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〜大怪獣のあとしまつ〜音で観る映画_vol.3

作品紹介

 人類を未曽有の恐怖に陥れた大怪獣が、ある日突然、死んだ。国民は歓喜に沸き、政府は怪獣の死体に「希望」と名付けるなど国全体が安堵に浸る一方で、河川の上に横たわる巨大な死体は腐敗による体温上昇で徐々に膨張が進み、ガス爆発の危機が迫っていることが判明。国民は歓喜に沸き、政府は怪獣の死体に「希望」と名付けるなど国全体が安堵に浸る方で、河川の上に横たわる巨大な死体は腐敗による体温上昇で徐々に膨張が進み、ガス爆発の危機が迫っていることが判明。
 大怪獣の死体が爆発し、漏れ出したガスによって周囲が汚染される事態になれば国民は混乱し、国家崩壊にもつながりかねない。終焉へのカウントダウンは始まった。しかし、首相や大臣らは「大怪獣の死体処理」という
前代未聞の難問を前に、不毛な議論を重ね右往左往を繰り返すばり・・・。
 絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理という極秘ミッションを任されたのは、数年前に突然姿を消した過去をもつ首相直轄組織・特務隊の隊員である帯刀アラタだった。そして、この死体処理ミッションには環境大臣の秘書官として、アラタの元恋人である雨音ユキノ(土屋太鳳)も関わっていた。
 果たして、アラタは爆発を阻止し、大怪獣の死体をあとしまつできるのか!?そして彼に託された本当の〈使命〉とは一体―!?(公式サイト引用)

 この作品を見る前は、なんだか政治家たちの陰謀とかのサスペンス系になるのかなと思っていましたが、予想をいい意味で裏切ってコメディーチックに描かれているのは、観ていて絵に惹きつけらたのもありとても面白かったです。ただ、Vfxを多用しているせいもあってかあまり特撮らしい映画ではないような気がしてしまいました。映画のラストのシーンは予想していた感じで終わっていたのでなんとも言い難い形です。
 観終わった後にネットでエゴサをしたところ、あまり評判がよろしくないそうなのですが、制作技術系の方はかなり凝っていて良かったなとは思いました。

〜ここからネタバレ&解説〜

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