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2022BY 龍勢Lab.試験醸造酒 蔵付き酵母 実験レポート
蔵付き酵母の試験醸造
2022BYの龍勢Lab.の試験醸造のテーマは「蔵付き酵母」。
2022年3月、我々、龍勢Lab.は長い期間を経てようやく2種類の候補株によって自社蔵での試験醸造をするところまで辿り着いた。それまでの経緯は、龍勢Lab.藤井所長の報告「続・蔵付き酵母について」を参考にして頂きたい。
試験醸造の方向性について
さて、2種の蔵付き酵母群(通称:P株)の中から選ばれた
続・蔵付き酵母について
こんにちは。
龍勢Lab. 所長の藤井義大です。
前回の投稿から時間が空いてしまいましたが、2022BYの龍勢Lab.の試験醸造がこそっとはじまりました。
テーマはもちろん「蔵付き酵母」
ご報告が遅れましたが「蔵付き酵母」の選定が無事終わりました!
今年の龍勢Lab. の試験醸造でその真価を探ろうと思います。
どんなお酒になるのかは醸してみてからのお楽しみ。
試験醸造の様子はSNSなどを通じてご
#1 試験醸造報告書 「広島6号酵母」
はじめまして。藤井酒造の岡田唯寛(おかだただひろ)と申します。
私は普段、副杜氏として日本酒の醸造に携わっています。
龍勢Lab.では、醸造責任者として主に技術面の担当をしています。
今回は、2021BYにて行った「広島6号酵母」の試験醸造に関して、報告をまとめました。長文になりますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
テーマは「広島6号酵母と精米歩合」2021BYの試験醸造のテ
研究テーマ①「酵母」選定理由と今後について
こんにちは。
龍勢Lab. 所長の藤井義大です。
前回の記事から時間が空いてしまいましたが、現在行っている研究活動に関して少しお話させていただこうと思います。
改めまして、龍勢 Lab.は、「日本酒で楽しいことをしよう!」を合言葉に、今までの枠にとらわれず探究心と遊び心を持って研究・試験醸造するプロジェクトです。
昨年から重点テーマとして「酵母」を研究しています。
なぜ「酵母」なの?日本酒
日本酒の可能性で遊ぶ。藤井酒造の実験室『龍勢 Lab.』を 立ち上げます!
はじめまして。藤井酒造の藤井義大(ふじいのりひろ)と申します。
藤井酒造は、文久三年(1863年)、広島県・竹原市に創業した日本酒醸造元で、『龍勢』、『夜の帝王』という銘柄を醸しています。
普段、私はその蔵のなかで、主に商品開発、醸造計画・ブランドデザインなどを担当しています。
このたび藤井酒造は、『龍勢 Lab.(りゅうせいラボ)』という新しいプロジェクトを立ち上げることにしました。その背景