Ryo / 亮 | トルコ | ヘーゼルナッツ | シリア難民支援 | 写真家 | 日本語教師

25歳 大阪府出身 31カ国🌍 卒業旅行の際に訪れたトルコで出会った難民の方達が忘れら…

Ryo / 亮 | トルコ | ヘーゼルナッツ | シリア難民支援 | 写真家 | 日本語教師

25歳 大阪府出身 31カ国🌍 卒業旅行の際に訪れたトルコで出会った難民の方達が忘れられず、新卒で入社した大手インテリア企業を10ヶ月で退職。 トルコの主要産業である有機ヘーゼルナッツを取り扱った ①ゼロウェイストでのギフト商品販売 ②量り売り店への卸業 をクリエイト中。

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第二言語学習が伸びる人、伸びない人

外国人に日本語を教え始めてはや1年。生徒さんから様々な語学学習に関する悩みを聞いたり、つまづく箇所も見当がつくようになってきました。 そこで「第二言語学習が伸びる人、伸びない人」を短めに綴ります。 では、さっそく本題へ入るんですが、「伸びる人」の定義はとても難しいんですよね。ある方法(例えばシャドーイング)が合う人もいれば、同じやり方をしてもうまくいかないケースも多々あります。よく言われるように「成功の方法に再現性は低い」ということです。 では、伸びている人はどのように説明

    • 新年はイスタンブールで過ごします😆

      こんにちは、明日23日から10日間ほど、イスタンブールへ行ってきます。 目的は ・シリアで10年以上ジャーナリストをされていた方から色々お話を聞くこと ・イスタンブールに住むシリア難民の方のお話を聞くこと ・友達に会うこと などです。 実際に現地で長年活動されていた方からお話を聞けることはすごく貴重な機会ですし、有意義な時間にしていきます! また、シリア難民としてイスタンブールで暮らす方が、実際にどういう問題を抱えているのか。経済、言語、教育、差別など色々な観点からの問

      • 「続けられるチカラ」 とはどこから来るのか

        お久しぶりです。 今日は、高校時代の友人からいただいた言葉 「そうやって目標に向かって続けられることが才能だよな」という言葉についてお話していきます。 この言葉を聞いてまず思ったことは、「そもそも僕はなにかを続けるということがそんなに得意ではない」ということです。 にも関わらず、毎日、社会のために、難民の方のために、地球環境のためにという意志のもとに活動を続けられています。 では、そのチカラ、原動力はどこからくるんだろう、と。 また、それを得るためにはなにが必要なんだろう

        • 国をもたない世界最大の民族 クルド人について

          こんにちは、お久しぶりです。 今日はタイトルの通り、クルド人についてまとめていきます。 まず、クルド人とは、4000年前からイランの山岳地帯に住んでいたと言われており、現在約3000万人いるといわれています。これは、中東で4番目に多い数です。 で、彼らは現在北クルディスタン(トルコ)、東クルディスタン(イラン)、南クルディスタン(イラク)、西クルディスタン(シリア)に主に住んでいます。この分割は、あの悪名高き1916年5月のサイクス・ピコ条約によるオスマン帝国の分割による

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          「多様性の科学」を読んで。

          今回は、「多様性の科学」という本を読んで感じたことをまとめたいと思います。 まず、本書の一貫した主張は、現代の問題は複雑に絡み合っていて、個人で太刀打ちはほぼ不可能となっている。そこで、「人と違う新たな考え方」が必要となってきます。 そして、この「人と違う新たな考え方」こそが多様性によるものであり、そうして集まった知識や知恵を「集合知」や「集団脳」と呼んでいます。 つまり、組織において、個人のパフォーマンスではなく、その組織の「集合知」(組織としての知能)を高めていく必要

          第三言語である日本語で哲学について話すとかすごすぎる。

          こんにちは。 今日の日本語レッスンの生徒さんの中に、第三言語である日本語で、哲学をテーマにお話をされる方がいました。 第二言語の英語でこういったテーマについて話すだけでもすごく言葉が詰まって納得のいかないことが多いのに(環境問題や難民問題についてよく話します)、ましてや第三言語で話すなんて。 自分に置き換えると、トルコ語で深いテーマについて話せるようなもの。いやあすごく気の遠くなる話です。 ですが、いろいろと聞いていくと、そもそも英語でも日本語でも人と話すのがすごく好き。

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          腸と森の「土」を育てる①

          最近読んだこの本についてまとめたいと思います。 今日はその第1回目です^_^ まず、本書の主張を簡単にまとめると、人と地球環境は一体であり、連続した相互依存の1つのネットワークである。したがってそれぞれを分けて考えるのではなく、双方の健康を実現していくことが大切であるとする。そしてこの考えをプラネタリーヘルスと呼んでいる。 このプラネタリーヘルスを実現するにあたって、それぞれの「腸」と「土」を良質なものへと育てていく必要がある。 キーとなるのは微生物の働き。腸内、土壌内

          アンカラ郊外にあるエコファームを見学できることに😆

          今日は簡単な報告を。 こちらでできた友達が、エコファームを運営しているご夫婦(奥さんは日本人)を紹介してくれました。 農地の探し方やトルコでの手続きなどについてアドバイスをいただきました。 そして、今週末見学させてもらえることになり、2泊3日ほどでプチ旅行となります😆 また、現地の様子などをあげさせていただきますのでよろしくお願いします。 短いですが以上です^_^

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          世界的に有名な日本の自殺の問題。トルコでインタビューされた件

          今日、心理学を専攻していて日本の自殺の要因について研究している学生からインタビューを受ける機会をいただきました。 みなさんなら、この自殺についてどう答えますか? そんなことをこの記事を読みながら一緒に考えてもらえれば嬉しいです。 まず、簡単に日本における自殺について。 2003年がピークで年間34427人。 その後リーマンショック後から10年連続減少傾向に。 しかし、2020年、コロナの影響もあってか再び増加(20919人)。 特に、女性の自殺が増加したそうです。 また、

          世界的に有名な日本の自殺の問題。トルコでインタビューされた件

          難民ってどんな人?意外と知らないその定義

          「難民」 言葉自体はよく耳にするかと思いますが、意外とその定義やどんな状況に置かれているのか知らない方も多いのではないかと思います。 そこで今日はこの難民についてお話していきます。 まず、どういった人を「難民」と呼ぶのか。 1951年の「難民の地位に関する条約」では、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた」人々と定義されています。 また、現在では、国内で避難生活を

          シリア難民支援の方法を考える ~ソーシャルコンセプトづくり~

          今日は、シリア難民を支援するビジネスの具体的な方法について考えていきます。 まず、僕がお手本とさせていただいているのがボーダレスジャパン(https://www.borderless-japan.com/)のソーシャルビジネスの作り方です。 ソーシャルビジネスでは、なんのために、どんな問題の解決のために事業をやるのかを突き詰めた、「ソーシャルコンセプト」が特に重要だと代表の田口さんは常々おっしゃっています。 今回はそんな「ソーシャルコンセプト」づくりに取り組んでいきます。

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          難民の問題から日本の「収容」の問題について考える

          今回は、名古屋入管でのスリランカ人女性の死亡事件もあって、耳にすることが増えてきた外国人の「収容」の問題についてまとめてみます。 まず、日本には入国管理局に外国人を収容する施設があります。5、6人雑居で入れられ、自由を拘束されます。入った方ほとんどの人は「刑務所のようだった」と言います。 この収容の目的について、日本政府は「全件収容主義」といって、在留資格がない人、不法滞在、不法入国の人など、退去強制する理由がある人はその事実だけで、難民申請中であるといった個別の事情や逃

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          シリアのアレッポに住む方とお話して、急遽日本語レッスンをボランティアでやることに。

          シリアのアレッポに住む方とオンラインでお話しました。 武力による危険はほとんどないそうです。ですが、度重なる経済制裁、輸出入の規制によってエコノミーは壊滅的。物価の高騰もすさまじい。1ヶ月に1人あたり$200必要なのに、フルタイムの月収は$25。時給、日給じゃなくて月給です。 インターネットで知っていた情報だけど、やっぱり生の声で聞くのは天と地の差。 本当に悲しかったけど、その方たちは、全然悲観してなくて、昔からの夢である日本に行くことを目指して日本語の勉強。加えて、その先

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          やりたいことに真正面から取り組める今の環境がいかに幸せなことか。。。

          今日はシリア難民支援をしているorganizationを紹介してもらったり、農地について一緒に調べて問い合わせたりしました! 本当にどこの馬の骨かわからない僕に対してたくさんの方が手を差し伸べてくれます! このご恩は難民支援という形で必ず返していきます^_^ そしてこれからシリアのアレッポに住む方とオンライン通話。詳しくは言えないけど、シリアからの亡命も検討中とのこと。現地の状況やその方・ご家族の境遇などしっかりヒアリングしたいと思います。 慣れない新天地での生活に加えて

          やりたいことに真正面から取り組める今の環境がいかに幸せなことか。。。

          トルコの食材が安すぎる件

          今回はトルコの食費について大まかにシェアしていきます。(自分が相場を理解するためにも) ちなみに、2021年11月22日現在1トルコリラ=10.24円となります。 ・お米 2kg → 27TL(約270円) ・パスタ 500g → 4.25TL(約42円) ・オリーブオイル 1L → 52TL(約520円) ・しょうゆ 250ml → 10TL(約100円) ・くるみ 1kg(約50個) → 30TL(約300円) ・りんご 1Kg(6個) → 2.5TL(約25円) ・

          18-11-2021 トルコのアパートでの一人暮らしがスタート

          今日は朝は久しぶりにゆったりスタート。アンカラ城の写真を編集した。アパート探しから解放された朝は最高だった。 12:15分に先生と一緒に新しいアパートへ。先生に通訳をしてもらいながら無事契約完了。そのあと、友達と中華レストランへ。チキンカツカレーとサーモンの炙り(あぶり)が最高に美味しかった。 そのあとは、最近できていなかった日本語日記の動画づくり。久しぶりにできてよかった。 そして、今日からアパートを借りてホームレス生活を卒業するということで、これからはしっかり写真家

          18-11-2021 トルコのアパートでの一人暮らしがスタート