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心配事の9割は起こらないー無駄なものをそぎ落として限りなくシンプルに生きるー

おはようございます!Ryuです。

最近、良本を見つけたので紹介していきたいと思います。

それがこの本、「心配事の9割は起こらない」です。

「えっ、楽観的すぎん?」

って思った方いるのではないでしょうか。僕も最初は表紙に「禅」と書いてあるし、そういう系かと思っていました(笑)。

しかし実際手にとって読んでみると日々の生活を楽にするヒントだったり、魅力的な人間になる考え方などが書いてあったので、全部は紹介できませんが一部抜粋して紹介していきたいと思います。

ちなみに僕は書店で購入しましたが、家に帰ってKindleを開くとなんとKindle Unlimitedで読み放題でした!!

でも何度も読み返すべき良本なので紙で買う価値もあると思います!!

ー禅僧の教えー

まず、なぜタイトルがこんなにも楽観的なのか。

筆者について簡単に説明すると筆者は枡野俊明(ますのしゅんみょう)さんで、禅僧、庭園デザイナー、大学教授であり、2006年に「ニューズウィーク」詩日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました。

世界が尊敬しているのに恥ずかしながら僕は名前も知りませんでした(;_;)

そんな枡野さんは禅僧かつ信頼があるのでたくさんの人から様々な相談を受けます。しかしそのほとんどが妄想思い込み勘違いであるということからこのタイトルをつけたそうです。

ではどうすればいいのか、心配事を減らし、そもそも心配事をなるべく作らない方法、考え方を5つにまとめて紹介していきます。

1ー持ち物を減らすー

皆さん「断捨離」をできているでしょうか。モノに執着はないでしょうか。

「モノを捨て、執着からひとつ離れる」ことが大切です。

もったいない精神がある方もいるかと思いますがここで筆者は「執着は心を曇らせる最たるものだから捨てることは喜ぶべき行為」と言います。

なんとも「禅」っぽい言い回しですが、僕もこれに納得です。

モノを減らしていくと心にも余裕が生まれるものです。

2-前向きに受け止めるー

人間である限り、どんなことが起きてもどんな状況に置かれても常に冷静で穏やかな人はいません。

悪いことが起きたり、辛い境遇に立たされたら落ち込んでもいい。

でも早く立ち上がろう。

と筆者は言いいます。

「なぜ自分はこんな目に遭うのだ!」

ではなく、

「ここを乗り越えればこの先ちょっとやそっとのことでは動じなくなる。なんとか踏ん張ろう」

と思えることが大事です。

「神は乗り越えられない試練を人に与えることはない」

ということです。

3ー「余裕」をもつためにー

起きる時間も床につく時間も毎日バラバラでは良い体調は保てないし、心も疲れます。

そこで1日の始めに余裕を作り出すことが大切で特に朝が大事だといいます。

1日の始めに余裕をつくることで、心穏やかにその日を過ごすことができ、自然に先を譲ったりができるようになります。

先を譲られて気持ちいいと感じない人はいないし、周りに先を争わない余裕を思わせることができます。

4-置かれた場所で輝くー

皆さん、今の仕事に本気で取り組んでいるでしょうか。

Noと言うならば自分に問いかけてみてください。「どんな仕事なら本気で取り組めるのか、どう生きたら自分が輝いて楽しいと感じることができるのか」

答えは一つしかありません。

本気で取り組める仕事がどこからかもたらされる訳ではありません。

待っていてはいけない。「いま」就いている仕事に本気になるしかない。生きている「いま」を楽しむしかないんです。

いま本気で取り組んでない人が、一体いつ、なにに本気で取り組むのでしょうか。言うまでもありません。

と筆者はいいます。

すごいですよね。ここには僕の言葉は一文字もありませんよ(笑)。かっこいいとしか言いようがないです!!

5-もっと寛容になるー

自分と違う人生観を持っている人に対してときに苛立ちを覚えてしまうのが人間です。

例えばマイホーム主義の上司を見て、

「まったく、そこまで家庭が大事かな。俺たちが仕事をしているのになにも思わないのかね。あれでよく課長なんかやっていられるよな」

と言い、一方上司は快楽を求めるのを生きがいとしている部下に対して

「あいつ、あんなことでいいのかね。毎日のように遊び回っていて。将来大変なことになるぞ」

と言います。

しかし、人生観はいろいろあり、他人の人生観どうであろうと自分の人生観を押し付けてはいけません。

他人は他人、自分は自分と割り切って生きていけばもっと楽になるとも言っています。

このような「禅」の考え方は、魅力的な人になれる近道なのではないかと思います。気になる方は是非購入してみてください!!



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