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超のんびりな日なのに忙しない腸1205

今週末は一歩も外に出なかった。
出なくてもいいと思った。

かつては超インドア・超出不精な私。
出来ることならずっと家にいたかった。
家に居たってすることしたいことはたくさんある。
なんてったって居心地は良いし気が疲れることもない。
明日やろうだ馬鹿やろう状態。
とにかく家が大好きだった。

そんな私にも転機が。
「コロナ」蔓延だ。

2020年4月頃、緊急事態宣言が発令され、不要不急な外出は控えるようにと口酸っぱく言われていた。
かくいう私はコロナを恐れ、いつものように悠々自適に家に引きこもる毎日を過ごした。
しかし私の中の子供心が、私にちょっかいをかけてきた。

「家にいろって言われると、外出したくなるよね〜〜。」

実際には不要不急の外出をしなかったが、そんなことを常々思っていた。

緊急事態宣言が解除された頃になると、なんでもない日にも外出しようとするようになった。
そして次第に、引きこもるよりも外出することの方が増えいった。

——時は経ち、
以来、街の賑わいや自然の移ろい、人間の活発な姿やエネルギー満ち溢れる美味しそうなご飯等。私は外界のものに目がなくなってしまった。
外から生力を感じる喜びを知ったのだ。

今は今しかないし、今日できることは今日のうちにやっとかなきゃ後悔する。
そんなことを強く思い始めたのは、この頃だったかもしれない。

…時間が有限だということに気づき始めたのは、この頃だったかもしれない。

私は思ったより何倍もまだ若い。
いや、まだ幼いだけなのかもしれない。

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