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集計×計算×ストーリー:DATA Saber認定までを振り返る⑤

今日は、Ord0-3の動画を振り返りました。
Ord0ってDATA Saber Bridge用だったのだと、初めて知りました(もしくは記憶を失っていました)。

とはいえ、初心者にわかりやすく解説されているので万人におすすめです。

短い動画ですが、本質が詰まっています。

集計とは束ねること。
どの粒度で束ね、計算し、そしてその結果をストーリーにするかがデータを理解し活用する上でとても重要です。

ちょうど今読んでいる「DATA is BOSS」は、まさにこのことを具体化・具現化していると思いました。
データ・ドリブンで成功している一休の社長である榊さんが書いている書籍ですが、なぜデータ・ドリブンが成功しないかの理由の一つがこの集計の力を使えていないことだ、と言われています(表現は違いますけど、そう理解して間違いないはずです)。

一休は榊さんがコンサルとして入った当初、売上が伸び悩んでいました。社員は市場が縮小しており、かつ一休が扱う案件の幅が少ないからであって、取り扱う幅を一般顧客向けに増やすべき、という結論に至りかけていました。
しかしながら、様々に粒度を変えて集計をしてみると、実は100万円以上使うヘビーユーザが伸びていたのです。
該当のユーザにヒアリングをしてみたところ、一休は高級で上質なホテルしか扱っていないから安心して使える。逆に旅行サイトは余計な情報(リーズナブルな宿)が出てきて使いづらい。ということがわかりました。
つまり、データを適切な粒度で分析したことで適切な戦略を取ることができたということです。


データの力、集計の力というのはまさにこういうことか、と感じましたし、ちょうどこの本を読んでいたときにOrd0-3を振り返ったことで、ものすごく腹落ちした感覚が得られました。


DATA is BOSSについてはこちらにも書いております。
まだ読み途中ですが、ビジネスサイドの人間からすると、とんでもなく面白い本です。付箋量がやばいです。


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