松村隆平

株式会社ランディックス(証券コード2981)取締役 /20代は営業畑。IPO準備をきっ…

松村隆平

株式会社ランディックス(証券コード2981)取締役 /20代は営業畑。IPO準備をきっかけに経営企画部へ。/千葉県立船橋高等学校→中央大学法学部→青山学院大学大学院(MBA)/統計調査士・宅建士・IPOプロフェッショナル/趣味は司馬遼太郎読書とピアノ。ウナギとスイカが大好物。

マガジン

  • MBA戦記2021~(青山学院大学 国際マネジメント研究科)

    2021年4月からスタートした青山学院大学のMBA(経営学修士)の記録をまとめています。 MBA、やろうかどうしようか迷っている方いたら参考に! マザーズ企業で経営企画部門の部門長やっています。 学べよ学べ。されば光が見えてくる。 人生、フライイング以外全て遅刻。

最近の記事

「パパって何のお仕事してるの?」って聞かれたら

こんにちは。 ランディックス(証券コード2981)でIR責任者しています、松村隆平(まつむらりゅうへい)といいます。 今年のアドベントカレンダーは表・裏の2ラインがあります。 どちらも拝読していますが、面白い記事ばかりです。 IR系表の執筆者はこちら IR系裏の執筆者はこちら みなさんすばらしい記事で、正面からだと私の出る幕が無さそうなので、IRそのものではないところで、ふと思いついたテーマを設定しました。 さて、IRに携わる皆さん、、 「パパ(ママ)ってどんなお仕

    • IR担当の新規事業関与+事業への影響について

      はじめにこんにちは。 株式会社ランディックス(2981)の松村です。 昨日20日、日銀の長期金利の許容変動幅を変更(02.25%→0.5%)したことで、アセット積んで収益を上げる不動産銘柄が売られ、総じて8%~10%程度株価下落していました。(当社も…。) こういった市況の波は如何ともしがたいですが、より一層IR頑張らないと。 今日は、IR系Advent Calendarの21日目、書かせて頂きます! ほんとに最近なのですが、こういったIR担当者の輪に参加させて頂くようにな

      • 【ブルーマウンテンMBA戦記-24】▶2年次前半②タックス・プランニング(2022/8/22)

         企業税務は本当に難しくて、奥が深いです。  M&Aでストラクチャーを考える際にも、影響がすさまじく、企業の財務戦略やコーポレートアクションを考える場合には必須の視点となります。法人税などは実効税率で税引前利益の30%とかあるわけですから、キャッシュインパクトで考えれば、場合によっては人件費だとか広告費にも匹敵するので、特に自前の人的リソースで切り盛りしなければいけない中小企業のC×O系人材にとっては必須の知識だと思います。 1.タックス・プランニングとは  タックス・プラ

        • 【ブルーマウンテンMBA戦記-23】▶2年次前半①競争戦略(2022/8/19)

          MBAも残すところあと半年、最終コーナーとなりました。 2年次前半は位置づけ的には1年次のベーシックな内容を踏まえてアドバンスト的な、または各論に入っていきましょう、というところかと思います。 ということで、このあたりで振り返りとしてメモを残しておきます。 まずは「競争戦略」というMBAの代名詞みたいな講義についてです。 青山学院大学のMBA(ABS)では1年次は「企業戦略」について学び(総論的な感じ)、2年次は各論として「競争戦略」となりました。 1.企業戦略と事業戦略

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        • MBA戦記2021~(青山学院大学 国際マネジメント研究科)
          24本

        記事

          【ブルーマウンテンMBA戦記-22】▶1年次後半振り返り(2022/1/3)

          3か月も更新が止まりましたが、せっかくの休みなので1年次後半の振り返りを含めて書いておきます。 仕事もMBAも総出ですが「やるべきこと」なんていうのはガ―っとやればすぐなんですが、大事なのは「やるべきこと」のクオリティを確保しつつ、やりたいこと、学ぶべきこと、優先すべきことにどれだけエネルギーを投下し、成長していけるか?ということ。 そういう意味では、「やらないこと」を決める方がよほど大事だなと感じたりしました。 やりたいこと全部やろうとするととても時間が足りないので 自分

          【ブルーマウンテンMBA戦記-22】▶1年次後半振り返り(2022/1/3)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-21】▶企業合併・買収③(2021/10/6)

          ~企業買収・合併講義と企業価値評価について色々~ MBAの買収合併講義… 最初のケースは、北越製紙vs王子製紙の敵対的TOB 次のケースは、ブルドックソースvsスティール・パートナーズ  当時の新聞記事とか、関係書類を一気にガーッと読み込んでいきますが、買収って本当に検討事項が多岐にわたるのだなと感じます。  実務担当としてM&Aの経験は無いのですが、経営企画室という部門にいる限りは、今後必ず触れる分野だと思いますので、引き続き全力で当たっていきたい。  さて、北越製紙

          【ブルーマウンテンMBA戦記-21】▶企業合併・買収③(2021/10/6)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-20】▶経営戦略②(2021/10/4)

          経営戦略とは何を学ぶか?というと答えは多岐にわたりますが 「定量的な数値目標として何を見ていくのか?」 については答えが存在します。 それは 「超過利益(=ROICーWACC)がどの程度生み出せているのか?」 ということです。 経営戦略においては、この超過利益をプラスにするにはどうしたらいいか? という視点から経営を学問していくことになります。 恥ずかしい話ではありますが、この超過利益という考えのもと、 自社の業績を追いかけてはいませんでした。 もう少し事業規模の大きな

          【ブルーマウンテンMBA戦記-20】▶経営戦略②(2021/10/4)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-19】▶オペレーションズ・マネジメント②(2021/9/25)

          オペマネ、本格的に始まりましたが、やっぱり面白かった。 【用語】 オペレーション:作業の最小単位。 プロセス:オペレーションのひとまとまり。 フロータイム:プロセスにinからoutするまでの時間。(待ち時間を含む) オペレーション・サイクルタイム:1処理に要する時間。 オペレーション・キャパシティ:単位時間あたりの処理可能数量。 プロセス・サイクルタイム:アウトプットの時間間隔。 プロセス・キャパシティ:時間当たりのアウトプット量。 簡単なゲームを例に、何がオペレーション

          【ブルーマウンテンMBA戦記-19】▶オペレーションズ・マネジメント②(2021/9/25)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-18】▶企業合併・買収②(2021/9/24)

           最初のケースは、日本初の敵対的買収となった王子製紙と北越製紙の攻防戦についてでした。  業界トップの王子製紙が、北越製紙に敵対的買収を仕掛け(当初は友好的な形を企図)ましたが、結果は王子製紙の惨敗。 北越製紙が買収防衛策として、三菱商事へ大量の第三者割当増資を実行(全株式の24%を保有する筆頭株主に)、さらに業界NO2の日本製紙が市場で全株式の8.5%を買付けを実施。当時の世論としては圧倒的に北越製紙に寄っていたようですが、私としては王子製紙に正義有り?に思えました。

          【ブルーマウンテンMBA戦記-18】▶企業合併・買収②(2021/9/24)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-17】▶ビジネス倫理②(2021/9/21)

          ビジネス倫理について「ビジネスの倫理学」(梅津光弘・著)が指定教科書となっており、3章分のポイント要約が課題。  以下趣旨の記録。(実際課題にはより詳述していますが。) 2章「規範理論としての倫理」のポイント  倫理学とは哲学のうち、「人間の良い行いとは何か?」について考察していく学問であり、大きく分けて下記の3つの分野に分類することができる。 ① 記述倫理学…倫理学の歴史を主に扱う。 ② メタ倫理学…倫理的問題の概念や意味づけについて考察する。 ③ 規範倫理学…「こうあ

          【ブルーマウンテンMBA戦記-17】▶ビジネス倫理②(2021/9/21)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-16】▶オペレーションズ・マネジメント①(2021/9/18)

          楽しみにしていたオペレーションズ・マネジメント(ABS細田髙道 教授)、第1回でした。 まず、指定教科書が無く 「多岐にわたる分野を網羅した授業の為、教科書の指定が不可能です。」 という細田教授のコメント、、いいねぇ~~と思いました(笑) さらに 「経営には正解が無いので、徹底的に考え抜くことが大事。それには論理的に考える、ロジカルに組み立てることが重要です。そして、思考は口に出すことが重要です。」 という細田教授のコメント、、まさにそう思います。 あと、何というか細田教

          【ブルーマウンテンMBA戦記-16】▶オペレーションズ・マネジメント①(2021/9/18)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-15】▶ビジネス倫理①(2021/9/18)

          今の会社ではIR、適時開示(決算短信含む)を管轄しているので、企業の倫理感については自分の中で一度深めて考えスタンスを固めるべき分野だろうなと思っていました。 時として、守るべきと定められたもの(ある組織の規定や道徳的にある姿、法規制)をきっちり守ることが、経営の観点、道徳上の観点からは都合の悪いことというのは、場面として多いように思います。 最終的には経営者(経営陣)の考え方に帰着しますが、企業が何のために存在するか?とか、利益が出れば何でもいいのか?(さらにはバレなけれ

          【ブルーマウンテンMBA戦記-15】▶ビジネス倫理①(2021/9/18)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-14】▶経営戦略①(2021/9/18)

          経営戦略と聞くだけで血が沸騰しそうになりますね。 これをやりに来たみたいな感じです。 ABSの澤田先生ですが、オリエンテーションからして楽しかったです。ケーススタディに関してはしっかりフェアなレギュレーションかけてるし、グローバル規模で議題を取り上げてくれているのが素晴らしいなと思います。 めっちゃ楽しみ。 講義を通じて今ある企業のターニングポイントを学べるし、自分で本を読んだり1馬力で学ぶより、先生の知見からポイントを特定して共有してもらえるし、クラスのみんなが調べた結

          【ブルーマウンテンMBA戦記-14】▶経営戦略①(2021/9/18)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-13】▶企業合併・買収①(2021/9/17)

          1年後期1発目は企業買収・合併からスタートです。 実務でもM&Aは業務管轄範囲なので、即実務に生かせそうで楽しみです。 今日のところは概論という形で全体のさわり程度でした。 この講義を通じて、企業価値について自分の中に何らかの判断軸ができればいいなと思います。 結局は、社長を中心とした双方の役員会の「いくらなら売る」「いくらなら買う」という判断の調整になると思いますが、その際にどの程度欲しいと思うか、どの程度買ってほしいと思うかによってもそのラインは変動するわけです。感情

          【ブルーマウンテンMBA戦記-13】▶企業合併・買収①(2021/9/17)

          【ブルーマウンテンMBA戦記-12】▶セールス・マーケティングと営業研修設計という汎用的スキルについて

          セールス・マーケティングという後期の授業に大きな期待を持っているのですが、どういう授業なのかよくわかっていないところがあったので、確認してみたところ ・マーケティングが商品自体の価値を伝達し、売れるしくみを作るというテーマに対して、売り方について焦点がある。 ・セールス・マーケティングでは特にBtoBビジネスについてのマーケティングを学ぶ。(これは青山学院MBAの色なので定、言葉の定義ではない。) ということのようです。 確かにBtoBだと、数値的なデータが圧倒的に少な

          【ブルーマウンテンMBA戦記-12】▶セールス・マーケティングと営業研修設計という汎用的スキルについて

          【ブルーマウンテンMBA戦記-11】▶JBCC敗退

          JBCCとは、全国のMBA生による「ケース大会」で、1チーム5マンセルを基本として提示された1つのケースについて最適な成長戦略を描き、競うというものです。 2021年のJBCC高いの一次予選の結果が本日通知されたのですが、本選には進めずでした。悔しい。 資本政策とかIPO(VC→イグジット)という、自分の本業に親和性のあるテーマだったのに、財務3票の予測とかも、アドバンテージあったはずなのに、ダメでした。 ケースの業界は全くと言っていいほど知見が無く、やるほどに新しい意

          【ブルーマウンテンMBA戦記-11】▶JBCC敗退