【人生明晰夢化その1・導入編】リアリティーの外へ・人生という夢を明晰夢にできてるかチェック

こちらは「あなたがあなたの現実を創造していること」を自覚し、創造者として人生を扱う(現実という夢を明晰夢化する)ための新シリーズ第一回・導入編だ。しばらくこのように講座としてのシリーズ、連載を続けていく。
日時を決めて行う講座と違い、お好きな時にご自身で学んでいただけるのがメリットだ。シリーズ全体を順を追って読むのでも、各回のうち、あなたが心ひかれる回を単体で読むのでも、あなたに合った使い方でどうぞ。
<全四回、各記事へのリンク>
★第一回・導入編(当記事)★
「リアリティーの外へ・人生という夢を明晰夢にできてるかチェック」
★第二回★
「自己認識の置き所が違いを生む!【人生明晰夢化その2】」
★第三回★
「ここにいないと知っていることが必要・生命の定義【人生明晰夢化その3】」
★第四回★
「たったひとつのこだわりと感情【人生明晰夢化その4・最終回】」

昨夜のこと、日常なじみある意識状態のまま「ヒューズが飛ぶような」瞬間があって、ずっと自分がなんのかんの言って「現実」と体験し続けることは継続していた「このリアリティー」の外に自覚が切り替わった。
……言語化すると、これをどう説明したらわかりやすいのか、言葉を選んで綴っている。
人生を構成していた仮想現実(映画)システムから抜ける、自分はその「中」にいるわけじゃないことがただそのままわかったと言えばいいかな。

システムの外に出る重要なシフトと背景

これまでも同種のひらめきや啓示は度々訪れていたが、この体験が違っていたのは、平易な、特に刺激や驚きや情緒もない、ただの切り替わりとして起こったことだ。「ヒューズが飛ぶような」という表現も劇的な意味で使っているのではなく、ひゅんっと一瞬で起きた感じと、システムを連想させるところが近いかなという感性で用いている。
皆さん毎日、目を覚まして起床してるじゃない? それまで夢を見ていたとしても、あ、夢だったんだと、こちらの現実の一日にリアリティーが切り替わるよね。それにも似てる。

ただし昨夜の私の場合は、特に変性意識状態を意図して作るつもりはなく、あることを集中して考えていた。
私の人生の中で重要な意識の「シフト」が起きたときは、振り返ると「どうしてもわかりたいこと」を集中して考えているときが多い。それは本気の「どうしても、どうしても、どうしてもそれを解きたい」という思いを持っているときで、この意味で私はあきらめが悪い。
このあきらめの悪さで「突破口」に辿り着くことがあるというわけだ。

☆後日追記……このときの思考法は◆「異次元的思考法・癒着なしに思考を活用する方法」で紹介している。ご参考にどうぞ!
また、このとき私が解きたかったことの具体的内容は◆「早朝の野鳥体験+シンプルで分離のないエネルギーヒーリングを研究中」で述べている。

私の考えていたあることとは特定のトピックではないのだが、言葉にするなら「この現実を明晰夢にできていない」と感じていることへの答えの希求に近かった。できるはずなのに、まだできていない。それに併せて感情の作用についても考えていた。
私は、夢を通して色々な理解や実感を得ており、明晰夢の経験もそのひとつだ。だから、「スピリット・魂である」こととはどういうことかをよく知っている。ある言い方をすれば現状として、こちらの現実の取り扱いの方が「プロフェッショナル」ではない。

参照できる確かな実感を持ってるからこそ、こちらの現実での状態やあり方は「まだ明晰夢とは言えない」と感じていた。
夢であること自体はもうわかっているが、明晰夢として機能していると言うにはまだ何か足りない。

この自覚をごまかすわけにはいかず、どちらも自分の意識が生み出している体験なのだからと最近は、明晰夢の感覚を思い出しながらこちらでの自分の意識感覚やエネルギーの使い方などをそれに近づけてみていた。

こうした私自身の望み、流れがあっての、切り替わり体験だったのだ。

得た知見と新アプローチを表現する新しいシリーズ

このとき感情について考えていたというのもキーではあって、感情というのはそれ自体が突然生まれるものではなく、副産物、二次的なものだ。
だから、たとえば「愛」と「恐れ」というように、情緒を用いて識別し、私たちのあり方を説明していくことは私たちになじみ深く、とても有効でありながらも、実はもっとシステマチックにものごとを説明することもできる。

それは私の感覚でいえば、淡々とコンピューターのシステムを説明することに似ている。

それは情緒が起こる「前に」来るシステムを見つめることで、一言でいえば「この世界マトリックス」の「中にいる」という錯覚から完全に抜けることである。
逆に言うと、抜けてからでないと、この現実を明晰夢状態で「扱うこと」はできない!

こうしたことを専門的にお話ししていきたいので、今後はその知見に基づいた新しいシリーズを展開したいと思う。
もちろん、これまで私が講座その他で教えてきたことと基盤は変わらないし、アプローチというのは幾通りもあるものだ。
感情・情緒の「前」を扱うということも、観念の扱いを学んできた人なら、すでになじみのある姿勢のひとつになっているはずだ。
ただ、今後フォーカスしたいのは、ひとつひとつの観念を見つめる局所的なやり方よりも、より大きなシステム全体を把握する方なのだ。

これに伴う業務連絡だけれども、今月の記事のいくつかは販売終了にした。
以後続きそうな記事との間に流れを作りたいと思ったのだが、それらの記事は違うトピックを扱っていたからだ。実際は、それらも私自身の流れに貢献してくれていた内容なのだが、ひとまずは移動させることにした。
後日、それらの記事は別な折を見て復活させるかもしれないし、しないかもしれない。

あなたの人生・現実を明晰夢にできているかどうかのチェック

今回はしめくくりに、あなたの人生、あなたの現実を「自覚のある創造」の状態、言い換えると「明晰夢」にできているかのチェック項目を提示する。

正確にいうと、これは人生を明晰夢状態にするために必要な「基礎項目」を最低限に絞って表したものだ。

睡眠中の明晰夢を経験したことがある方なら察しがつくと思うが、それはすべてがどのように起こるかを完璧に知っている状態という意味ではない。
しかし、ものごとが「自分の意思に関係なく偶発的に起こる状態」というのとは全然違う(そちらは「自覚を失い、眠って夢を見ている意識状態」と言える)。

★以下は、人生を明晰夢にするためのチェックポイントだ。
あなたの「認識」から、「感情」「思考」を含む項目もある。
それぞれの項目はもっと深く細かく掘り下げていくこともできるが、まずはシンプルに文面通りをチェックしてみよう。
チェックするときは正直に自分を見つめること。すると、会得していない項目への気づきが訪れる道を開くことができるからだ。★

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