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Tableau Tips:内訳(全データ)に必要な情報を追加する

Tableauには、グラフの一部を選択してその内訳を確認する「全データの表示機能」があります。

内訳情報の全データ確認方法

これにより、気になる箇所の内訳を確認できるので、大変便利です。
ただ、表示されるのはグラフ作成に使った情報だけであり、データソースの全カラムを確認することができません。

全データの表示内容

グラフには使わないけど、全データとして内訳が確認したい場合には、ツールヒントに含めるか詳細に含めて「属性」を選択する方法があります。

ツールヒントに入れるのが最も簡単だと思います。(勝手に属性が選択されています)

以下では、詳細に含めて属性とする手順を参考までに載せておきます。
詳細に含めると、グラフが分割されてしまいます。

詳細に含めるだけだと、グラフが分割されてしまう

属性を選択することで、グラフを分割せず、情報を含めることができます。(ただの属性ですよ、ということをTableauに示すイメージです)

属性を選択

顧客名の情報を全データに追加することができました。

全データに情報が追加された


蛇足ですが、ツールヒントに入れておきながら、ツールヒントから外すことができます。

ツールヒントを選択しているのに、ツールヒントに含めるのチェックが外せる


私の場合、システム開発における故障管理分析にて、特徴ある箇所に対して実際の故障内容を確認する必要があり、上記対応でかなり便利に分析することができました。

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