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食事介助

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あまのじゃくなおじいさん
なかなかご飯を食べてくれない
お膳を下げようとしても拒否
完全にからかわれてる…

少しでも食べてもらおうと隣に座り食事介助しようとしたら

あなた キレイ 奥さん 要らない

いやいや…口説かなくていいからご飯をたべてよ
口腔ケアもできないし
先週もこんな感じでご飯を残していたから

???
家でも食べないのか?

ひと口でも食べて欲しかった…
暑いし

私達のやり取りを心配そうに隣のお婆さんが笑いながら聞いていた

そのお婆さんに助けを求めたら

奥さん捨てたら泣いちゃうわよ
あなたも大変ね
急に隣に座られたから緊張したのよね

うなずくお爺さん
お婆さん神!

そうか…退散退散
男の職員が食事介助したら少しお昼を食べたお爺さん

どうやったら?何でたべたんだ?


まだまだだな…声かけもうまくいかないしと落ち込む自分

介助する方の都合
介護される方の気持ちがすり合わないジレンマ

ここにきたら少しでも楽しく心地よく過ごしてもらえたらと思いその場面場面で力を尽くすのだけれど
それも自分都合かもしれない

自分が職場で心地よく過ごしたいから…
そもそもデイサービスという空間に無理があるのか
私が仕事に向いていないのか

人対ひとのお仕事はものすごく難しい

人は誰でも年を取る
将来の自分がここにいるのかも知れない

自分の親は同じ曜日に別のデイサービスに行っている
もし自分の親がされたら嫌なことはしないように
そして自分がされたら嫌なことは人にはしたくない

なぜ食べないか
満腹中枢がおかしいのか
なぜお膳を下げるのも嫌なのか
介護者とコミュニケーションをとる手段としてあまのじゃくな行動をとるのか
なぜ男性職員の声かけで少し食べたのか

また来週の課題になりそうです

自分の親が幸せで
自分の子や夫が幸せで
自分も幸せで
平凡な日常がおくれますように

偽善かもしれないけど
そんなことを祈った

世界平和を
介護者の処遇改善を
それがままならないから せめて心はいつも平和でありたいと思う

今日はこのへんで

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