今週の気になった食マーケティング関連ニュースまとめ（2020.4.18）

こんにちは、リョウリスのヒダカです。全国に緊急事態宣言が出されて初めての週末です。関東はかなり強い雨に見舞われたこともあり、多くの方が自宅で過ごされているのではないでしょうか。そんな巣ごもりの中、今週は「中食」に注目した記事が多く上がっています。

巣ごもり消費 中食に需要

日経ではこのような記事が。記事中ではある企業が実施した調査では、3割が持ち帰りや宅配の支出が増えたと回答。ただ以前ほどの売り上げにはつながらないなど厳しい現状を訴える声は多く、自治体などが支援に動き出していることを伝えています。

また最近では、自治体や地元の企業が持ち帰り・デリバリーのできる飲食店をリスト化して紹介するケースが相次いでいます。

苦境の飲食店を支援　ネットに大阪市内版リスト - 大阪日日新聞

［新型コロナウイルス］対策　文京区内店舗緊急応援ページ

区内で配達・お持ち帰り・web接客サービスを行っている商店会店舗を紹介します

一方こちらでは、ロックダウンが解除された中国の武漢では「リベンジ的消費」が行われているとの内容も。

新型コロナ先行の中国　終息後は外食市場で「リベンジ的消費」　エヌピーディー・ジャパン

自粛疲れから解放された生活者が人気のレストランに長蛇の列を作っているようです。一方で今後を見据え、オンライン市場への参入やライブ動画でのブランディングなど、新たなチャレンジに取り組んでいるケースも多くみられるとか。世界的にウイルスが落ち着いても、今後はこのようなケースが起こりうることを想定に入れた経営をしていかなければなりません。これまではリアルが主、オンラインが従という位置づけにしていた企業や飲食店の皆さんも多いと思いますが、「オンラインを主としたときに何ができるか」を真剣に考える必要がありそうです。