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【note】中小企業のイメージ戦略から学ぶチラシの“広告力“とは?

前回までの記事では、ブログとnoteの違いについてご紹介させていただきました。

前回もお伝えしたように、この媒体(ブログやSNSやチラシなど)を変えることによって受け手への伝わり方というのも変わってきます。

そこで今回は、その中の“チラシ“という媒体についての特徴とそれを使ったときの宣伝の効果についてご紹介させていただきます。

(実は私は、今所属している中小企業で広報関係の仕事📰も担当しており、新入職員採用のため大学向けのチラシや学生向けホームページ🖥の運営も担当しております。✨(*´з`))

今回の記事は、発信力を高めたい、広告媒体によって発信の仕方がわからないという方に対して有用な記事となっておりますので、よかったらご覧ください♪💕


①宣伝するときの“チラシ“と“ホームページ“の違いとは?

ホームページ、ブログは“受け“の広告💆🏻‍♂️
チラシ、CM、SNSは“攻め“の広告🙋🏻‍♂️

私は、ホームページやチラシ(企業用のもの)を作ったことがありますが、実はそれらは性質は異なります。

例えば、ホームページは、人が調べたい事柄があったとき(〇〇会社など)に、検索エンジンにキーワードを入力して能動的に検索を行ったときに表示される広告です。

つまり、あらかじめホームページという広告を設置しておいて、そこに検索者を誘導するものになります。

ですので、ある程度その調べたい事柄に関心がある人😍に有効な媒体だといえます。


それに対して、チラシというのは金銭的を払ってでも、対象の相手に見てもらうために使う広告です。

つまり、対象者に半ば“強制的に“広告を見てもらうことを性質としております。

そのため、関心がない人😳に対してもある程度有効な媒体だということができます。


(ちなみにnoteはどちらかというと、両方の性質を持っている媒体だと言えますが、最新の記事しかほぼ読まれないという性質からどちらかというとチラシなどの“攻め“の広告の性質の方が強いと個人的には思っています。)


②チラシの“ペルソナ“と“コンセプト”とは?

では、チラシをどんどん多用していけばいいのかというとそんなことはありません。

相手によりメッセージが届き易いようにするためには、明確で具体的な“ペルソナ“と“コンセプト“が必要となります。

ペルソナとは、企業が商品やサービスを提供するうえで「ターゲットとなる人物像」のことを指します。💃


例えば、「どういった学生さんを採用したいですか」「どういったチラシがいいですか」と広告が苦手な方に問いかけると曖昧に答える方が多いです。

ちなみに、私も自分の上司の新人採用担当の人に問いかけた場合は、「とりあえず〇人採用できるようなチラシ作って」って言われました。

(どゆこと?笑)🤷‍♂️💦

仕方がないので、3種類のチラシを作って、上司に選んでもらいました。

1つ目は、従業員の写真を大々的に出した文字とのバランスがいいチラシ

2つ目は、おしゃれ風に蛍光線などを織り込んだ学生さんが好きそうなチラシ

3つ目は、漫画風にしたちょっとコミカルなチラシ

結果的には、1つ目に作成したチラシが一番無難だと選ばれました😅

(おそらく担当者が望むのは、万人受けするチラシがよかったんだと思います。)


③チラシの効果判定とは?

実際はこのチラシの効果判定はできていません。

なぜなら、今年はコロナの影響で、大学様のホームページにPDFという形でチラシを貼り付けさせていただくだけで、実際何人が閲覧したかなどが判断できなかったからです。

(本当はgoogleアナリティクスを使ってPV数を見たりCVRを見たりするが、今回は他社様のホームページのため分析できないから)


ですが、同じ会社で働く、元大手製薬会社のマーケティング部門出身の方にこう言われました。

「確かにやすさんのチラシは、デザインがいいですね。」

「でも、うちみたいな中小企業が大手と同じようなデザイン勝負で広告をして学生がみてくれるんでしょうか?」

「まずは、名前を認知してもらうためにあえてインパクトの強いコミカルなデザインの方が印象に残ったかもしれませんね」🤗❗️

・・・と。


「確かに!!」笑😫💦

大切なのは、採用担当者の好みではなく、いかにペルソナに響くような(コンセプトが伝わるような)チラシであるかということが重要だったのです。


~最後に~

いかがでしたか?

ホームページもチラシも前回の記事と同様に、それぞれの特徴を生かして広告することが非常に重要です。

今回は私の経験談になりましたが、イラストや写真は美しければいいのではありません。

「いかに相手にコンセプトが伝わりやすいイラストや写真を使うか」が非常に重要となります。

ぜひ皆さんもnoteの他のSNSやブログを活用されている方は注意するようにしてください!笑

また、今回の記事を見てくださった方の中に、広告の良い分析方法を知っているよ!という方がいましたらコメントで教えていただけますととても嬉しいです😆💕

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