【ブルーマウンテンMBA戦記-18】▶企業合併・買収②(2021/9/24)
最初のケースは、日本初の敵対的買収となった王子製紙と北越製紙の攻防戦についてでした。
業界トップの王子製紙が、北越製紙に敵対的買収を仕掛け(当初は友好的な形を企図)ましたが、結果は王子製紙の惨敗。
北越製紙が買収防衛策として、三菱商事へ大量の第三者割当増資を実行(全株式の24%を保有する筆頭株主に)、さらに業界NO2の日本製紙が市場で全株式の8.5%を買付けを実施。当時の世論としては圧倒的に北越製紙に寄っていたようですが、私としては王子製紙に正義有り?に思えました。
授業中に、他の学生の意見を聞きましたが、着眼点によって結論が異なるのは当然として、「個人の立場の決定にあたっては、感情が先行する。」ということを強く感じました。
ケースの場合は、文章を読んだだけでも多少なりとも感情が動くわけであり、これが現実世界の話になった場合はそれこそ「自分の主張の根源となったファーストインプレッション(=感情)の正当性」を主張するという戦いになりそうな気がします。
各社の株の買い付け比率、思惑など自分なりに「こうだ!」と考えレポート書きましたが、全く理解できていなかった部分も多々あり、これは骨太なトライになりそうでワクワクします。
本講義、後期授業のうち、最もsexyな授業な気がします!
独占禁止法の問題、会社法上の問題、税制、金商法、上場規程…かなり広範に関わるトピックスです。
今日はオンラインではなく対面授業でしたが、、参加者結構少なくて、20人くらい?でした。
人数もっと多いかと思っていましたが、全然そんなことなく・・・笑
私としては自分の発言時間とか、シェアの時間も濃くなりそうで嬉しいです。
「授業に合わせて一つ一つ着実に学んでいく。」とか、そんな眠たいことやってられないので、ひとまずはM&A関連の本読みまくって知識だけでも走らせておきます。
なんたって私の座右の銘は
「一流の世界では、フライング以外全て遅刻。」
ビジネス、学びにおいて速さとは常に正義。
【前回】▶ビジネス倫理②
https://note.com/ryuheimatsumura/n/n2ac2b5c5052a
【次回】▶オペレーションズ・マネジメント②
https://note.com/ryuheimatsumura/n/nc8d75a633558
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