会社として正当性を保っていないと何を言われても響かない
会社としての在り方で、従業員の士気が変わってくると思ってるたつやです。
今回は、会社の仕組みが終わってるせいで従業員のやる気がことごとく下がっていくという話をしようと思います。
前に勤めていた会社なんですが、会社の仕組みというか、体質が終わってました。
競争社会ということで、半年ごとのアウトプットを見てその期間の評価とし、相対評価で判断する。
一見まともそうなことを言ってるんですが、落とし穴しかないんです。
まず、評価者が古い考え方しかできず、従業員のアウトプットで判断なんて出来ていないということ。
年功序列的な考え方が抜け切れていないし、評価者の好き嫌いが評価に直結する。
誰かの評価を上げると、必然的に誰かの評価を下げないといけないから、お気に入りの人や上にあげたいと思ってる人以外はみんな軒並み評価が下がって給料が下がる。
ありえないですよね。
公平な判断で、その期間に何を成したかで判断しましょうというルールなのに、評価者が終わってるから仕組みとして成り立っていない。
そして、成り立っていないのが分かっているのに会社は何もしないんですよ。
従業員から声が上がり続け、評価の不透明性の問題提訴や、評価者の評価スキルの低さなどもずっと会社に訴えかけて、その内容は受理されているのに何年も放置。
これは、会社としてちゃんとしたルールでやってますって言いたいだけでルールが決まって、その体制は昔のまま不平等な評価っていう最悪なパターンです。
結局、管理職層が堕落しているから、仕組みは変わっていかないし、表面上の改善だけが進められて実質は何も変わっていないということばかりでした。
そりゃそうですよね。
アウトプットで判断されて、一番困るのは立場にあぐらをかいている古株です。
そんな古株がいないと自分たちの立場をキープできない管理職層が、率先して古株の立場が悪くなる施策をうつはずがないんです。
だから、「こんな取り組みしてます」「新しい人でもがんばれば評価される仕組みです」みたいな触れ込みは危ないんです。
ちゃんと制度として、仕組みとして会社がちゃんとコントロール出来ているなら問題はないんでしょうけど、実際は僕が勤めていた会社みたいに、形骸化した腐った仕組みになっている可能性もあるんです。
大企業かぶれの中途半端な中小企業とかは要注意です。
30代や40代が少ない、ブラック企業の特徴がある企業とかも要注意です。
そういうところは、人を大切にする仕組みが根本的なところで浸透していないので、仕組みがあるからと安心せずに、ちゃんと運用されているかって部分も見ていきたいものです。
これは、これから転職する人たちだったり、今会社に疑問を持っている人たちに持ってほしい視点です。
結局、損をするのは僕たちなので、会社や職場環境の仕組みに飲み込まれる前に、しっかり見極めて逃げれる準備を進めておきたいですね。
ということで、本日のまとめです。
どんなに素晴らしい仕組みがあったとしても、それを担う人たちが機能していなかったら意味がありません。
会社の場合、表面上では仕組みがあってきっちりしているように見えても、実際は形骸化していたり、そもそも守る気がなかったり、悲しい現実があることは多いです。
仕組みは従業員を守ってくれたり、やる気を上げてくれるためのものなので本来は大切にすべきことではあります。
でも、一部の利己的な社員や役職者がそれを捻じ曲げる現実は、立場の弱い僕たちでは変えていくことは難しいです。
そこで戦うのか、他の場所に逃げるべきなのか。
しっかり判断基準を持ったうえで、自分に一番負担の少ない方法を選んでいきましょう!
会社のために自分が被害を被る必要なんて全くないので、自分のための選択を重要視してくださいね。
今回は、僕が経験した会社の仕組みに関する理不尽から、表面的な情報だけで安心せずにしっかり見極めていくことの重要性についてお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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