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大学生のエジプト旅行記⑨

謎、故に神秘。それがピラミッド。


こんばんは。2000字読むのは意外と大変だなって最近気づきました。コンパクトにまとめられるように精進します。



ところで皆さん、エジプトといえば???



ピラミッドですよね。



ついに、この日がやってきました。今日はピラミッドのお話。

エジプトに来てピラミッド見ない人はさすがにいないでしょうw


(ホテルのプールからもチラッと見えました〜!!!)


もったいぶっても仕方ないので時系列が異なりますが、早速ギザからお話していきたいと思います!


ギザの三大ピラミッド

左からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドです。

ギザの三大ピラミッドとは、この三基の総称です。

スフィンクスとともにエジプトの象徴ですよね。

それらを合わせたギザの墓地遺跡は、「メンフィスとその墓地遺跡 - ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の一部として世界遺産に登録されています。


では、その三基を一つずつ見ていきましょう。


クフ王のピラミッド

さて、やってきました!三基の中で最も大きなピラミッドです!


思っていたよりデカい!!!デカすぎる!!!


取り乱しました。


ギザの大ピラミッドは、世界の七不思議の中で唯一今も残っている建造物です。

ピラミッド建築の頂点とされていて、もとの高さは146m。現在は化粧板が剥がれてしまい、138mとなっています。石灰岩1つで平均2.5t、それが約300万個積み上げられているとされています。

↑これが今彼のピラミッドで唯一残っている化粧板。ほとんどが崩れるか盗まれるかしてしまった。


材料となった石灰岩は建設地から500m離れており、どうやって運んだのか、どうやって積み上げたのかが未だ謎とされています。

当時ナイル川が氾濫する時期に仕事を失った農民たちをかき集めて動員されたと言われていて、約4000人の作業員のために住宅街を設けていたようです。

クフ王は、ファラオとしてどれほどの期間エジプトを統治していたかは不明です。さらに、クフ王の姿を確認することができる像として唯一残っているのは、象牙製のたった3インチのものだけです。(写真は2つ目の記事をご覧ください。)

彼が建てた建造物や彼が描かれたレリーフや彫像は断片しか発見されておらず、ほとんど残っていないようです。残念…。


では、クフ王のピラミッド内部に潜入です!

めちゃくちゃ登りました…!(上からの図)

一本道なので人とすれ違う時結構大変www

観光客のために整備されたこの道は、墓泥棒が掘った道らしいですw

たどり着いた先にあるのはこの石棺だけです。

これだけはさすがに持ち運べなかったんですね。あとは全て盗まれてしまい、もぬけの殻です。

結構上り下りは大変だったんですけどそれでもなんだかワクワク感が止まりませんでした。冒険気分でとっても楽しかったです!


クフ王のピラミッドといえば付近で長さ43m以上ある木製の船が発掘されたことも有名ですね。

太陽の船

太陽の船博物館にも行きました。

分解された状態で発掘されたため保存状態がよく、28年の歳月をかけて復元されたため、こうして実物を見ることができます。

この船は、クフ王のために造られたものとされていますが、その目的ははっきりと分かっていません。様々な説があるようです。



カフラー王のピラミッド

このピラミッドの高さは136m。現在は、クフ王のピラミッドとそう差はありません。

頂上付近には、建設当時の化粧板が残っています。

クフ王のピラミッドの化粧板を見た時も感じたのですが、この化粧板がしっかり残っていたら太陽光を反射してどれだけ神々しかったでしょうね。想像するだけで眩しくなりますし、まさに天に昇るために造られたんだな〜と感じると思います。

カフラー王は、クフ王の息子とされています。スフィンクスも同じ時代に造られたとされています。(説あり)


ギザの大スフィンクス

この像は、石灰岩の丘を掘り下げて造られたもので、全長73.5m、全高20m、全幅19m。一枚岩からの彫り出しとしては世界最大の像だそうです。

向こうに見えるのはクフ王のピラミッド。お尻側にカフラー王のピラミッドがあります。

頭の上がハトだらけで可哀想でしたwww


メンカウラー王のピラミッド

三基の中で最も小さいピラミッドです。高さは約64m

メンカウラー王は、カフラー王の息子です。つまりクフ王の孫ですね。

説によると、メンカウラー王はクフ王やカフラー王のエジプト統治のやり方を好まず、ファラオになってからは荒々しい統治はせず、慈悲深い統治をしたといいます。そのため、ピラミッドの大きさにこだわることもなかったようです。



親子三代のピラミッド、いかがだったでしょうか。

決して良い関係だったわけではないかもしれませんが、ピラミッド建設だけは代々伝わっていたというところにロマンを感じます。



他にもいくつかピラミッドを巡ったので写真だけ載せておこうと思います。


ダハシュール 屈折ピラミッド

クフ王の父、スネフェル王のピラミッド。


赤のピラミッド

屈折ピラミッドの後にスネフェル王が作ったピラミッド。カフラー王のピラミッドの次に高い。


サッカラ 階段ピラミッド

ジェセル王のピラミッド。史上初のピラミッド。


ウナス王のピラミッド

ギザの三大ピラミッドが造られた第四王朝時代の後、第五王朝時代に建設された。

内部のレリーフやヒエログリフは綺麗に残っている。



様々なピラミッドを見てきました。

ピラミッドの謎が解明されるまではまだまだ年月がかかると思いますが、3000年の時を超えて存在し続けていること、ただただその事実だけで私は充分興奮してしまいました。


それでは今日はこの辺で。

面白いと思ってくださった方は、スキとフォローよろしくお願いします。

次回がおそらくエジプト旅行記最終回になるかと思います。

ではまた。

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