今年の春は花粉症にならなかった【健康と、体】

今年の春は、私は花粉症にならなかった。

——と、こう言っても、その「驚きのほど」がどれだけ伝わるかな。
個人レベルでは、奇跡と言ってもいい。

この記事では、健康を実現する内的姿勢、意識のあり方について語る。
詳しくは続きをご覧いただきたいが、
■健康を実現したい方、健康の本質を理解したい方
■体を最も良い状態にしたいと考えている方
■現象の「根本」を知りたい方
などで、既存のアプローチに満足しなかった方にもおすすめしたい。

Let Me Introduce My 花粉症 〜私の花粉症のご紹介〜

私の花粉症歴は長く、年季が入っていた。
いつから花粉症になったのか正確には覚えてないけれど、大体20年くらいは毎年毎年、律儀に、欠かさず、春が来るたびに重い花粉症を患ってきた。

私の人生の様々な変化なぞどこ吹く風で、春になるとちゃーんと表れる——ブログでは「花粉症になる根本原因」を突き止める個人的「探求」を読者の方にシェアしたこともあったくらいだ。花粉症シーズン限定で……(私は元スピリチュアルカウンセラー。特に内的要因や、自然界との関わりについてを洞察してきた)。

その甲斐あってか、近年、例年よりは軽いかな? 程度の変化が起きたことはあったのだが、完全にアレルギー反応自体が起こらないというのは今春が初めてだ。
実現してみると、狐につままれたような気持ちだ。

ブログ※の過去記事でも語ったことがあるが、これまでの私自身の経験から言って、何かが「完全に治っているとき」と、「一生懸命に抵抗して症状を『起こさないよう』注意しているとき」とは、一見同じく「症状は出ていない」状態にあっても、その本質が全然違う。
(※花粉症をテーマに書いたり言及したりした過去記事は、ブログ内検索「花粉症」で一覧が出る。ご興味ある方はどうぞ!)

今回は前者だ。つまり、私は「花粉症に抵抗する気持ち」を持たなかったのだが、何も起こらなかった。アレルギー反応自体がなかったのだから当然ではあるが、症状を抑えよう! という無意識の抵抗、踏ん張りすらも経験しなかったのだ。

花粉症にならないことが早とちりである可能性も考慮して、この記事を書くにあたっては4月後半まで待つことにした。
例年、4月の中旬を過ぎた頃にはひどい花粉症の症状もおさまってくるのが常で、その時期から新たに発症するとは思えなかったからだ。

それで今、これを書いている。

今年の春の物理的背景

物理的背景、条件といったものが今季の自分の健康の「要因」であると私は考えていない。
それら物理的な変化について言えば、これまでの人生の中で度々(ときには劇的に)あったけれども、それにも関わらず、どこにいようとどう暮らしていようと毎春の花粉症はあり続けたのだ。
さらに正直にお伝えすると、私はいかなる物理的要因も現象を根本解決する力はない、と断言する。

それでも「今年ならではの、何かイレギュラーな物理的条件があったんじゃない?」と思う人のために、私の今年の春の物理的背景にふれておこう。

同じ家に住む家族に一人、毎年私と同じくらいひどい花粉症になる者がいる。今年も通常ペースで2月には本格的な症状が出ていた。それで私も、「私の花粉症は今年は遅いな。3月に入ったら始まるのかな」と漠然と思っていたのだ。
そのように「花粉症シーズン」に対しての私の捉え方や過ごし方は、今までの年と何ら変わるところはなかった。

この時期は、自身のスケジュールにも配慮している。長時間人と関わる用事はなるべく花粉症のピークを迎えそうな頃には入れない。
かつて定期開催していた自分の講座など、早めに先の日程を決めなければならないもので且つ人前で話し続ける仕事の時には、花粉症シーズンが終わる頃まで十分な期間を空けることも多かった。
そして今年も同じように、予定を立てるときは気をつけていた。

では、巷ではどうかというと、ウィルスの方へ気を取られ、例年ほどは花粉症について騒がれなかったように思う。また、外出の自粛など決定して以降は、例年に比べるとその影響で外の空気がきれいになったということがあるかもしれない。
しかし、そんな外的要因ですら、私が普段なら花粉症を発症し始める頃にはまだ、多くの人々の日常生活に直接及んではいなかった。その時期にはクルーズ船のニュースが連日注目の的となっていたくらいだった。
(クルーズ船のニュースが報道されていた頃の話題を含む記事◆「地球外の世界について知りたいなら、まずは夢の体験から」

ウィルスによる今年の特殊な状況によって、「花粉症を治すほどの」影響が私個人にあったとは思えない。私は会社に属したり通勤したりする仕事でなくなってからが長いし、すでに述べたように、これまで個人の人生の様々な変化をくぐり抜けてもなお、花粉症は毎年起こり続けたのだ。

では、そうした物理的背景や条件以外で、以前と比べて自分自身の内に健康に貢献するような心当たりがあるかというと、あるのである。
そしてそれは花粉症をなくすために実践してきたことではない。
もっと広大な範囲、自分という存在そのものへの姿勢の話だ。

この記事で、その内容を明確にお伝えする。

私が二度と花粉症にならないのかどうかは、来年以降もどうなるか観察してからでないと結論は出せない。
★追記1……翌年である現在も花粉症になっていない(該当記事◆「今年の春も、花粉症になっていない。」
★追記2……翌々年も花粉症にならず、報告はこれで終了に(◆「花粉症にならなかった報告2022年【体への見方、おすすめ記事の紹介】」

けれども、あれだけの長期に渡って「ただの一度も」花粉に反応しなかった春はなかったことを思えば、「今」の時点での変化を認め、私の内的姿勢をお伝えし、あなた自身も適用できるように説明することは役立つだろう。

そしてあなたがこの内容を「ただ読む」のではなく、自分で理解し、実践もしたならば、あなたにもやがてそれにふさわしい現象が起こるだろう。

健康の本質、あなたは錯覚して「逆のこと」をしていませんか?

健康の話題というと期待されがちな、生活習慣や運動、食生活などの「形」は、ひとりひとりにとって何が適するかが異なる。
ある人にとって合っていることが、別な人にとっては合わないということがある。ここで私が「形」を提示しても、読んでいるあなたに適しているとは言い切れない。

しかも私は、人々が思い描くような特定の物理的「型」、規範を持たない。
健康のためとして特定のルールを守る人々からすると目をむくような生活をしているかもわからない。
食事制限もない、習慣にしている運動もない、コーヒーもお酒も楽しむ(その真髄はブログ内のカテゴリー★日常生活・ライフスタイル★の過去記事に自分の体験や考えを色々書いている)。

一方、私の「内でのあり方」を教えることは、あなたの役に立つし、普遍的だ。
それは私たちに共通の「土台」であるからだ。
あなたの内側が調和していれば、あなたに合った「形」もおのずとわかり、自然と実行できるようになる。「形」とは、内から表れた「結果」なのだ。

ここで私がお教えすることは、願望実現のためのイメージワークや、念じること、あるいはエネルギーワークやヒーリングといったものではない。
読者の中には、そうした「精神世界」「スピリチュアル」の分野に詳しく、それらの練習や実践をしたことがある人もいるだろう。
そうした方法が無益だと言いたいのではなく、使い方次第で役には立つが、それでも対症療法や、あなたの補助としての役割なのだということを覚えていてほしい。

健康を意識するとき、多くの人が「逆」のことをやっている。

私も昔、その錯覚の中にいた。
そう気づいてからは何年もかけて、意識的に、逆さまの幻想を「解除」してきたのだ。

さぁ、ここでひとつ、あなたに問いかけよう。
この問い自体が答えを示してもいる。

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