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シリア難民支援の方法を考える ~ソーシャルコンセプトづくり~

今日は、シリア難民を支援するビジネスの具体的な方法について考えていきます。

まず、僕がお手本とさせていただいているのがボーダレスジャパン(https://www.borderless-japan.com/)のソーシャルビジネスの作り方です。
ソーシャルビジネスでは、なんのために、どんな問題の解決のために事業をやるのかを突き詰めた、「ソーシャルコンセプト」が特に重要だと代表の田口さんは常々おっしゃっています。
今回はそんな「ソーシャルコンセプト」づくりに取り組んでいきます。
(第1回目なので完成系ではなく現段階での思考の洗い出しのイメージでお読みいただけると嬉しいです)

まず、現状について。
◎誰の課題を解決したいのか?
→いま現在シリアに住んでいるが、シリアの外に出て勉強や仕事をする機会を望んでいる人々。
◎その人たちの顔は浮かぶか?
→名前や特徴はここでは公開できませんが、しっかりと思い浮かびます。この顔が思い浮かぶ方たちの課題を解決していきます。

◎どんな課題を解決したいのか?
→生活やシリア出国に必要なお金を得られない。(生活費は1人あたり月200ドル、出国は1人2500ドル。それぞれ約22800円と285000円)

◎なぜ得られないのか?
・他国からの経済制裁による機会の損失
・物価の高騰
・現地での収入の低さ(当事者の方は月給約25ドル)例)教師として1人に1時間教えても1ドルしか得られない&教育にお金を払える人も少ないためそもそも教えたくても教えられない。
・クラウドソーシングなどのサービスは、他国からシリアに報酬を送金してもらえる信用できる家族や友人が必要。

◎理想状態(実現したい姿)
・目的(育児、教育、渡航など)のための資金を工面できる
・明日の生活に不安を感じない毎日(身体的、心理的安全性の確保)

具体的な対策などはまた明日以降つづっていきます。
まだまだこの現状の深掘りや新たな調査は必要ですが、この現状を土台に解決するためのビジネスプランを練っていきます。

サポートしたい人の顔がはっきり浮かぶと本当に頑張れます。踏ん張れます。今トルコは午後2時。この後の時間も無駄にすることなく、今日も駆け抜けていきます!
Have a good evening!

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