見出し画像

【ブルーマウンテンMBA戦記-11】▶JBCC敗退

JBCCとは、全国のMBA生による「ケース大会」で、1チーム5マンセルを基本として提示された1つのケースについて最適な成長戦略を描き、競うというものです。

2021年のJBCC高いの一次予選の結果が本日通知されたのですが、本選には進めずでした。悔しい。

資本政策とかIPO(VC→イグジット)という、自分の本業に親和性のあるテーマだったのに、財務3票の予測とかも、アドバンテージあったはずなのに、ダメでした。

ケースの業界は全くと言っていいほど知見が無く、やるほどに新しい意識がついていったので、それは確かに良かったです。

でも、最初始めたときに「本選には行こう」という目標を立て、実際できると思っていたし、そうなるつもりでやっていました。
「参加することに意味がある」「MBAの研鑽の一環」ということではなかった。

良い仲間に恵まれ、投下した時間自体が不足してたわけではなかったです。

そんな中、振り返ってみると
①ゴールまでのTODOベースのフローの整理が甘かったことで完成時点で穴がだと思えることが発生していた。
②売上・利益ベース数字の伸び・へこみと事業の状況との連動がきれいに出来なかった。(=実際のビジネスとしてのリアリティに欠ける。)
③5人の共闘という形で相乗効果を生む話の展開を主導できなかった。

特に③です。
これは実際の仕事の進め方としても非常に自分の弱点だと言えるところ。
最終的な成果物は1本であることを考えれば、当然やりやすいのは一人がワントップでぐいぐい引っ張り、構成したストーリーに、補足ベース~作業ベースでクオリティを上げる、という形です。
しかし、そうではなく、それぞれの能力を最大限使った上で、1人より2人、2人より3人でできる高度な判断、質の高さを確保し積み上げていくことに、このJBCCを通じた成長を見たはずだったのに、それがまだまだ不足していました。

改善すべきは
・人の言っていることの真意、どのポイントに着目して、どういう思考回路でその意見になったのか、ということをその瞬間ごとでしっかりとらえる。
・そういう背景を伴う情報を組み上げたストーリー展開を組み上げ、コミット感を実感しながらプロジェクトを進める。
・話の全体像を常にロードマップし、現在位置(話の場所、時間軸両面)を意識する。
・自分の考えの精度を高めるより大事なのは、チームの考えの精度を高めること。

「頭の中で反芻するより慣れるが重要」というのも尤もなので、後期以降、グループワーク、楽しんでやっていきたいと思います。

今回は負けました。

【前回】▶不動産証券化スキームについて
https://note.com/ryuheimatsumura/n/n0ab7b6196888
【次回】▶セールス・マーケティングと営業研修設計という汎用的スキルについて
https://note.com/ryuheimatsumura/n/n4157d29ece21


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?