうと奮闘していた。 アレクチャ テレビ つけて! 何でつかないのかしら? 青いボタンを押しながら言うんだよ。 アレクチャ テレビ つけて! やっぱりアレクチャって言ってる(笑) 朝の忙しいひととき、いつもは笑うこともなくただひたすら家事、育児、介護を分刻みで進めて行くのだけれど、アレクチャのおかげで吹き出してしまいました。。。 ちなみに数分間格闘の末アレクチャは無事にテレビをつけてくれました。 アレクチャの

      • 玄関先で

        随分経ってしまってからの出来事なのだが、 母のデイサービスのお迎えを待っている時、ほんの5分かそこらの時間。 朝食後、保育園児の支度、母の支度、自分の出勤の支度を終えたつかの間。 玄関の三和土に座る私の頭を85才の母がナデナデしてくれた。 もう49才になって誰かに頭を撫でられるなんて思わなかった。 うれしいやら照れ臭いやら。 私は母に靴を履かせてほっとひと息着いたところで、母は歩行器に腰かけていて丁度手が届くところに私の頭があったからだろうか。 母に何で撫でてくれたの

        • 母と暮らす

          母と暮してもうすぐ半年が経とうとしています。 介護の仕事をしながら自分の母が倒れてかれこれ1年。 仕事としてお金をもらって人様の親の介護をしながら自分の母は誰かに面倒をみてもらうというジレンマを抱え、涙をこらえて送迎車を運転する日もありました。 家族が健康であってはじめて自分もきちんと仕事ができるのだと思い知らされる日々が続き、何とか割り切って少しずつ吹っ切れそうだと思っていた矢先… あなたが面倒をみれば皆ハッピーなんじゃない? 主人のこの言葉をきっかけに母との生活がスタ

        認定調査

          忘れてしまうこと

          もう施設に入所してしまったおじいさんのお話を書かせて頂きます。 その人は認知症が進んでしまって、気に入らない事があるとスタッフに怒鳴り散らしていました。 接するのに勇気がいる方で、まず家から出てデイサービスに来る時に怒鳴る。 入浴介助でまた一撃くらう。気に入らない事があると怒り、特に男性職員はプライドに触るのか頻繁に怒鳴られていました。 自分が入浴介助の時はとにかく怒鳴られないように気をほぐしながら好きな花見の話題を出したり、替え歌を歌いながら介助にあたらせて貰っていまし

          忘れてしまうこと

          居場所

          デイサービスでの1日 世話をするほうも されるほうも 長いと感じる、9時間。 そこの場所にいる時 楽しく過ごしたいし お客さんにも楽しく過ごして帰ってもらいたい。 ここに来れば何とかなるかも!をモットーにその場面場面を過ごしていますが 決して広くない空間に職員を含めて20人〜25人くらいの人が集まります。 職員同士の人間関係はもうめちゃくちゃです。悩みます。 そこで最近発見した過ごし方は。。。 ・人との関係を自分なりに築く ・居場所は自分でつくる です。 当たり前

          居場所

          ゆるすゆとり

          デイサービスで働き始めて1年5ヶ月。 1年ぶりのノートになります。 初めは上司や先輩の顔色ばかり気にして働き始めましたが、施設長が移動になったり… ナンバーツーも退職したり… 職場の環境が かわりました。 今の環境と前の環境を比べてメリットもデメリットもあるけれど いつもどんな時でも人を ゆるすゆとり がなければチームで仕事が出来ないと気付かされる事が満載で。 実質ナンバーツーになってしまって… 新人さん達を指導しなければいけない立場になり、施設長と新人さんの間を

          ゆるすゆとり

          怒り

          認知症がかなり進んだお爺さんと男性介護職員とのデイサービスでのひとコマ。 なんでここで風呂に入らなきゃ行けないんだ!! このお爺さんは男性全般が苦手になってきたのかも… 上から目線のお誘いにカチンときちゃった模様。 男性介護職員はやんわり誘ったんだけど何かが気に触るらしく 俺はここに居ちゃいけないのか〜!! 帰れって言ってんのか〜 と下膳しようとしていた男性職員に怒鳴っていた。 怒鳴る方も怒鳴られるほうも辛い… とにかくその人の心地よい居場所をつくる それが私達の仕

          牛舎

          ちょっといいかなぁ? 牛舎まで行ってくるよ〜 お昼頃…その人は動き出しドアを開け出ていく… あわてて後を追い、話を合わせる 牛舎ですか〜 そこまでご一緒してもいいですかぁ? (外の門は閉まってる) あれぇ?ここに牛舎があったんだけどなぁ? もうなくなっちゃったんだなぁ… 頑丈な門だな…これじゃあ出られないなぁ さびしいですねぇ…なくなっちゃったのか… その人のお仕事は獣医さんで世界中を転々としていたんだとか。。。 お花の話、自然の話、鳥の話、牛の話、人間の話…

          任されること

          デイサービスに入職して3ヶ月目… 任される事柄が増えてきました。 利用者さんがベテラン職員を私の目の前に配置 車椅子の立ち上がり&椅子への移乗介助が繰り広げられる これからあなたも私の世話をするのだからベテラン職員のやり方を見ておけよという利用者さんからの私への配慮である♪ ありがたい 期待されてる反面ププププレッシャーが!! 介護福祉士を持っていても車椅子介助が苦手な私… 車椅子介助だけでなく体操もアクティビティも運転業務も苦手(汗) 介護職ブランク6年の新米同

          任されること

          エネルギー

          読み返して支離滅裂なので編集しました。 寝不足でnote書いてるのでダメダメですが自分の心を整理したくて書かせて頂きます… 介護とは 利用者さんのエネルギーのベクトルを外へ向けること 以前noteで読んだけれどその通りだと思う ・利用者さんの内にこもってしまう力を外に向けること ・介助者も楽しむこと これに尽きると思う。 デイサービス あの空間に来たくて来ているのは私達介護士も含め誰もいないんじゃないか…といつも思う 利用者さんの立場なら ・家にひとりで居るよりは

          エネルギー

          うれしかったこと

          介護の仕事に6年ぶりに復職して もうすぐ2ヶ月 朝の送迎での出来事 やっと道も覚えて3軒回ることになり 1軒目:アルツハイマーのお爺さん 2軒目:わりとクリアなお婆さん 3軒目:かなり認知症が進んでいるが話がわかる優しいお婆さん の順で送迎していた時 1軒目のアルツハイマーのお爺さんが誤嚥をしたらしく奥さんが夜中に病院へ行き 大変だった話を聞いていたら 5分ずつ遅れになってしまい、少し巻き返さないと2軒目、3軒目も5分遅刻…ホームにギリギリに着くな…という状況になり

          うれしかったこと

          通じ合うとき

          8/18 入職して1ヶ月半、職場の人間関係で悩んでいた お客さんにも気を使い スタッフ同士でも気を使う そのストレスは半端ない 苦手な人(年下上司)とたまたまお昼休みが同じで、休憩室もないからその空間で過ごすしかなく… 今まではその人を避けていたけれど頑張って椅子を並べてお昼を食べてみた 多分相手も私が苦手でお互い気を使って話しているのがわかる 何でこの仕事を選んだのか 今の悩み 自分の好きな事 母親のこと ポツリポツリと話し合う 彼女も仕方がなくこの仕事を選んだ

          通じ合うとき

          食事介助

          8/15 あまのじゃくなおじいさん なかなかご飯を食べてくれない お膳を下げようとしても拒否 完全にからかわれてる… 少しでも食べてもらおうと隣に座り食事介助しようとしたら あなた キレイ 奥さん 要らない いやいや…口説かなくていいからご飯をたべてよ 口腔ケアもできないし 先週もこんな感じでご飯を残していたから ??? 家でも食べないのか? ひと口でも食べて欲しかった… 暑いし 私達のやり取りを心配そうに隣のお婆さんが笑いながら聞いていた そのお婆さんに助けを

          食事介助