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【25歳がストリートスマートになるための人間関係】#17

人間関係の構築は難しいものです。人は10万人いれば10万通りの考え方があります。だからこそなりたい自分に近づくために人間関係の断捨離が必要です。断捨離と聞くと、ネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、そうではありません。

人生は1度きりです。自分の価値観と合わない人と過ごす時間を、他の有益なことに使うほうがよっぽどよい人生を送れます。本当に自分を変えたいと思うのであれば、3つの事で変わる事ができます。前提として今まで、良い人間関係を周囲の方と築けている事が必要になりますが、大抵の場合以下の3つの事のうち1つを変えると自分が変わったと実感できるはずです。

分かりやすい例として、地方から東京に出てくる18歳の大学生は一人暮らしをします。すると時間の使い方も人間関係も住む場所も変わります。このように分かりやすい変化を起こしずらくなるのが22歳以降。特に大卒であれば3年働いて25歳になって「このままでいいのか」「何か新しいことしたい」と思うようになり、変化を起こしたくなるが今の仕事の環境、コンフォートゾーンへの依存によって中々変化を起こしづらくなるのもこの時期。

1,時間の使い方
2,人間関係
3,住む場所

人間関係は幸福度に大きく影響する

アクションフォーハピネスという心理学系の慈善団体が行った研究によると、人間関係が幸福にもたらす影響は大きいとされています。この調査は、10点満点で行われ、「与える」「人とコミュニケーションをとる」といった人間関係に関わることが、どちらも7点以上で1位、2位を独占しました。
この研究からもわかるとおり、人間関係は、幸福度に大きく影響するのです。逆に人間関係を疎かにしている人は、幸福度が下がることにも繋がります。実際に孤独でなくても、孤独だと感じるだけで、早死にのリスクが数10%も高まるというデータもあります。

参考文献: アクションフォーハピネス
参考文献: SAGE jornals

人間関係も進化していく

宇宙が目まぐるしく変化しているように、人間関係も進化していくもの。自然の摂理なので、変化しないことの方が不思議です。変化を恐れず、流れに身を任せていけば、自然と自分に合った人間関係が構築されていくはずです。人間は1つのことに依存してしまうと、そればかりに囚われてしまいます。しかし、コミュニティを複数持っていれば、意識を分散できるのです。意識が分散できることで得られるメリットはかなり大きいです。

たとえば、タバコ依存症の人は、タバコしか自分の生きがいでないことがあります。タバコ以外に趣味を作る、自分の居場所を作ることで、タバコ依存症から抜け出せる可能性も高まります。

これはストリートスマートになりたい人を前提とした話ですが、野球のイチロー選手を例に挙げてみましょう。野球選手の人間関係の1つをチームメイトだと仮定すると、愛知県の地元小学校、中学校出身のイチロー選手が最後に共にした人間関係はMLBの外国人選手達でした。イチロー選手は自分の成長と共に、どんどん人間関係も進化させていきました。

中には地元の繋がりが大好きで生まれてから歳を取るまで、地元にいる方もいます。それはその人にとって幸せな繋がりであれば全く否定する事はありません。ただ、その人が成功したい、そして成功の定義がその地に無ければ人間関係を変えるためにその地を後にして新たな人間関係を求めて旅立てばいいのです。

自分が行きたい領域に沿った人間関係の構築

あなたの夢はなんですか?あなたの夢に見合った人間関係を築いていますか?たとえば、将来自由に働きたいとしたら、自由に働いている人のそばにいますか?もし答えがNoならば、人間関係を見直すときかもしれません。サーフィンが生きがいで、サーフィンをしていれば幸せなのであれば、海沿いに引っ越し、同様の考えを持った人達と過ごした方が幸せです。

僕の知人でも、アーティストとして画を描いている人はヨーロッパに引っ越し、幸せに暮らしています。自分が行きたい領域があるのであれば、それに合った人間関係の構築に務める事を意識し始めましょう。

ここで注意ですが、価値観の押し付けは良くないので辞めましょう。よくある論争ですが『家は賃貸派、購入派』とか。それぞれ価値観は個人の自由なので、共通のゴールがあった場合の議論は成立しますが、コト幸せかどうか、などの抽象的なテーマでどちらかを正当化しようとすると、お互い正しいと思っていたり、幸せだと思っているので絶対に戦いになります。これが戦争が起きる理由でもあるので。

太っている人の周りには5人太っている人がいる

人間は自分と似た人を好む傾向にあります。アメリカの起業家であるジムローン氏は「あなたの周りの5人の平均があなただ」といっています。
前提として、1つのテーマに沿って共通の価値観を持っている友達というのが重要です。そそうでないと、ただ自分が優秀だと勘違いして仲間を見下す悲しい人になってしまうので。例えば、野球がうまくなりたいという少年がいたとします。少年は両親に無理やりやらされていて、実は野球を辞めたいと思っている子たちが7割の野球チームと、プロ野球選手を目指して成長意欲の高い子たちが7割の野球チーム、どちらを選ぶでしょうか。間違いなく後者を選択すると思います。同様にあなたが何かを目指しているのであれば、同様の価値観や志を持った人たちの中に身を置くのは当然の事です。

もう一度、前提として1つのテーマについて目指しているものがあるという事。では、そんな状況の中で、仲の良い友達を思い浮かべてみてください。あなたの友達は優秀ですか?もし優秀でなく成長意欲がないもしくはそのテーマについて諦めているようであれば、あなたも優秀ではなく諦めるクセがある可能性が高いのです。自分が変わることで、周囲の人間関係が変わり、なりたい自分に近づけます。迷わず、周囲の異変に気づいたら自分から行動し、なりたい自分に近づくための人間関係を選択してください。

まとめ

人間関係の断捨離をしてストリートスマートを目指そう。ここまで、人間関係の断捨離についてお伝えしてきました。仕事や日常で、どうしても自分の価値観と合わない相手と付き合う必要があるかもしれません。しかしだからといって、人間関係をネガティブにイメージしているとしたらもったいないことです。

人間関係がもたらすポジティブな効果は、研究でも明らかになっています。ストリートスマートになるために、今日から少しずつ人間関係の断捨離を始めてみてください。

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