りゅうじ

★2024年4月下旬まで弟子募集中★ DATA Saber(DATA Saber Br…

りゅうじ

★2024年4月下旬まで弟子募集中★ DATA Saber(DATA Saber Bridge 2nd)|中小企業診断士(2013年登録)|情報工学修士(機械学習) 読書、Tableau、スキー、アルバルク東京が好きです。 Xアカウント@ryu0956

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    データ分析に関連する書籍の紹介ブログをまとめています

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    DATA Saber認定に関するTableau Tipsや振り返りをまとめています。

最近の記事

【データ分析系書籍紹介】デジタル競争戦略

本日は、「デジタル競争戦略」という書籍を紹介します。 スイスのビジネススクールIMD教授であるモハン・スプラニアムが執筆した書籍を、NTTデータが翻訳しています。 418ページと厚めの書籍で、理論を裏付ける事例が多く示されています。 「訳者まえがき」と、巻末に掲載されているNTTデータ経営研究所の山口社長と著者の特別対談を読むことで、要諦がつかめる構成になっています。 特に面白いと思ったり、学びになった部分に絞ってまとめます。 データこそが新たな顧客価値を創出するため

    • 【データ分析系書籍紹介】 DATA is BOSS 収益が上がり続けるデータ・ドリブン経営入門(超おススメ)

      予想どおり更新をサボってしまいましたが、久しぶりに投稿します。 今回は「DATA is BOSS」を紹介します。 何度かNoteでも紹介していますが、自分がこれまで読んだデータ分析系書籍の中でも、出会えて本当に良かったと思える名著です。 著者は、一休の社長の榊淳さんで、データドリブン経営への切り替えにより一休の業績を伸ばし続けている凄腕の方です。 データサイエンティストでもあり経営者でもある榊さんが、データをどのように捉えているのか、データドリブンをうまく進めるにはどう

      • これまでの投稿を振り返る(連続100日)

        Noteを書き始めてから100日、投稿数が100になりました。 誰に言われたわけでもないのに無駄に、試験前日も飲み会の日も休みの日も深夜残業の日も意地になって書き続けてみましたので、その感想を書いておきます。 よかったこと ・(データ分析・データ活用の領域に絞ることで)無理やり何かを書こうとすることで、アンテナが高くなる ・発信しようと思うと、用語が理解できていないことに気づく ・アウトプット=言語化により、記憶に定着する+ものごとがつながり始める ・ちょっとは人の役に立

        • 【データ分析系書籍紹介】データ分析人材になる〜目指すはビジネストランスレーター

          今日は、データ分析人材になる 〜目指すは「ビジネストランスレーター」〜を紹介します。 サラッと読め、失敗事例などから具体的なイメージも湧くので、データ分析プロジェクトの概要を押さえたい人に良いかと思います。 著者は、三井住友海上保険デジタル戦略室の方々です。 データ分析プロジェクトにおいて必要な要素とプロセスを5Dフレームワーク(後述)として体系化し、そのそれぞれのプロセスにおける失敗事例、成功に導くポイントをまとめています。 ビジネストランスレーターとは 本書のサブ

        【データ分析系書籍紹介】デジタル競争戦略

        • 【データ分析系書籍紹介】 DATA is BOSS 収益が上がり続けるデータ・ドリブン経営入門(超おススメ)

        • これまでの投稿を振り返る(連続100日)

        • 【データ分析系書籍紹介】データ分析人材になる〜目指すはビジネストランスレーター

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          データ・ドリブンによる事業成長はビジネスサイドが主導する

          データを整備し、分析の環境も分析できる人材が揃っていても、データ・ドリブンによる事業成長ができないケースは多くあります。 データ・ドリブン企業として著名な一休の榊社長は、その原因を「リーダーシップの欠如である」と言います。 どのような問題を解きたくて、その答えを使ってどう成長するかはデータ分析サイドに委ねるものではなく、ビジネスサイドが手綱を握っていく必要があります。 データ分析サイドは与えられたデータをきれいに分析することはできるかもしれませんが、結局どのような課題に対応

          データ・ドリブンによる事業成長はビジネスサイドが主導する

          改善のための分析軸に「顧客」を含めることの重要性

          データ活用による経営改善の鍵は、問題を分解して考えることにあります。 売上が低下している場合、その背後には様々な要因が潜んでいます。しかし、単純に売上の数字だけを見ても解決策は見つけられません。 そのため、売上の低下に至るプロセスを客数と客単価の両方から分解し、問題の本質を明らかにすることが必要です。 たとえば、売上が低下している場合、まず客数が減っているのか、それとも客単価が下がっているのかを見極めます。 その後、客数が減っている場合、新規顧客が減少しているのか、それと

          改善のための分析軸に「顧客」を含めることの重要性

          効果的なダッシュボード作成の3つのコツ

          Tableauのサイトでは、多くのベストプラクティスが公開されています。 「効果的なダッシュボードを作成するための10のベストプラクティス」というホワイトペーパーを参考に、3つのコツを紹介します。 1.誰が見るのか?を明らかにする ダッシュボードを作成する際に最も重要なのは、「誰が見るのかを明らかにすること」です。「誰が」というのは抽象的ですが、いかにその解像度を高めるかがポイントです。 以下のような観点で「誰」を捉えることで解像度を高めることができます。 ・どのくら

          効果的なダッシュボード作成の3つのコツ

          Ord2・脳を活かすVisual Analytics:DATA Saber認定までを振り返る⑧

          DATA Saber認定から約2ヶ月が経過しました。Ord2の動画を改めて振り返ります。 Ord2は非常に学びが多く、以前にまとめたときと重複してしまう部分はありますが、今の感覚でまとめてみたいと思います。 学びが多いので、複数回でまとめようと思います。 脳を価値ある領域に活用するためにビジュアル化することを、「筆算」に例えている点が面白く、 筆算の効用=脳を価値ある領域に活用する という表題でまとめます。 筆算の効用=脳を価値ある領域に活用する 2桁かける2桁の計算

          Ord2・脳を活かすVisual Analytics:DATA Saber認定までを振り返る⑧

          自己評価をどのように客観的に評価するのか

          3月、4月は人事評価の時期という企業は多いと思います。 評価には自己評価と客観評価があると思いますが、自己評価には個人差があります。 アンケートも同様かと思いますが、過小評価をしがちな人、逆に過大評価をしがちな人に加え、項目や質問形式によって回答が異なるようなケースにおいては、どのようにそのデータを解釈するのが良いのでしょうか。 できる限りKKDによらないデータ分析をするには、より多くの客観データを収集することや、データの補正が有効です。 客観データの収集 360度評

          自己評価をどのように客観的に評価するのか

          ビジュアル表現トレーニングで学んだTableau TIPS④(〜Capter2.8)クロス集計TIPS

          DATA Saber認定後、1日1Tableauを継続しています。その中で得たTIPSを共有します。 題材は「ビジュアル表現トレーニング」です。 まだ途中なので、Capter2.8までのTIPSをまとめます。今回はクロス集計表TIPSを集めています。 クロス集計表で色をつけるには、マークを四角に設定する クロス集計表で色をつけるには、マークを四角に設定します。さらに見やすくするために、透明度を高めるとみやすくなります。 集計や、場合分けによる色付けをする場合は計算式を

          ビジュアル表現トレーニングで学んだTableau TIPS④(〜Capter2.8)クロス集計TIPS

          ビジュアル表現トレーニングで学んだTableau TIPS③(〜Capter2.4)

          DATA Saber認定後、1日1Tableauを継続しています。その中で得たTIPSを共有します。 題材は「ビジュアル表現トレーニング」です。 まだ途中なので、Capter2.4までのTIPSをまとめます。 ヒートマップや散布図の縦軸、横軸の内訳をグラフ化することで、情報量が格段に高まる ヒートマップの上と右に、それぞれの縦軸・横軸の詳細を示すグラフを配置することで、情報量が格段に高まります。 散布図も同様で、縦横の分布をざっくり示しつつ、棒グラフでそれぞれの分布を

          ビジュアル表現トレーニングで学んだTableau TIPS③(〜Capter2.4)

          Ord1をやり直してみた(三重軸の記事見直し):DATA Saber認定までを振り返る⑧

          DATA Saber認定から約1.5ヶ月が経過し、久しぶりにOrd1を全部やり直してみました。 全17問ですが、37分47秒かかりました。 Ord1は正直余裕かと思っていましたが、(記憶力が悪いこともあり)こんなに難しいのあったか?と不安になるような問題もあって焦りました。 Ord1は基本と言いながらも幅広く出題されていることに改めて気付かされました。 やはりOrd1と言えば三重軸を作る問題(実際には三重軸ではないですが)が印象的でした。 過去のNoteがあまりに無理や

          Ord1をやり直してみた(三重軸の記事見直し):DATA Saber認定までを振り返る⑧

          Tableau Tips:内訳(全データ)に必要な情報を追加する

          Tableauには、グラフの一部を選択してその内訳を確認する「全データの表示機能」があります。 これにより、気になる箇所の内訳を確認できるので、大変便利です。 ただ、表示されるのはグラフ作成に使った情報だけであり、データソースの全カラムを確認することができません。 グラフには使わないけど、全データとして内訳が確認したい場合には、ツールヒントに含めるか、詳細に含めて「属性」を選択する方法があります。 ツールヒントに入れるのが最も簡単だと思います。(勝手に属性が選択されてい

          Tableau Tips:内訳(全データ)に必要な情報を追加する

          ビジュアル表現はなぜ必要か? :DATA Saber認定までを振り返る⑦

          昨日に引き続き、DATA Saber Ord0-4の動画を振り返りたいと思います。 動画:データを理解する表現の力(Ord0-4) この動画は、DATA Saber挑戦前の人に向けた動画で、DATA Saber Bridge向けに作られたもののようです。端的にポイントが語られているので、認定後の今見ても参考になります。 数字の意味を理解するには?ということと、データビジュアライゼーションのポイントが語られています。 データビジュアライゼーション(ビジュアル表現)とは?

          ビジュアル表現はなぜ必要か? :DATA Saber認定までを振り返る⑦

          数字を評価するには? :DATA Saber認定までを振り返る⑥

          今日はDATA Saber Ord0-4の動画を見ましたので振り返ります。 動画:データを理解する表現の力(Ord0-4) この動画は、DATA Saber挑戦前の人に向けた動画で、DATA Saber Bridge向けに作られたもののようです。端的にポイントが語られているので、認定後の今見ても参考になります。 こ数字の意味を理解するには?ということと、データビジュアライゼーションのポイントが語られています。 数字だけを見ても評価ができない 数字を見ているだけでは、そ

          数字を評価するには? :DATA Saber認定までを振り返る⑥

          集計×計算×ストーリー:DATA Saber認定までを振り返る⑤

          今日は、Ord0-3の動画を振り返りました。 Ord0ってDATA Saber Bridge用だったのだと、初めて知りました(もしくは記憶を失っていました)。 とはいえ、初心者にわかりやすく解説されているので万人におすすめです。 短い動画ですが、本質が詰まっています。 集計とは束ねること。 どの粒度で束ね、計算し、そしてその結果をストーリーにするかがデータを理解し活用する上でとても重要です。 ちょうど今読んでいる「DATA is BOSS」は、まさにこのことを具体化・

          集計×計算×ストーリー:DATA Saber認定までを振り返る⑤