自己認識の置き所が違いを生む!【人生明晰夢化その2】

いやー、この新シリーズ(人生明晰夢化の連載)を開始できて、ワクワクが止まらない! 
道(方法)はひとつではないけれど、これからは各自、自分自身の「内」を制御できること、意識を扱う自覚を持つことが、ますます不可欠な時代に入っていると感じている。
もちろん、内を扱うことはそのまま外を扱うことなのだ。

あなた自身が「ニューヴァージョン」になるとき、つまり自己が新たな認識によって周波数を変えるとき、それに伴った並行現実に移る……というか、自分のエネルギーを反映した結果を常に経験することになる。「私=宇宙(世界)」は一緒に変わってしまう。
その手応えは何よりもまず、自身の日常の反応や感じ方、ものの見方、あり方など「内(物質的現象としては見えないところ)」の違いとして表れる。

「時」を経験することですら、自己の周波数が瞬間瞬間シフトしていることの現れではあるけれど、あなたが「最高ヴァージョン」の自分になるシフトを体験する「一助」となるよう、新アプローチを提供するこの連載。↓

「あなたがあなたの現実を創造していること」を自覚し、創造者として人生を扱う(現実という夢を明晰夢化する)講座、今回は第二回。
日時を決めて行う講座と違い、お好きな時にご自身で学んでいただけるのがメリットだ。シリーズ全体を順を追って読むのでも、各回のうち、あなたが心ひかれる回を単体で読むのでも、あなたに合った使い方でどうぞ。
<全四回、各記事へのリンク>
★第一回・導入編★
「【人生明晰夢化その1・導入編】リアリティーの外へ・人生という夢を明晰夢にできてるかチェック」
★第二回(当記事)★
「自己認識の置き所が違いを生む!【人生明晰夢化その2】」
★第三回★
「ここにいないと知っていることが必要・生命の定義【人生明晰夢化その3】」
★第四回★
「たったひとつのこだわりと感情【人生明晰夢化その4・最終回】」

なお、第一回の「人生という夢を明晰夢にできてるかチェック」内の項目を見て、「えっ、これって『悟り』じゃん……」と思う人もいたかもしれない。
時系列的に「逆から」話していく感じになるけど、もし今はその状態に程遠く感じられることがあっても大丈夫。この講座しかり、あなたが気づくことによって自己認識を元に戻していけばいくほど、それは私たちのただの自然な状態なのだとわかっていく。

この講座についてと、こんな人に特におすすめ

第一回の導入で語ったように私は「あなた自身が、あなたの現実の創造者である」という以前から扱っているテーマに対して、これまでとは別角度からの講義をすることにした。
といって、真実(普遍のもの)が変わるということはない。今までと基盤は共通だから、表現の仕方やアプローチが違うだけだという点で「互換性」はある。
ただし、このシリーズの内容はある程度こんな人に向いている。
以下のどれかひとつでも該当する人には特におすすめしたい。

■これまで地球ゲーム(この世界)で出会った価値観に、なじめないことが多かった。妙に無理がある世界だなぁと感じていた。
■自分自身の感覚として、魂・スピリットといった概念がわかる。むしろ、自己感覚が肉体よりもそちらに多くある気がする。
■スピリチュアル・精神世界分野の知識や経験が身についている。自分なりに学んできた。あるいは、おのずとそこに縁があった。感覚的にわかる。
■目覚めの先や、悟りといった概念に、これが頂点というゴール(終着点)は存在しないと思う。一方、各々のゲームの「完了」はあると知っている。

なぜ、これを提示しているかというと、「分離しているということを前提としたエゴ」の観念がどれだけ強いかには個人差があるからだ。
その違いは優劣ではなく、「地球ゲームに参加する際の今回のキャラ設定」と思っておくといいと思うのだが、あるにはある。

なお、私が使っているエゴという言葉はただの自意識という意味ではなく、創造の源(ひとつの私)と自己が、あるいは他者や他の存在と自分が「分離している」と信じる「観念」を指す。

つまり、「自分=分離したエゴ(肉体)」と信じる度合いがどれだけ強いかには個人差があり、これによって様々なアプローチも変えた方がいい。

ミイラ取りがミイラになりえる地球ゲーム。自己認識をどこに置いているか

この地球ゲームに参加している以上、どんな人の中にも意外なほど「分離を信じているエゴ」は巣食っているものなので、その点でエゴと自己とを区別することは必須になるのだが、ここでひとつ忠告がある。

すでに例示したような「自己=スピリット・魂」の認識を強く持ち続けている人がエゴを見つめて手放すことに熱心に取り組むと、それは一定の効果を生むのだが、同時に、その作業(ワーク)に深入りして長引かせていないかどうかの引き際を見極めることも肝心なのだ。
「ミイラ取りがミイラになる」ような現象が起きるからだ。

つまり、エゴに「取り組みすぎる」ことにより、エゴが「リアル」なものとして補強されてしまい、その状態にかえって囚われるということだ。
かといって、恐れや手に余る気持ちから観念を無視して「目隠し」「抑圧」するのは勧めない。そうすることもまた、それらを補強するからだ。

どうすればいいかというと、ある程度まできたら自己認識を幻想(仮想現実、物質世界)の「外」に完全に戻すことに集中し、エゴの概念を一括解除した方がいいのだ。
☆先月私が創作した短編では、このテーマを表現している。
「俺が忘れてしまうこと・覚えている鍵・人生の解体」

たとえば、エゴをコンピューターウィルスだと考えてみよう。
多種類あるように見えるそれらをひとつひとつ開いて、性質を分析すると、コンピューターウィルスに感染するだろう。ただしこれは、「あなた=コンピューター」だというリアリティーの中にいる場合の話だ。

そう、ここがポイント! 注意深く聞いてほしい。

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